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    『ニセコイ』小野寺さんとは何だったのか?

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    みんなー!今週の『ニセコイ』226話を読んだかい~?
    オーケー!読んだね!で、どうだった?面白かったかい?ていうか、意味が分からなかったよね。


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    『ニセコイ』第226話 ケツベツ

    一条君の中にはもう別の誰かがいるんだよね…?



    な に こ れ ?
    うん。さすがに言葉を失ってしまったね。
    実は前回の展開で、千棘ENDにみせかけて最後の最後に9回裏から逆転満塁サヨナラホームランを放つ布石…なんて心のどこかで思ったりもしたけど、そんな展開は微塵もありませんでした。逆転ホームランを打たれたのは小野寺さんのほうだった。

    小野寺さんは敗れたのだ!

    くっ…キーボードを叩いてて軽く死にたくなるな!
    いや、別に千棘ENDでも納得できれば別にいーんですよ。それが、『ニセコイ』では神(作者)が最初から千棘ENDにすると決めてて、悉く千棘がゴッツァンゴールを決めるだけだから猶更腹が立つ!しかも展開がヒドイ。

    ラブコメの終盤といえば、ヒロインたちの一進一退の攻防を読者は手に汗握るものでしょうが。果たして『ニセコイ』の千棘は何かをしたのだろうか?疑問が残る。

    終盤の千棘は、楽がずーっと小野寺さんを好きだったと知り、アメリカへ亡命し、「逃げないでよ…」と言われても逃走し、最期までメタルスライムのようなことをして勝ってしまったのです。

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    るりちゃん、今私どんな顔してるのかなぁ…






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    ↑るりちゃん、今読者はこんな顔してるよ


    結婚の約束をした女の子だった…、中学時代から両想いだったことが判明した…と、ダブル役満をテンパっておいて、でも今は千棘が心の中にいます!ごめんなさい!ときたもんだ。

    ジャンプ最長ラブコメとなった『ニセコイ』は、アレキサンダー大王の遠征並に遠大な物語であったが、その中身は過程の末に結論があったわけではなく…最初から神が出した結論(千棘ENDにする)ありきだった!そこへの持っていき方もキャプ翼の日向くん並に強引なドリブルをする展開にしたと評するしかないものである。

    長く続くラブコメなんて中盤以降はグタグタなのは仕様。
    『ニセコイ』もグタグタだったが、最期をきちんと絞めればまだ良かったものの。説得力が無いのである。まあ、自分がコサキニストということを差し引いても、「これはないわ~」って感じです。はい。

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    思い出したらっくん

    果たして、小野寺さんとはなんだったのか?

    子供の頃、小野寺さんが好きだった。
    中学時代、小野寺さんが好きだった。
    高校時代、小野寺さんが好きだった。
    でも、今は千棘が好きです。ごめんちゃい。

    今回の内容(あの日、千棘の事を好きだと気付いた日)を鵜呑みにすると、199話で既に勝負は決していたということになる。ならば「私のことを見てて」と宣言した小野寺さんは、見られることなく敗北したことになる。小野寺さんとは何だったのだろうか。

    いや、そもそも小野寺さんは、最初から勝てた勝負であり、自らも努力したのに見えざる何か(神の強引な力)で全てを無に返されてしまったのである。これでは反省会すら開きようもない

    例えば『いちご100%』ならば単行本17巻より前に東城が動いてれば勝機はあったのに…と言えよう。しかし!しかしである。『ニセコイ』の小野寺さんは初期から動いていたのに、あそこで、野球ボールが飛んで来なければ、睡眠キムチにならばければ、のぼせてブクブクにならなければ…と、神の見えない力でいてつく波動を食らったのである。

    そう、「ルート分岐地点」すら無かったのだ(作者の力で)!

    おそらく、作者的にはClariSの「CLICK」の歌詞をやってやった!シンクロ率400%だぜ!って感じなのでしょう。

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    運命なんて言葉はチープだなんて
    一緒に笑いあってる君が
    その人だったりするのかな

    CLICK(期間生産限定アニメ盤)
    ClariS
    SME (2014-01-29)

    ClariSの「CLICK」が小野寺さんの歌になってしまった。
    いやまあ、小野寺さんは最初からアテ馬なのは分かってたんだけどさ。それでもだなぁ…。

    ひどすぎる…。
    特にひどいのは、千棘を選んだ理由であろう。

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    ↑なに言ってんだコイツ?

    「こいつとならオレは想像もしなかった世界に」
    「一人だけじゃたどり着けないような世界にも二人でなら行けるような気がする」
    「だから―…」


    意味不明である。

    作中で最も盛り上がるところなのでしょうが、読者のテンションが最も盛り下がった瞬間である。

    まじで何を言ってるのであろうか。
    曖昧すぎる。説得力ゼロ。スカスカでフワフワした理由。これで、ずっと好きだった女の子への想いを超えていったと言われても…。斬新で残酷だぜ。かつて、これほどまでに殴りたくなった主人公がいたでしょうか?いない!(断言)

    もうね、切ないを通り越して虚しい
    ずっと想い続けてて、その最期がコレなのか、と。
    凄まじい虚脱感で、あんまりにもあんまりで「どうでもいいっス…」という心境にさせてくれました。これが無我の境地か!

    逃亡した逃げ回る千棘と、ご都合主義のかませマリオネットと化した小野寺さん。出来レースの説得力絶無なゴリ押しに、すっごい白けたんだけど。ある意味では、「残念さ」が魅力だった小野寺さんだったけど、最期の小野寺さんの「残念さ」は普通に残念だった

    ただ逃亡して、そのまま不戦勝した千棘。なんだったのだろうか。
    これから千棘がヒロインポイントを稼いだとしても、もう遅い。色々と手遅れだ。なんでもう少し早く…いや、もう言うまい。

    千棘の魅力も小野寺さんの魅力も掻き消えた最終決戦となってしまった。例えるなら、消えかけるロウソク、もっとも火が燃え上がる瞬間に作者が水をぶっかけて火を消したと言わざるを得ない。

    と、グチグチ文句ばっか言ってても仕方ないので、『ニセコイ』の良かった点を挙げよう。それは小野寺さんが可愛かったことです!

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    小野寺さん

    小野寺さんは天使だった。

    多くのコサキニストを生み出した小野寺さんの可愛さは、ジャンプ史に刻んだといっていいでしょう。小野寺さんの幸せを願ってただけに。うーん、なんて言うんですかね。勝てたのに…。―――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ。

    ニセコイ 24 (ジャンプコミックス)
    古味 直志
    集英社 (2016-08-04)
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  • 『ニセコイ』、こちら桐崎千棘!一条楽応答せよ

    コメント(90)

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    「オレも好きだよ小野寺」
    「ずっとずっと好きだったんだ中学の頃から」
    「ずっと…小野寺の事が好きだった…」
    小野寺
    「…うん…ありがとう」
    「さっき分かった、嬉しいよ、凄く…本当に…」
    「…でも、今はもう違うんだよね?」


    「…うん…」

    小野寺
    「一条君の中にはもう別の誰かがいるんだよね?」


    「……うん」

    小野寺
    「…そっか」
    「これ持って行って」(鍵を手渡す)
    「私思い出したんだ。一条君の約束した女の子が誰なのか」
    「でも、きっとコレを持ってるのはふさわしくないと思うから…」


    「中に何が入ってるのかまでは私は思い出せなかったけど」
    「どうするかは一条君に任せるよ」
    「さあ行って。きっと待ってるよ」


    「…あぁ、行ってくる」
    「…小野寺、ありがとう」

    カチャ(←錠を開ける)

    14

    「…指輪と…これは手紙…?」
    「そうか…」(←全て思い出した)
    「小野寺がオレの…」

    (これがオレがずっと探し求めて物の答え)
    (…そして自分が手放してしまった物…)

    大きくなったらくくんへ。
    大人になったらくくんはきっととても背が高くなってるんだろうね。
    早く大きくなって会いたいです。
    会ってたくさんお話したいです。
    きっとまた会えると信じてます。
    とっても時間がたってると思うけど。
    きっとわたしはずっとらくくんのことが好きだと思います。

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    らくくんはいまもわたしのことすきですか?

    (…ぐっ…)

    「後悔はしない」
    「ずっとすれ違ってしまった事(見えない力)」
    「後悔だけはしないと決めた」

    「オレはずっと小野寺のそばにいるのが幸せだった」

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    「小野寺と笑ったり話したり…」
    「小野寺と同じ空間にいるのがたまらく幸せで」
    「もしずっと小野寺と一緒にいられたらきっといつまでも幸せだろうななって」

    「今でもそう思う」
    「でも、あの日、思っちまったんだオレ」

    「あの日、あいつの事を好きだと気付いた日―」
    「口うるさくて、わがままで、何考えてるか分からなくて」
    「ケンカばっかですぐ殴る」
    「とてもいつも幸せでなんて言えねぇけど」

    17

    「でも、またこうしてこいつと腹の底から笑いたい――」
    「こいつとならオレが想像もしなかった世界に」
    「一人だけじゃたどり着けないような世界にも二人でならいけるような気がする」
    「だから―――…」







    数年後…
    ――そうして…。
    色々な人に祝福されて、結ばれた。




    18

    色々あり今は「小野寺楽」として生きている。


    和菓子「おのでら」の若店主として日々を和菓子作りに没頭する日々だ。
    もし、あの時に約束の女の子が小野寺だと思い出して戻らなければ…。
    そんな「if」を思わないこともない。

    でも、今のオレは約束の娘が小野寺だったと思い出し、直ぐに小野寺の元へ引き返したのだ。幼少時代に両想いで、結婚の約束を忘れて再会した中学時代、そして高校時代…ずーっと両想いだった小野寺…いや、小咲と共に歩む人生には何の後悔も無い。ラオウ風に言えば「我が人生に一片の悔いなし」だ。

    千棘は「like」(friend)、小咲は…LOVE(愛してる)だ。

    一時の感情に流されることなく、幼少時に結婚の約束をし、再開しても両想いを貫いた小咲と結ばれて幸せ一杯だ。後悔はしない!


    オレと小咲の人生の冒険はまだまだこれからだ!





    し・あ・わ・せ・で・す・か?
    挨拶がわるに申します。
    幸せです!


    千棘
    「楽は小咲ちゃんのために、小咲ちゃんのためにって一生懸命だったでしょ?」
    「それはサ…」

    「好きな人を幸せにって…」
    「好きな人と一緒になりたいってことでしょ?」
    「自分の為じゃなく相手を想う“夢”」
    「フツーじゃないもん!そんな夢!」
    「だから、あたしすっごく嬉しいんだ!」
    「楽と同じになれらから!」

    「さてと…最後まで付き合ってくれてありがとう」
    「てゆーか…」
    「最後まで観てるってことは…」
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    よかったね…

    「おめでとう!楽!」
    「夢――つかんだね!」


    ―――『ニセコイ』end。
    古味直志先生の次回作…はもう期待しません。