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    2009年を振り返って

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    2010年01月04日(月)

    お久しぶりです。ちょっと色々忙しくて全然更新できませんでしたが、今年もよろしくお願いします。さて、毎年恒例でもある1年の総括でも。さくっと2009年のエロゲーをランキング形式で振り返ってみましょうか。もちろんネタバレ全開です。


    5位「コミュ - 黒い竜と優しい王国 -


    ―「さあ、おとぎ話をはじめよう。

    「るいは智を呼ぶ」みたいなのを期待してたら「Fate」みたいな作品だったでござるの巻き。いや、しかしこれは面白い。5人のコミュという1つのグループでアバターという巨人を動かして戦うバトルもの。伏線の回収も素晴らしいので個人的には満足。シナリオはルートによって良かったり、悪かったりするんですが、オールクリアしてこそかな、と。フェミニストを自称しながら、色々な女に手を出す主人公はどうなのかと思ったり。奈々世は最後どうなったのかとか色々ありますが、バトルシーンは燃えに燃えたので、オレ的にはかなり満足。一番燃えたのは王様との戦いかな、と。

    4位「俺たちに翼はない Standard Edition


    ―「これは"たとえば"の話だけど。

    マジかよ。すげーじゃん。コレは面白いじゃん。というか、鳳翔の一途な愛こそ、このゲームの全てであるといっても過言じゃないですよ。以前に、散々語ったのでもう今更語ることはないですが、これをやらずして今年のエロゲを語れるかといえば、答えはノーです。しかし、今でも思うことは、多重人格が合体したパネ田くんで、渡来明日香を攻略したかった。いや、どう考えてもパネ田くんが気になってたよね。ファンディスクでもいいから、出せばいいんじゃないかな、かな。パネ田くんの活躍をもっと見たいですよ。まあ、「シャッフル」であれだけ曲芸的に続編出したんだから大丈夫かな、かな。

    3位「真剣で私に恋しなさい!


    ―「今週の「トラブルン」はなかなかエッチでよかったね。このシャワーシーン、単行本だと乳首描き足されてるね!

    陳腐な言い方になりますが、中の人が豪華すぎる件。ここでは、あえて源氏名そっくりさんとしておきましょうか…山口勝平さん以外。一番ツボだったのは、トランクスとかリバウンド王の中の人のそっくりさんが、体育の授業でバスケットでデフェンスに定評のある池上が出てきたり、シャアの中の人のそっくりさんが「当たらなければどうということない!」と言いだしたり…、終始笑いまくり。ヒロインだけでなく、男性キャラルートもあり、ボリューム満点。名言も多く、井上準の「大体なー、ロリコンなんて言葉が流行したからいけないんだ!オレはただ、小さい女の子とお風呂に入りたいだけだ!それだけの純粋な粉雪の心なんだ!」という名言は辞世の句にしようかな、と。百代編のVS武道四天王が個人的に一番熱い。しかし、モロとは友情だけでなく、その先もあればよかったのに。

    1
    モロ

    うーむ、モロの可愛さはやばい。別にモロとなら男同士の友情を超えても、私は一向にかまわん

    2位「BALDRSKY Dive1"LostMemory"/Dive2"RECORDARE"


    ―「さあ、おまえの正義…貫いてみせろ!」
    ―「了解(ヤー)」
    ―「ノインツェーン…もう、終わりにしよう!

    やべぇ、クソ燃えた。燃えすぎてプレイ時間が合計で70時間を超えた(更新しろよ)。GIGAのBALDRシリーズの最高傑作なのではないかと。これは燃えるだろうという王道的な展開のオンパレードに乗せられて燃えに燃えた素晴らしい出来でした。「Dive1」のラスボスの長官戦の導入の台詞の熱さといったら。

    「AIと人類の雌雄を決する戦いだな?」
    「いえ。人類同士が勝手に潰し合う。AIはただ眺めているだけですよ…」

    このやり取りで挿入歌も入り、最高潮に燃えた戦い。そして、長官のあまりの弱さにガッカリ。いくらなんでも弱すぎだろ、と。この前の千夏のほうが遥かに強かった。それを踏まえて、「Sive2」のラスボスの圧倒的な強さに何度死んだことか。しかし、どのルートの燃えまくりです。これは名作ですよ。どう考えても、これをプレイしなくては、2009年のエロゲをプレイしたとは言えないです。

    個人的にはグランドEDである空編がイマイチであり、他のEDのほうが好きかな、と。平行世界とか難しい話は抜きに、空が生き残る世界で甲が大活躍するという話を期待してたので。というわけで、千夏編、亜季編、レイン編の順がお気に入り。一番のお気に入りはレインですが、他のキャラも素晴らしいな。空はお気に入りですが、やっぱりシナリオがなー。もちろん、ラストのキャラが復活して戦闘するシーンは燃えたんですが。

    空編の良かったところは、千夏編のその後を並行世界として見れたことです。千夏は同級生だったのですが、灰色のクリスマスで全身サイボーグになっており、ラストでクローン移植して合法的ロリキャラになりました。

    2
    ロリ千夏

    千夏EDではロリ化した千夏に手を出さなかったのに、その後きっちり手を出しておめでたを迎えていました。うむ。ならばよし!(モホーク中尉風に)

    1位「装甲悪鬼村正


    これは"英雄"の物語ではない。
    ―それでも…"正義"はある!


    間違いなく名作…傑作です。この世に正義はあるのか…。どういう話かといえば、剱冑を駆使して、悪い奴をやっつけるという話。しかし、主人公の使う剱冑、村正は呪われし魔剣。悪である敵を一人殺せば、善である味方を一人殺す、善悪相殺。敵を倒し、義母を殺し、義妹の白銀の剱冑、銀星号を倒すという物語。

    滅茶苦茶燃える話で、毎日睡眠時間を削ってプレイしていたわけですが、感想としては。いや…これはひどい。全EDを終えて、皆が幸せに大団円というEDが一つもないところがすさまじいです。各ルートで、ヒロインと殺し合うというのもアレだけど、燃える…。一つぐらい皆が幸せになるハッピーエンドを期待してましたが、そんなもの絶無なのがなんとも。

    もう第一章からして、非常にアレで、女子生徒の手足を切断したりとビックリの展開のオンパレード。個人的に気になったのは、体験版だとモロに切断されていたのが、製品版だと修正されていたところ。CGの変化はどういった意味だったのか…。

    3
    体験版 / 製品版

    一条編の英雄編では、容赦なく主人公とヒロインが殺し合った末に、成長した一条と村正がお互いにやる事があるので、一条が村正を駆使したEDがありましたが、銀星号は健在だったのか…。

    で、最も気になったのはグランドEDであったはずの、村正編。ラストに一条と戦ったわけですが、その結果は不明。しかし、"神"との戦いで、未来と過去を行ったり来たりする中で、月が砕かれた未来で、成長した一条に出会ったので、少なくとも一条は生きていることが伺えます。

    4
    成長した一条

    んで、EDで出てきた武帝は、やはり未来の影明と考えるのが妥当か。しかし、一条は村正の姿を知っているのに、なぜすぐに去ったのだろうか…。うーむ、補完するためにもFD出してくれないだろうか。個人的に今川雷蝶が実は六波羅最強だったのはGOODです。燃えたし感動したけど、全ED迎えても、消化不良感はあります。まあ、今年のベストではあるんですが。とにかく熱かった!

    入れようか迷ったのは「ましろ色シンフォニー(AA)」のようないかにもな萌えゲー。しかし、個人的には、今年のエロゲは萌えゲーよりも燃えゲーのほうが面白かったかな、と。ちなみに2010年に最も期待しているのは、「暁の護衛-罪深き終末論-」。伏線をどう回収するのか。

    そんなわけで、今年もよろしくお願いします。
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  • 「惑星のさみだれ」面白すぎ!

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    さて、「惑星のさみだれ 」の6巻が発売されました。10月29日に。今更なのですが、この「惑星のさみだれ」6巻の面白さは、ただごとではありません。年間ベストの単行本を選ぶとするなら、2008年は「惑星のさみだれ」6巻を1位に選びます。発売日に更新できなかった事が残念でありません。


    表紙はカマキリの騎士・宇野花子とネズミの騎士・日下部太朗の二人。表紙を飾った太朗と花子。二人は家が隣同士で、ずっと一緒に育った幼馴染。部屋の窓から行き来できる羨ましい環境で、のっけから古典的なラブコメをやっていた太朗と花子。

    28
    古典的ラブコメ

    あーくそ羨ましいな

    毎日青春を謳歌する太朗の悩みは、今のまま幼馴染でいるか告って現状を変えるか悩む青春野郎。そんな青春街道を走るとき、九つ眼の泥人形が現れます。戦力を分断された獣の騎士団は、攻守のソツがない9つ眼にジリ貧。花子は自分が囮となって敵の目を引くと言い出しました。

    そういえば、花子は七つ眼との戦いでも、真っ先に「じゃあ私が囮になります」と、あっさりと敵に突っ込んだことがありました。そういえば、ねずみのランスはカマキリのキルが付く人間は、いつも怖いもの知らずと言っていました。確かに花子は怖いもの知らずのうです。ねずみのランスのつく人間は…臆病者

    そんな臆病者の太朗は「おれがやる」と、花子の代わりに囮になります。しかし九つ眼は囮となった太朗ではなく、花子を攻撃。花子のもとへ走る太朗…。

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    太朗と花子

    うわぁぁぁぁ。死んだ。
    死の間際に「すきだ」と告白し、「しってる」と答える花子。半端ねーな。そして、さらなる衝撃に、こちとらショックで茫然自失ですよ。

    太朗が願った願いは、花子が即死以外の致命傷を即座に回復させるというもの。臆病者がガタガタ震えながら男になった願い事。その願い通り、花子は回復。太朗は花子を庇わなければ死ぬこともなく、花子は願い事で死なずにすんだ。花子は一度攻撃を受けても死なない事を知っていても、花子を助けに行った。

    結果だけ見れば完全に無駄死に…。それでも花子を守りに行った。まさに勇者。「惑星のさみだれ」の単行本には各巻に副題があり、1巻「トカゲの騎士」、2巻「犬の騎士」、3巻「獣の騎士団」、4巻「指輪の騎士」、5巻「精霊」と付いていました。6巻の副題は「勇者」。

    カマキリのキルは「最も勇敢なる者」を勇者と言い、ねずみのランスは、ガタガタ震えながら願いを言った太郎に「勇者(おとこ)だぜ」と返していました。太朗は最も勇敢で男である、と。

    しかし、凄いショックです。半月が死んだ2巻のおまけページでは、「…お先。諸君らは後でゆっくり来るがいい。目上より遅く、子供より早くな」と言っていたのに、高3の太朗が逝くなんて。

    その後、仲間が悲しむ中で南雲が太朗のことを「戦友(とも)だ」と言っていたのが印象的です。

    また各話のタイトルも特徴的で、獣の騎士の中で個人にスポットが当たった時には、「騎士 ○○○」となっていました。しかし今回の太朗には「騎士」ではなく「勇者」と付けられていました。そして40話と41話では…。

    40話「騎士 宙野花子(前編)」
    41話「騎士 宙野花子(後編)」


    タイトルが不吉すぎて、太朗に続いて花子も死ぬと思いましたが、太朗の死を乗り越えて花子は成長しました。特に掌握領域で必殺技をつけた時のシーンは感動もの。

    30
    必殺技

    勇者の剣(クサカベ)

    この名前で号泣。これはキます。あー、年取ると涙腺弱くなって駄目ですね。また、「騎士 ○○」というタイトルで生存したのは、夕日以来二人目の快挙です。

    「騎士 雨宮夕日」(生存)
    「騎士 東雲半月」(死亡)
    「秋谷稲近(前編)」(死亡)
    「勇者 日下部太朗」(死亡)
    「騎士 宙野花子」(生存)

    気になるのは、太朗と師匠には「騎士」とつかなかったこと。もちろん太朗は立派な勇者でしたが、騎士とつかない事が気になります。騎士とは、姫を守り地球を救うことでしたが太朗と師匠はちょっと違うのかな、と。太朗は花子を守ると宣言して「姫を守れ」と突っ込まれたり、師匠は最後の弟子を育てる…、と違った目的があったし。

    6巻の見所は、太朗と花子だけではありません。6巻では前回の最後の戦いで残っていたのは、カラスのムー、犬のルド、フクロウのロキ、馬のダンスの4匹だとか。ルドは退場する時に「ふくろうに気をつけろ」と一言残していました。前回の戦いでロキとルドに何かあったようですが、気になります。

    また白道さんの告白も一ラブコメ好きとして今後の展開にニヤニヤできます。そして相変わらず何を考えているのか分らないアニマ。

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    アニマ

    氷雨は、アニマが眠っている時から夢の世界(?)で「…あんたどっかで会ったことなかったっけ…」と意味深な事を言っていましたし、目覚めたアニマもコスプレした友人と勘違いしたり、一緒に飯食ったり…と、バッチリ見えてます。5巻の表紙からしてアニマと関係ありそうです。

    そもそもアニマはさみだれの地球を砕くという目的を知っているのでしょうか。謎だらけです。また、未来の出来事を500年前から知っていた師匠は、夕日へ残した手紙でアニマについて以下のような文章を残していました。

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    師匠が残した手紙

    アニマは君に賭けている

    アニマは夕日に賭けている…。何を?地球の運命を?そもそも、なぜ師匠はアニマが夕日に賭けていると分ったのか。神通力で未来が見え、何でも分っていた師匠ですが、アニマの事も分ったのでしょうか。しかし、師匠は夕日への手紙の冒頭で以下のように言い切っています。

    私が死ぬことになる年の7月の終わり。この山で穴を掘る君の姿を視た。それが私の未来視の行き止まり

    つまり師匠は、7月の終わりの夕日が穴掘って手紙を見つけるまでの未来しか分からなかったはず。アニマが目覚めたのは、8月以降。師匠が視える未来では、アニマは爆睡中だったはず。なぜ、アニマは夕日に賭けていると師匠はなぜ分ったのか…。寝ているアニマに考えも分ったのでしょうか。

    やはりアニマの動向が気になります。そして、私服姿のアニマは凄く可愛い(結論)。