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    「360°マテリアル」ドキドキしていた

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    「日常」がアニメ化するとか。しかも京アニで!「日常」という名前なのに、非日常な事ばかり起こるギャグ漫画。京アニでギャグ漫画というのはどういう化学反応が起こるのでしょうか。不条理というかイミフでも、勢いとシュールが混ざりあう日常のワールドがアニメですか!

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    日常ワールド

    非常に楽しみですね。とりあえず、ロリ博士は人気出るんじゃないかな、かな。6巻にはオリジナルアニメDVD付きの限定版も出るみたいなので、こちらも楽しみ。
    【Amazon】「日常」6巻オリジナルアニメDVD付き限定版

    また、ラブコメ読んでニヤニヤするのが大好きな私は、どう見ても両想いなのに、友達以上で恋人未満な状態の「執事様のお気に入り」にモヤモヤしていたのですが、8巻にしてはじまりました


    今まで、どう見てもお前ら両想いだろという感じで8巻にして良は伯王の事が好きだと気付くのでした。気付くの遅っ!と突っ込みを入れてしまうものの、ようやく甘い感じになってのは胸熱です。「たぶん、もうずっと前から―好きだったんだ」、「胸を満たすのは好きの熱」という甘い感情が出ればガッツポーズもの。好きと気付いて伯王を意識しまくる良に思わず頬が緩くなってしまうのでした。

    さて、「ゆるかわ男子なう」などとツイッターやっていない人には意味不明なオビで、南塔子先生初連載「360°マテリアル」の1巻が先日発売されました。これはめちゃんこ良いです。マーベラス


    主人公の大高美桜は数学が苦手なごく普通の女子高生。クラスメイトの少し変わっている滝直が、駅のホームで飛行機雲をボケーっと見ている所に出くわしホームから転落しそうなのを間一髪助けて、それから話をするようになり、美桜と滝の関係がはじまるのです。これが実に丁寧に描かれて、頬をニヤニヤさせます。

    飛行機雲がすぐ消える時は空気が乾いてて晴れ、消えない時は天気が悪くなるという類の話を理論的に延々と語り出す滝には軽くドン引きするレベルなのですが、美桜は滝の話に関心しきり

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    関心する美桜

    「知らなかった―滝くんてすごいんだね!」

    普通ならドン引きしても良さそうな話に食いついて、滝は凄く意味深な表情でビックリしていました。滝は過去に何かあった臭いがプンプンしますね。好きだった娘と同じ反応した的な何か。

    で、「大高さんてかわってるね」と滝くん満面の爽やかな笑顔です。笑顔にどっきゅーんとはならずに、2日かけて滝が好きだと気付くまでの美桜の感情が胸熱なのです。

    「ヘンなの。変わってる人に変わってるって言われたのに全然イヤじゃない」
    「…そりゃ私もびっくりしたけど」
    「頭冷やそう…」
    「なんでこんなに動揺してるの」
    「もしかして…」
    「『ホッ』……?」
    「やっぱり、そうなんだ」

    この徐々に効いてるかの如くノックアウト…。でも、実は最初の一撃で勝負は決まっていた的な感じが丁寧に描かれて、好きだと気付く様子をニヤニヤと見つめるのです。滝の笑顔で陥落ちて、好きだと気付くのも滝の笑顔というのが胸熱です。2度目の飛行機雲を見たシーンが良いです。

    胸の中に、消えずに残った無垢なライン

    という表現。気付かなかったけど、ずっと好きだという感情があった事を飛行機雲で例えているのです。マーベラスだな!

    特に注目なのは2話でメルアドゲットしてメールに一喜一憂する美桜の様子が可愛すぎる。メールで絵文字を使うかとか、食いつかなかったとかでリアクションする様子がマーベラス。メールが「滝君の声で再生される」とか、もう頬が緩くなるってものです。しかも、間違いメールを送った翌日に普通に接しようとしても、照れて顔が赤くなるとか。もう顔がニヤけるしかないです。

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    普通に接しようとするも→照れて赤面

    マーベラス!
    やはり照れて赤面する女の子最高でござるという結論になるのです。もう、赤面したり、ハワハワしたりする仕草が素晴らしすぎる。特にベッタベッタな展開とか好きすぎる。

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    無意識に手を繋ぐ

    無意識に行動してしまうというベッタベッタな展開こそ俺の小宇宙を燃やしてくれるのです。いざ手を握って自分で疑問に思ってしまい、気付いたら赤面しているという。素晴らしいですよ。

    また、基本的に少女漫画ラブコメには、大きく分けて「憧れの王子様がやっぱり好き型」と「友達だと思っていた相手が実は好きだった型」があるのですが、「360°マテリアル」は前者。これの楽しみ方は、男の行動に振り回されるヒロインをニヤニヤと鑑賞するに限るのですが、好きだと気付いた後の美桜がニヤニヤとさせてくれるのです。

    1話では「新しい気持ちが生まれた高校1年、仲秋の候」と、滝が好きだと気付くまで「ドキ」という擬音が使われていないのです。好きだと気付くまで擬音のないまま静かに心情だけで綴られています。南塔子先生の短編を読み返せば、「ドキ」という感情の擬音が豊かなのです。


    南先生は「FIELD OF VIEW」もビックリの「ドキッ」という擬音の使い方がグンバツなのです。それが好きだと気付くまでまったく使われず、好きだと気付いてから多用されるようになりました。メールがきて「ドキドキ」、目が合って(勘違い)「ドキ」と、ドキドキしまくるのです。

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    ドキドキ

    「ドキ」がない時と、好きだと気付いてから「ドキ」が出てくるまで、同じ赤面でも照れ方の破壊力が違う!素晴らしき「ドキ」という擬音。使わなかった伝家の宝刀「ドキ」を好きだと気付いてから多用する演出。破壊力が通常の3倍増しですよ。ようするに、照れてドキドキとしている女の子最高という事です。

    何にしても、これは続きが楽しみでお勧めです。そもそもメジャーになる臭いがプンプンする。しかし、美桜の友達も可愛いな。これはサイドストーリーも期待。

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  • BAMBOO BLADE」笑顔と涙に胸が熱くなったんだ

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    BAMBOO BLADE」の13巻と「BAMBOO BLADE B」の3巻が発売されました。特に「BAMBOO BLADE」本編は激熱濃厚です。オビには「みんなの道。キミだけの、道。


    今やっている「バニッシュ学園編」というのは、学校・高校の部活動を紹介するというテレビ番組で室江高校を撮影するとい事になり、タマちゃんの宿命のライバルとして描かれていた榊心を中心に、剣道小町と女子五剣聖という全国でも選りすぐりの面子が集まるというもので、タマちゃんはどうなる…という感じだったのです。

    で、このバニッシュ学園編が始まって、「BAMBOO BLADE」は斜めに突き進み誰得展開の連続だったのです。榊心が嵌ってしまっている番組を延々と描かれるなど、何がどうなってしまったんだというものでした。どこへ向かっているんだと思ってしまいました。宿命の相手、榊心はアイドルに妄想膨らませて引きこもりのダメ人間になってしまっており、親父にぶたれてしまう始末です。

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    目を覚ませー!!!

    「BAMBOO BLADE」こそ、目を覚ませー!!!
    と、思わず突っ込み入れてしまうほど。ところがどっこい、番組撮影の日に事件が起こったのです。今まで、最強GOGO路線で負け知らずのタマちゃんが、アイドルの沢宮エリナにまさかの敗北を喫してしまうのでした。無敵のタマちゃんの面に一撃が入るのでした。

    沢宮エリナは、榊心ことウラ様に中学時代に1本取ったという山田梅子だったのです。今まで散々伏線張られていた、「山田」がここで登場したのです。

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    ウラ様よ唯一まともに戦えたという山田

    ウラ様と唯一まともに戦えた関西の山田。そんなわけで、名前だけ登場していた山田の正体が沢宮エリナで、タマちゃんをはじめて負けさせたのはエリナとなってしまったのです。ちなみに、山田という名前の女の子は可愛いというオレ的漫画の法則で、エリナが可愛いのも納得です。

    タマちゃんに敗北をプレゼントするのはウラ様だとばかり思っていましたが、エリナが無敵だったタマちゃんを叩きつぶしてしまいましたそういえば、石橋先輩は一度タマちゃんは同世代の娘に負けたほうがいいとコメントしていましたが、同世代の子に負けたタマちゃんは…。

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    敗北したタマちゃん

    満面の笑顔で「負けちゃいました」と部員達に報告。さっきまで心配そうな表情だったキリノたちも安心したような笑顔で出迎えるのでした。胸が熱くなるな

    しかし、タマちゃんたちは13巻ではオマケに過ぎなかったのです。中学時代に覇を競った、エリナとウラ様の戦いこそキモです。激熱展開で、バニッシュ学園編の評価を俺的に一変させてしまうのでした。

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    ウラ様VSエリナ

    この2人の頂上決戦がヤバイぐらい面白く燃えるのです。魂のないウラ様に「目を覚ませ、榊ウラ」と怒鳴りつけるシーンは胸熱もの。試合中に山田梅子の視点で、剣道との出会いや、負けて悔しくなったこと、才能が開花して上級生から妬まれたこと、支えてくれた父親が亡くなった事、天才榊心との出会い、榊心に一度も勝てなかった事を思い出すのでした。

    個人的に、ウラ様は山田梅子に対して「初めて宿敵というものに出会えた気がします」と言っていたのが気になります。ライバルではなく宿敵ですか。あと、突っ込み入れるのもアレですが、寺本監督が山田の中学時代の顧問に尋ねた際に、ウラ様の惨状も語っていたようですが、この時(82話)はまだウラ様がダメ人間になった事を知らないんじゃないかな、かな。

    で、激しい頂上決戦を見ていたタマちゃんは、涙を流していました。ナレーションは以下のようなもの。

    沢宮エリナが何を思って、何を背負ってこの試合に臨んでいるのか
    もちろんタマキが知るよしもないが
    エリナの剣道を見ていたら、エリナの叫びを聞いていたら、なぜか
    タマキの頬を涙が濡らした

    涙です。そう、「バンブー」13巻のキモはです。エリナの。大人の強さを持つ、第2の天才は過去の回想ではよく泣いていましたが、この収録で泣いたのは2度。100話で大江という番組のプロデューサーが室江高校剣道部の楽しく剣道をする様子を見て泣いていました。

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    泣いたおっさん

    「なぜだろう。この中で俺だけだろうな。涙が出る

    楽しく剣道をする室江高の様子を見て思わず涙を流して、泣いた理由を以下のように考えついていました。

    時代のせいで仕事がつまらなくなった…?違うな
    パターン化してしまったんだ。
    悩んで悩んで悩み抜いて作り上げていたものが
    コツを飲み込んでしまい簡単に完成形に持っていけるようになった
    つまり、そこが俺の限界だったわけだ…
    このコ達を見て、このなんでもない部活風景を見ているだけで涙が出るのはそういう事だろう。
    このコ達には未来がある。俺にはこれっぽっちも残っていない可能性がある。歩んできた道のその先を…無限に広げてゆけるんだ―

    つまり、己の限界を知り、自分にはない未来ある若者を見て涙を流してしまったということ。限界を知り、諦めた敗北。大江のおっさんはこの中に俺だけだろうと言っていましたが、もう一人いたのです。

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    もう一人いた涙を流す者

    沢宮エリナこと山田梅子です。
    大江同様に、室江高校剣道部の楽しく剣道をする様子を見て涙を流していたのです。なぜか、彼女もまた限界を知り諦めた敗北者だったのです。天才、榊心という限界から。天才ウラ様の残り火を炎へと燃えあがらせて、延長戦に入りウラ様に攻め続けられます。目覚めた天才の圧倒的力量を前に試合中に泣きだしたのです。

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    試合中に泣く

    私は逃げた。負けるのが嫌で、自分の限界を知るのが嫌で。榊さんの才能が眩しすぎて逃げた。―でも、それはつまり、負け続けているのと―同じだった。部活を辞めても、陸上をしていても、芸能界に入っても…。毎日、あなたに負け続けていた…ッ!」

    圧倒的なウラ様の才能の前に、エリナは防戦一方。この試合を見る面々は「打つ手なしだ」、「詰みね」と、ウラ様の勝利を確信。トドメにウラ様自ら「あなたと戦うのは楽しい(ハート)」とドSのような発言。これでエリナの涙は溢れてしまいました。

    己が限界を悟り泣きだす、されど…。

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    楽しい

    「私も楽しい…っ!」と泣きながらも笑顔を見せているのがキモ。泣きながらも笑顔を見せる。「楽しくってしょうがないです」と泣き笑顔です。ラストの「お父さんは剣道を楽しめと言っていた。ただ楽しめと」というくだりで、最高の泣き笑顔を見せるのです。

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    泣き笑顔

    笑顔とは、この試合で楽しむと定義されていましした。限界を知っても、それでも楽しむというエリナの姿勢は胸熱なのです。試合自体も燃えまくりですが、エリナの泣き笑いがマーベラスなのです。

    この試合で、タマちゃんもコジローも何か思う事があるようですが、最も開花されたのは大江のおっさんなのです。87話で番組制作を「つまんねけなァ…」と呟き、100話で己の限界を知り、自分にはない未来ある若者を見て涙を流した、おっさんはエリナVSウラ様の神試合で、エリナ様の限界を知り涙を流し、されど笑顔で楽しむ姿に心を打たれたのです。

    誰もが自分の未来を信じているんだ。

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    大江の笑顔

    「まだまだ達観してる場合じゃねぇな。精進あるのみだ

    「つまんねぇなァ」と呟いたおっさん。自分には限界があって未来がないと涙したおっさん。だがそれでも、精進あるのみだと笑顔を見せた大江のおっさん。限界?そんなの知らねーよって感じですよ。胸が熱くなったんだ。