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    「空想郵便局」奇跡を届けるグッとくる人間ドラマ

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    宇宙兄弟(18)限定版 (プレミアムKC)

    「宇宙兄弟」18巻限定版の予約受付がアマゾンで開始。
    6月22日発売予定。

    まじめな時間(1) (アフタヌーンKC)
    清家 雪子
    講談社 (2012-05-23)

    「まじめな時間」1巻が発売されました。
    漫画版「秒速5センチメートル」を描いた清家雪子先生のアフタでの新作です。交通事故で死んでしまった女子高生・一紗が幽霊となり、死んではじめて分かる家族の気持ちや友達の気持ち。伝えたくても伝えられないもどかしさ、忘れられる生きてる人の日常に寂しさを憶えるなど。かなりコミカルですが、時にはシリアス。グッときます。先が楽しみです。

    そして「空想郵便局」1巻が発売されました。
    こちらも「まじめな時間」同様に、死後に人生を振り返る系統の話。


    ああ、こういうの好きだわ。雰囲気というか、ちょっといい話とか僕の大好物なんですよね。いわゆる「奇跡を配達する」中でちょっといい話が読めるという基本1話完結の人間ドラマです。

    普通の高校生・村瀬真今は日常に退屈していた。毎日同じことの繰り返しで、死ぬまでずーっとこんな感じで続くのか、と。でも退屈な日常が続く事を「ま、別にいいけど」と達観もしていた。退屈とは思うもののそれなりに充実した日々を過ごしていた真今。

    ある日、カラスに襲われている白い鳩を助ける。
    鳩を助けたら、その日に彼女にフラれ、助けた鳩にはコケにされ、鳩を助けたらツイてないと思った矢先に、バイクで交通事故に遭ってしまう。気付くと、そこは真っ白の世界だった。

    真っ白の世界にはあの鳩がいた。
    女の子もいた。
    胡散臭いのもいた。

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    胡散臭いの

    なんだこいつw
    素足を出して白い布を被っただけのあの世の偉い人。
    この純度100%な変態チックの格好。素晴らしいです

    で、この変態チックな偉い人が言うのですよ。
    生き返る手助けをする」、と。現実世界の真今は昏睡状態であり、生き返るためには神様の使いであるという彼らの下で働き命を稼ぐこと。人に「奇跡」を運ぶ配達人になれ、と。

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    配達人に

    もう一度、生き返りたいのなら
    『奇跡』の配達人として、ここで命を稼ぐといいよ

    こうして「奇跡」の配達人となった真今。
    普通の日常が、普通じゃない非日常になったのです。

    で、「奇跡」を人々に届けるお仕事をするようになる。これがなかなか良かったんですよ。人々の織りなす人間模様から生まれるちょっとした奇跡が丁寧に描かれている。ちょっとした奇跡で生まれるちょっといい話が、胸にじんわり響くのである。

    1巻に収録されているのは序章といえる「白い鳩」。そして1話完結の「奇跡」を配達する「隣同士」「賭ける」と1話完結でなく続きものの「ささやかなしあわせ」の全4話。個人的には「隣同士」が僕の心の琴線に触れる。

    小さい頃から隣同士だが今では疎遠になった幼馴染の男女。
    高校進学して男のほうが不良系の友達と付き合うようになって、それを心配する女の子の話。男が「サラリーマンの男性を襲って、お金を奪って逃走」という濡れ衣を着せられ、誰も濡れ衣と信じてくれない中で幼馴染の女の子だけは信じていた。そして、真今の届けた「奇跡」という紙が本当に奇跡を巻き起こす…。そこからの展開はもうね、胸が熱くなるよ。

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    胸熱

    「奇跡」の配達人、ちょっとした奇跡を起こすである。
    3話「賭ける」は、ヒモのギャンブル好きの世間的に見ればどうしようもない男に箱を届ける。ここでもちょっとした「奇跡」が起こり、ホッコリ良い話になっている。

    また、真今が生き返る為に命を稼ぐ「奇跡」の配達をするうちに、自分の人生を見つめ直したり、「俺って本当に生き返りたいのかな?」と思うようになったり、人は何の為に生きてるんだろうと哲学的な事を言い出したりと色々と考えさせられます。そして3人目の配達先である、大学生の男の台詞が僕の心の琴線を鷲掴みにしやがる。

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    琴線を鷲掴みにしやがる

    生きる理由があるやつなんてほとんどいねーよ
    お前な、それを探すのが人生っつぅ
    「そうじゃねぇ?そうだろう!誰だって」
    「何もないまま死んでもさ『つまんなかったぁ』って思うだけだろ?」
    「それよか何かあって『良かったわぁ』つって死んだ方がいいだろ絶対」

    これを聞いた真今も自分の死と照らし合わせて何か思う、何か大事な事に気づいたようなハッとした表情がまたいいんだ。グッとくる。

    真今が運ぶ「奇跡」は白い紙だったり箱だったり飴だったり、運ばれた人が開けないと分からず、開けてみると「ちょっとしたしあわせ」が奇跡が起こる。配達先の人と一緒に真今も奇跡を目の当たりにする。読者的視線で真今も傍観者となっているのもより一層物語に引き込まれます。毎日を退屈と思っていた真今は生きる意味を見つけられるのか…続きが楽しみすぎる。お勧め。



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  • 「白衣のカノジョ」女の子+眼鏡+白衣=うっぴょっぴょー

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    鉄風(5) (アフタヌーンKC)
    太田 モアレ
    講談社 (2012-05-07)

    「鉄風」5巻が発売されました。
    夏央はゆず子と戦う為に、「G-gir新人枠選抜トーナメント」に参加し、いよいよ大会が開始されました。ゆず子と対決するには決勝戦という組み合わせ。大会がまた興味深い組み合わせばかりで燃える。しかも出場者の大半が変態だからたまりません。6巻が楽しみすぎる。しかし総合でワンデートーナメント(3試合)ってどうなんだw
    <関連>
    「鉄風」めがっさ燃えまくる件
    「鉄風」の面白さが半端じゃない件
    「鉄風」が燃える

    さて、問題です。
    同じアパートに住む職場の同僚(♀)が宅呑みをしてたらオナニーをしていた。あなたならどうすしますか?

    白衣のカノジョ 2 (ヤングジャンプコミックス) 白衣のカノジョ 1 (ヤングジャンプコミックスBJ)

    「白衣のカノジョ」2巻が発売されました。
    眼鏡っ娘を描くのに定評のある日坂水柯先生の「白衣のカノジョ」がまたいいんだ。"眼鏡の極地"の奥にある"白衣の極み"の扉を開けちゃったんだ。掲載誌が「BJ魂→BJ→GJP」と紆余曲折あったんですけど、無事に2巻が発売されて何よりです。

    「白衣のカノジョ」とは理科教師養護教諭のイチャイチャラブコメです。キーワードは「白衣」である。もちろん眼鏡も外していません。「女の子+眼鏡+白衣=うっぴょっぴょー」という方程式が完成したのである。

    簡単にストーリーを説明しますと…。
    職場の同僚である理科教師の桑原と看護教諭の支倉は、同じアパートの1階と2階に住んでいる。宅呑みをする中で、ある日お酒を飲んで寝てたら支倉が1人でしていた。それを目撃して気まずくなった2人だが、頬がニヤニヤするやり取りの末に、また宅呑みをするようになり…。

    11
    また宅呑みをし…

    2度目のオナニー目撃である。

    支倉のまるで誘ってるような天然っぷりに桑原もムラムラ&ちょっと怒って次にエッチな状況だったら「ソッコーヤるから」と宣言。支倉も「わ、わかりました」と了承。まあ、そんな事は中々起きないでしょう…と思ったら支倉のド天然が炸裂してそういう状況になるのである。"パンツはいてない"である。

    12
    パンツはかない

    着替えてる途中にインターホンが鳴った時に、パンツを履きながら走れば転んで「もー」とパンツを履くことを止めたのでした。なんて素敵な…もといスキだらけな娘なんでしょうか!

    そんなわけで2度のオナニーと2度のパンツはいてないを目の前で見た桑原は「ソッコーヤるから」の宣言通りヤるのである。しかし1週間のお預け。その間に、お互いが意識している様子がまあニヤニヤするのですよ。で、お前ら付き合っちゃえよな状態なのに2人の職場の学校は"職場恋愛禁止"という、なんとももどかしいわけで。

    で、1巻は天然ヒロイン支倉にムラムラモヤモヤするって感じ。そして2巻である。もうね、簡単に説明すると、いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいするのである。

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    いちゃいちゃいちゃいちゃ

    もうね、この甘さは何事ですかっていうレベルのいちゃいちゃっぷりです。
    1ページ毎に俺の頬が緩んでニヤニヤしまくるってものです。あとエロい

    僕は最初「白衣のカノジョ」はヤったらお終いでスン止めになると思ってたんですけど、ヤった後の思わず目で追っちゃうとか凄いラブのコメりっぷり。ヤった後からが本番だったのか。!お互いが惹かれまくっているのが胸熱すぎる。

    基本登場人物はメインの2人なんですけど、2巻では榎本さんというお兄ちゃん大好きっ娘の生徒がSGGK若林を吹っ飛ばすぐらいの破壊力です。「お兄ちゃん」と言ってぎゅうううは僕の心までぎゅうううと掴んで離しません。榎本さんはゲストキャラなのか、今後も絡むのかは分かりませんが再登場を切実に願うばかりです。

    そして日坂先生の描くセックスがいいんだ。
    身体だけでなく心も繋がってるのが凄く分かる。

    14
    心まで繋がってる

    ず――――っとイチャイチャしてるだけなんですけど、これがいい。
    ニヤニヤしまくるっつーの。もうこれはご褒美といえるレベルの甘さですよ。

    また、白衣の使い方が上手い。
    日坂先生の描く「眼鏡っ娘」はただのパーツとしての眼鏡でなく、ストーリーに絡ませたりして眼鏡っ娘の神髄を僕に教えてくれました。「白衣のカノジョ」では白衣っていいよって事を導いてくれました。ちゃんと白衣が重要なものとしての前提がありストーリーがある。白衣引っ張りも、引っ張られたと勘違いも素晴らしい。何より「裸に白衣」が僕の心の琴線を鷲掴みにします。
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