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    「ワンピース」革命軍は謎だらけだ /

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    「LOCK ON!」が打ち切られました。18週という短い間でしたが、私はヒロインのニコの赤面する姿をひたすらニヤニヤと楽しんでいたので、最終回の赤面には大満足です。

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    ニコの赤面

    最後は完璧に陥落ちてしまい、赤面のオンパレード。「私でも君を好きになれたんだから」とは映を見つめる表情に胸が熱くなるのでした。

    さて、「ワンピース」589話"風雲の志"は、サボが死んでしまったと聞いてうなだれるルフィ。「エースは死なねェでくれよ…!」と泣きながら呟けば…。

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    エース

    いいか覚えとけルフィ!おれは死なねェ!!

    そして「おれ達は絶対に"くい"のない様に生きるんだ!」と決意するのでした。以前、この台詞では誰か悔いの残る生き方ができなかった人がいるみたいと述べましたが、やはりサボの事だったようです。これで、白ひげVS海軍の頂上決戦で時々挿入されていた回想の伏線は回収でしょうか。

    また、ルフィやエースが17歳に海賊として旅立ちしたのには理由があった事が判明しました。別に17歳教というわけではありません。

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    17歳には訳があった

    貴族の男は…18で本当の貴族と呼ばれる。―だからおれは17歳で国を出る

    17歳で海に出るのはサボの志を受け継いでいたという事だったのです。これは胸熱です。ところで、サボの言い方だと18歳で大人となるので、子供のうちに海へ出たいという感じがします。

    こうして、サボの志を引き継いでエースとルフィが海へ出るというのは良いですね。で、死んでしまったと思っていたサボなのですが…、また革命軍が登場して、何だか生存の可能性が一気に高まりました

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    革命軍

    "東の海"とある海域の小さな村と説明されていましたが、ゾロやくいなが稽古している様子からシモツキ村だと思いますが。そこで船を停泊させている革命軍。

    「遅いじゃないのよドラゴン。いつまでも、待たせチャブルの!?」というイワさんに「すまん」と謝りつつ、誰か大怪我している者を連れてきたようで…。

    「おい手当てを急げ!!」
    「これはひどいぞ…!!」

    と大慌てで怪我人に、手当てをする様子。って、これサボとしか考えられません。という事は、サボは生きているのか!

    もし、サボが生きているとすると、今は革命軍に籍を置いている可能性が非常に高そうですけど…。

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    革命軍

    ロビンがくまに飛ばされた"東の海"にある、橋の上の国テキーラウルフ。ここで、奴隷として労働させらていた中で、革命軍が乱入していました。扉絵タイトルは「奴隷達を救う力・革命軍登場」というもの。

    この時、ロビンを助けていた天パの革命軍兵士。サボの天然パーマ具合から考えると、成長して髪の毛伸びたらこんな感じになりそうな気もしますが…。どうでしょう。微妙ですね。

    そして、ドラゴンは食料の確認をして出航を宣言。

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    出航を宣言

    「―出航しよう。バルティゴへ帰還する!」

    どうやら、10年前のドラゴン達はバルティゴという場所を本拠地にしていたようです。って、バルティゴという言葉はどこかで聞いた事があるような…。

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    バルティゴ

    "偉大なる航路"白土の島「バルティゴ」

    今でもバリバリの革命軍の本拠地でした。世界最悪の犯罪者と呼ばれるドラゴン率いる革命軍。しかし、10年間も活動する本拠地が同じというのは引っ掛かります。拠点が10年間も同じなのに捕まえられないなんて、世界政府はよほど無能なのでしょうか。

    そもそも革命軍が世界政府からマークされたのが何時なのかというのがポイント。まず、6年前の、チョッパーの過去話で、世界中の王族が集まって世界会議(レヴエリー)をしていた時に、ドラゴンの話題が上がっていました。

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    ドラゴンの話題

    『革命家』ドラゴン…この男の思想は危険だ…。5・6年も経てば、我々世界政府にとって、大きな敵となり立ちはだかるだろう」

    この発言をしているのは、"西の海"のイルシア王国国王タラッサ・ルーカスONE PIECE BLUE(AA)より)。6年前の時点では、革命家と認識されているものの、5~6年後に大きな敵となるというという話でした。ワポルに一蹴されてしまいましたが、6年前の時点ではとても世界最悪の犯罪者とは程遠いものでした。

    つまり、ここ6年間の間に世界最悪の犯罪者と呼ばれるほどになったわけです。ドラゴンは「いらぬ物を淘汰した世界に幸せなど待ってはいない…!いつの日か必ずおれはこの世界を変えてみせる」と語っていました。今の王族や貴族の治める世界政府を潰すと。

    で、革命軍はここ6年間で力をつけているらしく、世界中で戦争をしまくっているようですが、まだまだ謎が多いです。

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    イワさん

    まだ脱獄する時じゃなッシブル

    ルフィがドラゴンの息子と聞いて、一緒にインペルダウンを脱獄しました。しかし、当初は脱獄する気などありませんでした。海軍と白ひげが激突すれば大きく世界は動くけど、まだドラゴンは動かないと言っていました。ドラゴンが軍を率いて動き出す時が脱獄の時だとイワンコフを述べていました。

    では、ドラゴンはいつ軍を率いて動き出すのか、それは何の為なのかという疑問が残ります。

    また、革命軍といえば情報力が光るものがありました。

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    情報力

    「"麦わらのルフィ"です。アラバスタで実際にクロコダイルを討ち取った男

    ご存知、表向きにはクロコダイルを捕まえたのはスモーカーという事になっています。しかし、革命軍は政府や海軍のトップしか知らないであろう事実を正確に把握していました。そう、スパイがいるということ。

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    スパイ

    七武海の1人、暴君くまが革命軍のスパイだったわけです。ちなみに、くまは「いい仲間を持っている。さすがは…あんたの息子だな…ドラゴン」と呟いていました。ドラゴンには良い仲間がいるという事でしょうか。そういえば、くまは政府を恨んでいるとイワさんが言ってたのに、なぜ完全メカになる為に体を差し出したのかも気になるところ。

    また、頂上決戦でルフィが覇王色の覇気を使えば…。

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    覇王色の覇気を見て

    革命家ドラゴンの息子だ…当然といえば当然の資質

    と、ドーベルマン中将は言っていました。ガープも「やはり持って生まれたか…」と神妙な表情。どうやら覇王色の覇気というのは遺伝するようです。イワさんも「血は争えナッシブルな様ね!ドラゴン」と述べていました。ドラゴンも覇王色の覇気を使えるのでしょうか…。何にしても謎だらけです。

    で、今回のキモはマキノさんがあまりも可愛い事

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    マキノさん

    挨拶の仕方を教えてというエースに「ふ~ん」という表情の可愛さ!なんですか、この小悪魔のような可愛らしさは!そもそも、今のマキノさんの歳はいくつなのかとか考えるのはヤボってものですね。はやくマキノさんのおっぱいマウスパッドを!

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  • ホムンクルスについて

    コメント(1)
    ハガレンについて頂いたメールを掲載。

    鋼の錬金術師、ブラッドレイについての意見です。七つの大罪を体現するホムンクルスたち。

    「色欲」のラストは女の色香を持ち、かつ男の雄姿を楽しむ気風を持っていた。「強欲」のグリードはその性質ゆえにお父様への帰属すら拒み、人間にもホムンクルスにも反逆を繰り返す。(だがその強欲は無限ではなく、リンという大器に 収まる事でその性質が充たされているとも) 「暴食」のグラトニーは何から何までも食べる事を好み、自らの最期さえ捕食に終わった。また、食うという行為に特化した、いわゆる「飲む」形態の際にべしゃりが流暢に進化するなど、その原質に近付くほど個体の精度が上がるという見方も。

    「嫉妬」のエンヴィーはその嫉妬を強めるために強くとも醜い本体を持ち、人間の不完全性を憎むように生み出されてなお、人間の美点を妬んでいた。そしてそれを理解され、解消されてしまうと、生き足掻く気力も失せて滅んでしまった。「怠惰」のスロウスは剛力に最速と、ある意味最も有能に調整されていながら愚鈍に見えるほどの怠け者で、最期には自分の生命・存在さえ面倒くさがっていた事がわかった。むしろ愚鈍な怠け者である事の強調として有能が付与されていたとも。

    こうして見ると、七つの大罪を冠したホムンクルス達はじつに見事にその性質までも体現していたと考えられます。翻って残り二人、プライドとラースはどうなのかと言うと。 「傲慢」のプライドは"完全な存在"を目指すお父様から最初に切り離された悪徳。そして完全の見地からして最不用だからこそ同胞で一番未熟な姿=子供として存在し続ける。また、プライドという単語には「矜持」「(ライオンなどの)群れ」という副意もあるそうです。矜持を崩して生き足掻こうとした故に、見下していた敗者・キンブリーに足元を掬われる=自らが体現するものから外れてしまったと。そして無意識に「家族」を求めていたお父様が最初に生み出した"プライド=群れ=家族"という風にも捉えられるかもしれません。

    「憤怒」のラースについてはここ最近非常に多く語られていたので恐縮ですが、蛇足として。憤怒を体現するとはどういうことなのか。怒りっぱなしの単なるバーサーカーとはまるで逆のブラッドレイ。しかしコミック最新刊を見返して、彼もまた、彼であるが故に立派に憤怒を体現しているのだと思えました。「……見事!」「少し 楽しい」「人間という奴は思い通りに行かなくて腹が立つ」 と、出し抜かれる度に笑みを見せるブラッドレイ。本来出し抜かれたら怒りが湧くもの。しかし、憤怒こそが本質である彼はその怒りを想起させる事態こそが最も自分に心地良く、それゆえに笑みが零れてしまうのではないかと思ってしまいました。 しかしながら妻との絆を強調する際に見せた怒りの表情。これは「ホムンクルスとしての怒り=笑み」ではなく「人間としての怒り=怒り」だったのかなーとも。考えすぎとはいえ深いものを感じます。

    また、ブラッドレイは人間の粗悪な情操を嫌う傾向にありました。部下への情が絡んだグリードの強欲を下らんと吐き捨てたり、イシュヴァール戦役で相手の人身御供を一蹴し、全くの無価値として扱うなど。これを翻し、かつ拡大解釈すると。 七つの大罪とは本来人間の悪徳、悪情。しかしてブラッドレイは人間の悪情を嫌う。それはある意味、最初から他の同胞と相容れない存在=本質的に人間寄りだったのかもしれません。

    ハガレンのテーマは代償(等価交換)などいろいろありますが、『誕生』もその中の一つ。子供の世界は親によって守られており、ただ泣き、笑うだけで全ては用意され、嫌なものは排除されます。それは完璧で快適な、閉ざされた世界。その殻を破り勇気を持って歩き出し、外のまだ知らない何かや誰かに出会いに行く。自分自身の意思で掴みとる『誕生』です。

    ホムンクルスたちは『お父様』の分身であり子供。その表すものも子供の感情です。抱きしめて欲しい、お腹が空いた、面倒くさい、自分の持ってないものに憧れ羨む、思い通りにならないことが腹立たしい、全ては俺のもの(だから奪うな)、親の庇護を離れては生きられない空虚な優越感。彼らの本質は泣き叫ぶ子供であり、そこから一歩も進まないゆえに死を迎えます。

    真っ直ぐな目に見つめられ、食べる側から食べられる側になり、考え抗う事を諦めて、孤独な自分を理解され、最後に死に場所を自分で選びとり、全ての虚栄を剥ぎ取られ己をさらけ出して。自分の本当に欲しいものを見出せたのは親離れしたグリードのみです。

    それは親であるフラスコの中の小人も同じ。フラスコを飛び出しても、誰もそこにはいない。だからこの世で唯一無二の存在=神になることでその永遠の孤独から逃れようとした。ホムンクルスは未だ生のなんたるかを知らない未熟児たちです。

    錬金術の基本は理解、分解、再構築。他人を理解しようと努め、時にはぶつかりあいながら踏み込んでいき、そして新たに絆が生まれる。そこに生まれるのは黄金であり、賢者の石である。死者を呼び戻す=過去に戻ることはできなくても、新たに自分を誕生し直すことはできる。そんな祈りを込めて手を合わせる、そう感じます。