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    「新テニスの王子様」AHAHAHAHAスーパーテニスの出番だべさ

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    「エンマ」の3巻が発売されました。あらゆる時代、あらゆる場所に、冥界より現れる少女エンマ。無駄な殺生を止める為に、今後、無駄な殺生をする者の骨を抜く、1話完結物。


    3巻では、今までになかった未来の世界の話があったり、初めてエンマが骨を抜く事が出来なかったりと、今までになかった出来事があり、1話完結物なのに、まったくマンネリ化していません。マーベラス!

    さて、ジャンプスクエアで好評連載中の「新テニスの王子様」は、また2話同時掲載で、ファンには堪らない素晴らしい内容です。桃城と5番コートの鬼十次郎が入れ替え戦をすることに。鬼に桃って、桃太郎のつもりなんでしょうか。相変わらず、許斐先生のセンスには脱帽です。ちなみに、鬼のラケットはといえば…。

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    鬼のラケット

    …え。
    ガット2本張ってあるだけのラケット。こんなラケット見ても 「随分スカスカしたラケットっすね?」とサラリと流す桃城。流石、許斐先生です。まさか開始1ページで笑わせてくれるなんて。なにかがおかしい(主に頭が)。

    桃城は得意気に「この『入れ替え戦』勝ったら俺5番コートっすね」と言い出せば、鬼は「無い」と一蹴。無いのは鬼のラケットのほうですが、いよいよ試合開始。どうやら、この入れ替え戦は、コーチが独断で、試合する面子を決めてるようで、それを羨ましがる中学生軍団。その様子を見て…。

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    様子を見て…

    「おいおい」
    「何も判っちゃいねーな鬼さんを…」

    と、平理とん平(高2)と天神耕介(高2)が汗をかきながら解説をはじめます。って、お前らまだいたのかよ。と思ったら、この2人はボールが取れなくて帰ったように見せかけて、前回の話で鳳にボールを恵んで貰っていました。

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    ボールを恵んで貰う雑魚

    あれだけバカにしていた中坊にボールを恵んでもらい、お情けでこの場に残った、とん平と耕介。にも拘わらず、偉そうに鬼の凄さを「何も判っちゃいねーな」と、この2人の神経が判らないです。2人曰く…。

    「5番コートにいるものの何故か上のコートとの対戦がなく、下から上がって来る者をことごとくブチ落としてる。付いたあだ名が『地獄の番人』」

    上との対戦がないって、コーチに嫌われているんでしょうか。しかも、周りには地獄の番人なんて面白いあだ名まで付けられて。地獄の番人って…。

    鬼を見た桃城は「…なるほど。この人、今までの高校生とは明らかに違う」。何がなるほどなのかはまったく分かりませんが、桃城は鬼の強さを見ただけで肌で感じています。ただ単に、見た目が強そうだっただけかもしれませんが。桃城は全国大会を前に天気が分かる、クソの役にも立たなかった特技を身に着けましたが、その類なのかもしれません。

    いよいよ試合開始。弾丸サーブを叩き込むも、簡単に打ち返されてしまいます。というか鬼のかけ声が面白すぎです。「上げて来いやぁ!!」、「逃げずに来いやぁーっ!!」、「ハッハァーッ!」。対して桃城は必殺技のジャックナイフを繰り出します。

    「オレ達、中学生選抜を…ナメないでくださいよ!!」

    ボールを取れなかった高校生をバカにしたり、「このU-17合宿、思ったよりも化物がいる様ですねぇ」など、完全にナメていたのは中学選抜のほうな気がしますが、鬼はジャックナイフを、威力が桁違いのジャックナイフで打ち返します。ガット2本で。これが本物のジャックナイフだそうです。

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    本物のジャックナイフ

    本物なのに「ブラックジャックナイフ」とは…。本物は黒いということでしょうか。センスが分かりません。威力は桃城がラケット握れなくなる程度。ショボっ…

    もはや、数十メートル人間が吹っ飛び、柵に人間がめり込み、悪魔に変身したり、早すぎてショットを打つのが見えない世界で、今更この程度の破壊力ではガッカリです。結局、手も足も出なくなり、桃城は「1球でいい。1球だけでも」と勝負を諦めてしまいました。50人と言っても、上と下の戦闘能力の差はフリーザとタンバリンぐらい離れているしなぁ。

    で、新しいコーチ斎藤至43歳(2m16㎝)が現れ2人組を作れと言いだします。ダブルスと勘違いした中学生軍団は、仲が良い奴と組みます。そして組んだ相手と試合し、負けたほうが脱落と言い出しました。取りあえず、判明している組み合わせは以下の通り。

    忍足-向日
    仁王-柳生
    大石-菊丸
    神尾-伊武
    蔵兎座-リチャード・坂田
    幸村-真田
    宍戸-鳳
    裕太-周助
    甲斐-木手

    跡部-日吉
    手塚-海堂
    乾-観月
    亜久津-河村
    桐原-柳
    金太郎-千歳
    橘-門脇
    樺地-芥川
    知念-田仁志






    仁王と柳生とか、乾と観月など地味の良カードです。しかし、兄弟対決とか黄金ペアの対決が霞んで見える謎の組み合わせが出来上がりました。

    クラウスさんの対戦相手が、リチャード・坂田です。さらに、橘吉平の相手はスーパーテニスの門脇悟と、なんでお前らが選ばれてるんだよという凄い面子です。

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    門脇 / リチャード・坂田

    AHAHAHAHAHA、黄金カードってレベルじゃねーぞ。

    「俺のスピードには誰もついて来れねぇだべさ」と「AHAHAHAHA!」と笑うくせに東北弁なまりだったリチャード・坂田(3ページしか試合シーンなかった)。伊武相手に1コマで敗れ去りスーパーテニスを披露できなかったように見せかけ、「…なんだよスーパーテニスって普通じゃん」と言われてしまった門脇。やべぇ、この2人の試合が超楽しみなんですけど。
  • 「背伸びして情熱」がマーベラス!

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    年上の女性で最高なのは「この青空に約束を」のさえちゃんで決まりなんですが、何が最高だったかといえば、年上なのに頼りないところだったわけ、で。私は年上なのに頼りない女性というのが、ストライクゾーンど真ん中なんです!


    仙石寛子先生の「背伸びして情熱」の単行本が発売されました。オビに「純粋で残酷、切なく愛おしい。」というのは的を射ているな、と。今までスルーしてたなぁ。これは面白かった。胸がきゅーっとなった。切なくなった。男向けな少女漫画みたいな感じ。

    4コマ漫画の短編集とでもいうか、収録されているのが、「背伸びして情熱」と「赤くない糸」と、短編4コマ7つ。これはマーベラス!全4話の「背伸びして情熱」と全7話の「赤くない糸」が本当にマーベラスです。

    「背伸びして情熱」は数学の女教師、須藤先生が、ある日教え子の三咲くんに告白されてしまい、かなり動転してしまうという話し。「赤くない糸」は、姉千冬と弟慎太の実の姉弟が両想いという話し。昔、「恋風(AA)」で実の兄妹の恋愛で、切なくなったものですが、血の繋がる不毛な恋愛は本当に切ないですな。愛おしいんです。儚いんです。人の夢と書いて儚い…何か物悲しいわね…(アグリアス)

    「背伸びして情熱」も「赤くない糸」も、年上なのにどこか頼りない娘を地で行っており、オレのストライクゾーンど真ん中です。

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    背伸びしても情熱 / 赤くない糸

    年上のおねーさんなのに泣き虫というのもアンテナがビンビン反応してしまうのですが、どちらも恋愛で泣くという切なさ。

    「背伸びして情熱」は教師と生徒、「赤くない糸」は実の姉弟…と、決して皆に祝福されるようなカップルではなく、世間的にはダメ。いわゆる「ロミオとジュリエット」的なカップル。悲恋ってやつですね。で、この悲恋を描くのが凄く上手い。須藤先生は、三咲くんの事が好きか考えて泣くし、千冬は学校の男子に告白されれば「好きな人がいる」と泣きながら言うんです。弟が好き、だから泣いてしまう。マーベラス!

    また、4コマのノリがなく、話が淡々と進むのが特徴的。

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    3コマ目と4コマ目

    4コマ漫画という形ですが、起承転結がまったくないです。4コマ目でオチない。木津千里が見たら怒りそうですが、4コマの姿をしたストーリー漫画です。で、起承転結を完全に無視したからこそ、絶妙の「間」があります。何気ない間なのですが、それが見事にマッチして独特の空気を生んでいます。マーベラスすぎです。

    あ゛ー、何と言うか切なすぎて透き通っていて最高すぎる。そして須藤先生が可愛すぎる。三咲くんに告白されて混乱する姿が、ニヤニヤさせる。告白されれば、聞いてはいけない事を聞いたようで耳を塞ぐ姿がいちいち可愛すぎる。

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    耳を塞ぐ須藤先生

    あー、くそっ可愛いな

    告白された後に、テンパって目茶苦茶、意識するわけですが、ドジっ娘のような仕草、好きかどうか「わかんない」と本音を漏らす姿、国語教師の奥さんが元教え子と聞けば武勇伝を聞きいき、言動が最高すぎです。須藤先生の困った顔がたまりません。むっはー。

    三咲と目が合って、咄嗟に隠れて「…」と考え込んで、三咲が好きかもと思い出す姿でニヤニヤ指数のメーターが振り切った。さらに、三咲くんが、好きだと迫れば泣くし、諦めようとすれば泣く…と、天然男殺しなところがマーベラス!

    キモは、三咲が会いたかったからと言って、顔だけ見て帰ろうとすれば、咄嗟に手を掴んでしまい、すぐに手を離したとこ。

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    手を掴んで、離す

    マーベラス!

    顔見ただけですぐに帰ってしまう、三咲くんに行って欲しくないという想いで咄嗟に手を掴むものの、生徒と教師という立場や告白の返事をしていない気まずい関係に気づいて、すぐに手を離す…、やばい、可愛すぎる…

    告白されて混乱する表情に始まり、困った顔、思いつめた顔、で終いには泣き出してしまう…と、表情が豊かに変化する須藤先生ですが、最後の最後で笑顔に!

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    笑顔の須藤先生

    素晴らしい!

    今まで煮え切らない態度で、最後に笑顔です。三咲くんいわく「本当は笑ってほしかったのになぁ」と思っていた須藤先生の笑顔が炸裂です。困った顔と泣いた顔ばかりのところで、この笑顔は戦闘能力を通常の3倍に高めます。(当社比)

    あと特筆すべきは、心理描写というか心の言葉。1話では、ナレーションで以下のように語られています。

    「女なんて、どうやって口説いたらいいんだろうって」
    「先生が好きだと言ったんだ」
    「先生は見る間に、困った顔になって」

    と、三咲くん目線で話が展開しています。心の台詞も三咲くん。で、2話では…。

    「とりあえず告白はされた」
    「嫌いじゃないと思う。…でもだからって」
    「だからって。本当に?好きだなんて」

    と、須藤先生目線に変わっています。心の台詞が須藤先生に。そう、1話ごとに三咲くんと須藤先生の目線を交互に変えており、どちらからも感情移入できるんですよ。素晴らしい!なんというセンスの4コマ。「赤くない糸」なんて、1話の間でバンバン目線が変わり、姉弟が何考えて、どう切なくなっているかズバズバきます。

    これは面白いです。もっと評価されるべき!

    どうでもいい話なんですが、オビを取ったオマケに三咲くんの名前に関する由来が載っていました。

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    三咲くんの名前

    千葉県の新京成線の三咲駅から取ったそうです。なんという地元ローカルネタ。ちなみに新京成は台風が来ようが、雪が降ろうが決して止まららない千葉最強の私鉄です。