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    「俺物語」美女とゴリラ

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    少女漫画ってのは基本的に女の子が読むものですよね。
    萌え漫画のような冴えない男が意味なくモテてモテまくるなんて事はなく、ヒロインは可愛くヒーローは必然的にイケメンに限るってもの。男は王子でなくてはいけない。一体誰がそんな事を決めたというんだろうか。そんな固定概念をぶっ飛ばすような少女漫画が発売されました。


    ウソだと思うでしょ!?
    このイカツイ顔だし、しょうがないよね。でもダマされたと思って読んで!この男に
    絶対ホレるよ

    「高校デビュー」「青空エール」の河原和音先生原作、アルコ先生作画の「俺物語!!」1巻が発売されました。主人公は見た目まんまのいかついゴリラ男である。「青空エール」の大介くんも王子というよりはゴツイ感じなので、ひょっとしたら河原先生はゴリラ男好きなんじゃないかと思う程です。

    少年漫画で描かれる少女漫画というか。これはアレっすね「ゴリラーマン」のゴリラーマンと香織ちゃんみたいな感じ。見た目で損するも本当は根が優しくて良い人でそれに気付いてあげられる女の子っていう図式。ストーリーを簡単に説明すると、幼馴染のお隣さん同士のイケメンクール系男子・砂川と純情熱血ゴリラ男の主人公・猛男。高校入学した2人は、ある日の電車で痴漢に合う女の子を助ける。

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    助ける

    恋が始まった…。
    彼女の名前は大和。一発で惚れてしまった猛男。しかし、思い返せば猛男は今まで好きになった娘はことごとく幼馴染のイケメン砂川に惚れていた経験があり、大和も当然砂川に惚れたと思うのでした。

    「助けた子がいい子だったということで、オレは明日も強く生きられる。終了だ!」と思う猛男。しかし、この恋は終わらなかった。なんのかんので知り合いになって共に過ごすようになる、猛男と砂川と大和さん。

    いつも会う度に赤面する大和さんを見て砂川に惚れていると決めつけ「そんなに砂川が好きか!?」「好きになっても仕方ない」とグルグル悩んで大和さんの恋を叶えてあげよう、応援しようと決心。しかし、それは大きな間違いだった、勘違いだった!

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    大きな勘違いだった

    「砂川は気がきくんだ!」「彼女もいない」「あいつは浮気とかもしない」「あいつはいいやつだ」と砂川を持ち上げまくっていたら、大和さんが泣き出してしまうのです。好きだと思う人に笑っていて欲しい、幸せになって欲しいと思っているのに何故だ…。

    「なんかすごい砂川くんのこと薦めてくるんだよね~砂川くんの話ふるし~」
    遠まわしに断れてんのかと思って、ちょっとつらくて…

    なんと大和さんは猛男が好きだったのである
    お互いに「好きです!初めて会った時からです!」と同じ告白をして晴れて結ばれる2人。もうね心の中でガッツポーズですよ。砂川がいい奴すぎるし、付き合い出した2人のやり取りに終始ニヤニヤしっ放しでした。

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    ニヤニヤである

    ピュアすぎるっつーの!
    まさに純情なラブコメで俺が常に求めているのはコレだよっていうもの。もうこの2人のラブのコメっりっぷりに悶絶した身悶えしまくるってものですよ。

    また付き合い出してからの大和の可愛さが半端ないわけで。涙を貯めて赤面顔で「手をつなぎたい!」「くっついたりとかも…したいの…」「たけおくんが思うような純情な女の子じゃなくてごめん…」とか言われた時は、危なく死ぬところでした。死因、悶死

    なんという真っ直ぐな純愛なんだ、と。
    今後の展開が本当に楽しみなピュアなラブコメである。世界一ピュアな恋愛がそこにあるですよ。友情物語としても胸熱です。登場人物もみんないい人ばかりで心が温かくなるし、ギャグもテンポ良く、グイグイ引き込まれてしまいました。お勧めです。

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  • 「きょうの思春期」このオビがひどい

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    酷い表紙だ…
    いやモザイクはコミックの帯でした。つまり、酷いオビだ(褒め言葉)
    これ本屋で買う時はエロ漫画や少女漫画を買う時の数倍の恥ずかしさを味わってしまいましたよ。イブニング連載なので普通に新刊コーナーに置いてあると思ったらないんですよ。仕方がないから、本屋の店員に「今日出てるはずの、きょうの思春期ありますか?」とか聞いて探して貰ったらこのモザイク表紙ですよ!凍りつくっつーの。なんで4コマコーナーにあんねん!いっそ殺して><

    そんなわけで、「きょうの思春期」1巻が発売されました。
    これね、最高にアホです

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    アホです

    当たり外れあるだろうけど僕は吹き出した。笑ったっつーの。というか見た事あるぞこの芸風!それもそのはず、作者のこだくさん先生というのは、「B.B.Joker」「殺し屋さん」などの原作者・一条マサヒデ先生とエロ漫画家いぬぶろ先生による異色(?)のタッグです。

    原作者・一条マサヒデ先生の漫画は、なんで絵師が変わろうが4コマ漫画だろうとコマ割り漫画だろうと「ああ、一条マサヒデの漫画だ」と思ってしまうんだろうか。別1本のショートを読んだだけで一条マサヒデ漫画だと納得してしまう、謎の説得力がある。つーかペンネームいくつあんだよ!作画が少女漫画だろうとエロ漫画であろうと絶対に揺るがない安定感があるのです。

    やはり言葉遊びが逸材
    英単語「GROW(成長)」で、「今日もたくさんGROW(グロウ)してやる!」で愚弄と勘違いするのに始まって、「大体コツを掴む」で大腿骨を掴む女子中学生、「大体部を舐めてる」で大腿部を舐めると勘違いするなど、女子中学生の何気ない一言に戸惑うリーマンのシリーズを筆頭に言葉遊びのギャグは安定した面白さがあります。

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    言葉遊びが逸材

    通り過ぎる女子中学生の台詞を勘違い(主にエロ方面)するサラリーマン。このシリーズも安定した面白さがありますね。「きょうの思春期」は登場人物が沢山登場しますが、ある程度はキャラによるシリーズ化しているのが分かりやすいところ。

    女子中学生達の日常を描いたショートギャグ漫画。これだけだとマッタリした可愛い日常と思いますが濃すぎる日常でアクが強い。「中」に拘らずにいられない少女、エロ方面に妄想する少女、この世の真理を数学で証明する女教師、放送部の少女…。キャラとキャラの繋がりも何度も読み返すと「お!」と思える発見があったり飽きさせません。

    個人的にお気に入りは、スケバン少女球拾い部のシリーズ
    どの話も僕の心の琴線に触れて思わず吹き出すレベル。

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    球拾い部

    意味不明のシュールさが面白い「きょうの思春期」。
    その中でも球拾い部の面白さとシュールさと意味不明さはただごとではありませんよ。無駄に部員の運動神経がいいという謎の集団。顧問の先生も無駄に熱く、何かの大会がある事が伺えます。

    球拾い部の意味の分からなさはただごとではなく、吹くっつーの。
    球技大好きだけど下手だから今まで球拾いしかした事がない少女が加入し、新入部員・佐藤由紀の視線で球拾い部の活動を見るというシリーズ。公園を通れば球を拾わずにはいられない、部活の特訓模様など「なんじゃそりゃ!」と声を上げて突っ込みたくなる程の意味の分からなさとシュールさで、思わず笑い転げるレベル。

    そして作画がいぬぶろ先生な事によって、揺るがない一条マサヒデワールドの下ネタがエロティズム方面で格段とパワーアップするという。つまり劣情を抱くのである

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    劣情を抱く

    下ネタもご褒美となり、こだくさん先生のコンビ完璧じゃないか。
    女番長のシリーズが個人的に一番のお気に入り。舎弟から慕われているのか舐められているのか分からない時があったり、国語の教師との絡みは青春(?)だったり、根は優しい…と魅力的なキャラクターすぎる。

    しょうもないシュールなネタの連発には笑うしかない。言葉遊びには唸るし、読み返せば人間関係の繋がりを発見できたり、これは良いものだ!お勧めです。

    きょうの思春期(1) (KCデラックス)
    こだくさん
    講談社 (2012-03-23)