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    「はじめの一歩」唐沢さんの死に様に胸が熱くなったんだ!

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    はじめの一歩(AA)」の登場人物で唐沢拓三というキャラを御存じでしょうか。初登場は、日本フェザー級7位でそこそこの実力者という感じで描かれていました。一歩の6度目の防衛線の相手です。初めての防衛線であった元Jr.フェザー級王者の真田の後輩でテクニシャン。毎週マガジンを立ち読みする程度の方だと、思い出す事すら困難なキャラです。

    当時の一歩は尾張の竜と呼ばれた沢村をKOし、続々とランカー達が挑戦を取り下げていく中で、颯爽と現れたのが唐沢です。ちなみに、当時の成績は14戦10勝(6KO)3敗1分と何とも微妙な成績。とても一歩に勝てる成績とは思えませんでしたが、デンプシー対策ありと公言しており、ゲロ道よりは期待できるのはないかというのが当時の印象です。

    そして、唐沢はデンプシー対策の他にもキッチリと対策を立てて一歩戦に臨むのでした。

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    きっちりと対策を立てた唐沢

    ボディーを徹底的に鍛える唐沢。
    これを見た、真田も「唐沢はやるべき事をよくわかっている」と評価していました。というのも、一歩は一発一発のパンチが凶悪で、唐沢のようなアウトボクサーが10R足を使おうとすれば、間違いなくボディーを狙って足を止めに来るからです。足を止めれば、厄介なデンプシーが炸裂するので、10R足を使い続ける為にボディー対策に余念がありませんでした。

    何度でも耐えれる腹筋作ってみせますよ

    したり顔でこう言った唐沢。ひょっとしたら期待出来るのではないか…そんな風に考えていた時期が俺にもありました

    何度も堪えてみせると言っていたのに、試合直前には「耐えられたとして5発か…6発か…」と大分弱気になっていました。ちょっと前までは何発でも耐えると言っていた気迫は何処へいってしまったのでしょうか。コイツ駄目かも…と思い始め、試合開始…。

    のっけからボディを狙ってくる一歩に対して、「下だ!ボディが来る!くれてやるぜ!腹筋は鍛えに鍛えてきたんだ!」と頼もしい事を言ってのける唐沢。予想通り、一歩はボディを狙ってきました。

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    1発目

    は、腹は!?オレの…アル―
    えぐりとられたかと思った
    つ、強え。コイツ強えよお

    何発だも堪えて見せると試合前に豪語して腹筋を鍛えまくり、試合直前には5発か6発は耐えると弱気になった唐沢さん。蓋を開けてみればボディ一発で止まってしまいました。デンプシー対策を立てたようですが、一歩は唐沢さん如きに必殺技を使わず、唐沢さんは大混乱。

    デンプシーじゃないのかよ!?
    予想外(こんなの)が避けられるワケねえだろうが!

    一歩はボディ狙いです。そして2発目は良い感じのアヘ顔を披露して唐沢さんを気持ちよくさせていました。

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    ボディ2発目

    あ…あんなに鍛えたのに…
    おれの腹は耐えられないのか…

    結局、食らったパンチはボディ3発に顔面1発の計4発で無残にも敗北。「ピンチをしのいで最後まで立ってれば…おれの勝ちだ!」と言っていた唐沢さんは4発で沈んでしまいました

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    ゴロンと唐沢さん沈む…

    2R 2分15秒KO負け
    デンプシー破りを公言したのに、デンプシーを使われず、ボディを徹底的に鍛えたのにボディ1発で止められ、ピンチを凌げば勝てると言っていたのに、たった4発で沈んでしまいました。ゲロ道や韓国の雑魚のほうが、よっぽど見せ場がありました。

    唐沢さんは一体何だったのでしょうか…。試合前からスポットが当たり、一歩が大苦戦する感じで描かれていましたが、終わってみれば雑魚としか言いようがない一発キャラ。もう登場する事もないお笑いキャラだったと思ったら、再登場しやがるからビックリですよ!

    久々の登場は板垣学のA級トーナメントの初戦の相手。試合前に一歩が2R 2分15秒KO勝利したのを知り、不敵にも一歩よりも早い時間でKOしようと企む板垣。唐沢さんに、さらに生き恥を晒せというのでしょうか!

    板垣VS唐沢
    唐沢なんて一発屋のネタキャラが我々を再び笑わせてくれるのだろうか、注目はその一点だったのですが、試合が始まって驚愕!

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    板垣VS唐沢

    唐沢つえぇぇー!!

    蓋を開けてみたらビックリ仰天です。天才板垣がなすすべなく唐沢にボコボコにされてしまうという信じられない展開。これが、あの唐沢なのでしょうか。

    1Rフルボッコされた板垣はセコンドに「コレがA級ボクサーの戦いだ!」と言われていました。信じられません。今、ここに唐沢が強敵となって君臨しているのです。「はじめの一歩」史上に残るネタキャラだった唐沢…。こんなの唐沢さんじゃない!

    1Rは板垣がなすすべなくボコボコ。2Rが開始されても、それは変わらず。板垣を寄せ付けません。板垣に対して「ナメるなよっ」と説教までする唐沢。一体全体、唐沢に何が起こったのか。一歩戦に敗れた後は至高の名言を残していたのに。

    「実感が残っているのは、あの腹打ち。予想をはるかに上回っていましたよ。とても耐えられる代物じゃなかった。あんな破壊力反則だよ。不公平にもほどがある。だけど…もらって実感しちゃいましたよ。ああ、そうかって。ああいうモノ持ってる人間が上に行くんだって頂上ってのはそういう不公平な連中が住む世界なんだって

    と残して消えてしまったと思っていた唐沢。このまま限界を知って引退したのかと思われました。しかし、再登場して板垣をボコボコにして、唐沢は調子に乗って一歩と再び戦う気満々

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    調子に乗る唐沢さん

    勝って辿り着く
    あきらめてないっ
    日本王座挑戦まで!幕ノ内一歩との再戦まで!
    オレは何一つあきらめていないぜ!!

    一歩との対戦で、心が折れた名言を連発していたのに、板垣を圧倒して調子に乗ってしまう唐沢さん。頂上は不公平な連中が住む世界と理解してたのに、まだ唐沢さんはヤル気だ!

    このまま板垣を葬れば、A級トーナメントで残す強敵はスピードスター冴木のみ。こいつは一歩が勝ったとはいえマグレに近い感じでしたので、とても唐沢さんが太刀打ちできる相手とは思えませんが、唐沢さんは諦めていない!

    行け!唐沢拓三!ネタキャラ返上の時は来た!

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    オレは…悪い夢でも見ているのか…!?

    !?

    1Rでは板垣を圧倒した唐沢さん。しかし、2Rでは「速く速く速く…もっともっともっとー」と板垣がトップギアに上げたら、雰囲気は一変。唐沢は板垣を見失ってしまいました。そこからの唐沢は、僕等の知ってる唐沢さんで一安心です。

    一方的にボコボコにされる唐沢さんを見て、あぁこれが唐沢さんだよと頷き、1Rは何かの事故だったのかと思い始め、2Rの途中で板垣に沈められてしまいました。

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    沈められた唐沢さん

    相変わらずの失神っぷりに胸が熱くなるな!
    板垣に対して「誰?」などと眼中になかったように見せて、終わってみれば一歩よりも2秒早い2分13秒でKOされていました

    結局、唐沢さんは唐沢さんであり、ただのカマセ犬である事を再び証明してくれました。さすがに、もう再登場する事はないとい思いますので、唐沢さんの雄姿を最後に拝めて満足です。
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  • 「時間の歩き方」がマーベラス!

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    榎本ナリコ先生の「時間の歩き方」が非常に面白い!ノリ自体は「世界制服(AA)」や、そのスピンオフ「聖モエスの方舟(AA)」のような感じで明るいテンポ良いギャグのような感じ。「世界制服」で頭のネジが何本か吹っ飛んだのかと思いましたが、そのノリを上手く使っているかなという感じ。

    最近は「センチメントの季節」の頃に比べると芸風が変わりまくってしまったいる榎本ナリコ先生。ちなみに、「センチメイトの季節」はいわゆる、当時の女子中高生の視点で性的にだらしない実態をリアルに描いたもので、つまり非常にお世話になったのです。

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    センチメイトの季節

    昔はお世話になったなぁと思いつつも、最近のぶっ飛んだノリも大好きです。その中でも「時間の歩き方」は、特に素晴らしい。というのも「世界制服」みたいに、ぶっ飛んだ設定という事もなく丁寧に世界観を作っているという感じ。

    1巻発売の時にちょろっと取り上げましたが、「時間の歩き方」は俗に言うところのタイムトラベルもので、主人公の杉田果子は学校の恋をするほくフツーの女子中学。でも、1点だけ特別な力があり、時たま扉を開けると勝手にタイムスリップしてしまうという特殊な能力の持ち主。そしてタラベラー井村遇太に出会って…というもの。

    "時間"には様々なルールがあり、それを破ると時間の流れから弾き出されてしまい、安易に歴史を変えるという事が出来ません。そして、過去に戻って先輩の死を止めようと頑張るのですが、時間は未来を変える事を許してくれません。それでも、と何度も挑戦する果子は最終的に未来の自分が死んで先輩を助ける事に成功。そして、果子と遇太は時間の流れから弾き飛ばされてしまい…というもの。

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    時間の流れから弾き飛ばされる

    掲載誌が掲載誌なので地味にひっそりとした良作という感じでしたが、1巻の感想を読むと、1巻の段階で面白く2巻に期待しているという印象。

    幻想のさ・く・らさん (半年振りに更新してやがる)
    やー、これは買って成功でしたね。2巻にも期待。

    オトコでも読める少女マンガさん
    「ファンタジーではありますが、『都合の良い不思議な力で元通り!』なんてことはなく、あくまで時間のロジックで話を展開させます。だからこそ、面白い。」

    良キ漫画求ム!さん
    さわやかで優しい雰囲気のタイムトラベルもの。おすすめです。

    と、中々の絶賛ぶり。
    私も1巻の段階で続きが気になって気になっていましたが、ついに2巻が発売されました。1年半振りの新刊だと思うと嬉しいものです。「時間の歩き方」の2巻がようやく発売されました。


    時間から締め出され、時空を彷徨う果子と遇太。サクッと読了。相変わらず、超面白かったです。2巻では果子と遇太は脇役という感じで、締め切りに追われる小説家・長雨綴が時間刑務所に囚われており、彼が何故時間刑務所に拘束されているのか…という話がメイン。長雨綴がタラベル中に出会った、100年前の人物月乃との関係が胸熱というもの。

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    長雨綴と月乃

    あえて自分を罰して長雨綴が述べた「それは『あったこと』で『すんだこと』なんだ。妙なことして『なかったこと』にすんなよ」と言っていた台詞が、100年前に長雨綴に起こった出来事を知った上で読み返すと、胸が熱くなるな。

    そういえば、2巻では長雨綴の50年というペナルティが多過ぎると描かれていましたが、月乃が死ぬまで覚えていた事が理由だったと明かされていました。未来人が記憶を消したはずが記憶を覚えたいたからだと判明していました。

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    記憶がある

    どうやら遇太の存在を忘れなかった果子のせいで、遇太のペナルティが大きくなった原因がありそうな感じ。というか、なんで記憶の消去が起こらなかったのでしょうか。今の所、記憶の消去をされたはずがバッチリ覚えていたのは、果子と月乃の2人だけ。サンプル数が少ないので共通点が全然分かりません。果たして、何が理由で記憶の消去が無効なのか。

    最後に胸を痛めて「遇太のこと忘れたくない」と思う果子。ひょっとして恋でしょうか。何にしても胸が熱くなり、続きが非常に楽しみというもの。まだまだ様々な伏線があり、明かされていないので3巻にも期待というところ。