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「新テニスの王子様」俺たちの田仁志くんがイケメンになってる件
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2011年02月07日
豪デレ美少女凪原そら 1 (ジェッツコミックス)
posted with amazlet at 11.02.06
水無月 すう
白泉社 (2011-01-28)
白泉社 (2011-01-28)
そんなわけで「豪デレ美少女凪原そら」1巻が発売されました。何が酷いって、何もかも酷い。酷過ぎる。掲載誌がヤングアニマルあいらんどという、ほとんどエロコメ漫画が占める雑誌の中でも異常な存在感がありました。
空から美少女、テレビの中から美少女、パソコンの中から美少女、机の引き出しからネコ型ロボットによろしく、読んでる漫画から美少女が出てきて、はちゃめちゃエロ&ラブコメディ。何が酷いって、可愛い女の子にヨーグルトなどの汁を顔面にかけちゃうのがオーソドックスなこと。

カップラーメン顔に溢しちゃいました
これは酷い。
これが日常茶飯事というのだからとんでもない。いいぞもっとやれ。
特に酷いのは海だ水着だ開放的だ回。通常ならおっぱいポロリが古代よりの絶対の定理なのにそこに留まりません。転んだ拍子にバニラアイスを股間の中にこぼして大変な事になってしまいました。いくらなんでも酷過ぎる。僕は大好きです。
さて、「新テニスの王子様」。まだ跡部様と入江は戦っている。
・「新テニスの王子様」跡部様の言動に酔いな!
・「新テニスの王子様」跡部様の建国宣言
跡部様の試合だけ3ヶ月も費やすのかよ。いくら人気キャラで見所満載と言っても流石に飽きてきます。というか、既に相手の骨まで透けて見えるようになってしまった跡部様。あとはトドメだけと思ったら、まだまだいくよー!巫女みこナースのごとくノリノリで試合が続行ですよ。
胸が胸が疼くのです!

スケスケだぜー
そもそも骨までスケスケになる事と、テニスの実力が上がる事の因果関係がまったく見えませんでした。骨まで透けたから何?と思っていましたが、一応の説明がありました。
「関節や骨格が対応できない『絶対死角』を狙うことで、キサマは反応する事すら出来ない。そう、これが俺様の世界―跡部王国」
骨まで見える事で関節や骨格が対応できない絶対死角があるとか。つまり、今までの相手の弱点に氷柱が突き刺さっていた「氷の世界」は欠陥品という事でしょうか。どこが「王国」なのかまったく分かりませんが、とにかく凄いらしいです。
そんなこんなで跡部様ノリノリである。そんな跡部様に警戒心を鳴らすのが入江です。跡部様の進化は危険すぎると言うのです。跡部様の進化は危険!

跡部様
オーラが見える世界観において、跡部様の吐く息は白く湯気のような。これは入江も同様です。視覚として雪が降りだすどころか、本当に温度を下げています。自然現象を完全に覆しているのです。季節外れの雪どころか氷点下の戦いです。
自然現象すら操る跡部様の進化が確かに危険です。
「さあ、持久戦を始めるぜ!」と主張するも短期決戦を望む跡部様と、「やはり、さっきの転倒で…痛むよね左足首」と、跡部様の思惑を見抜く入江。両者の思考が交差するなか、試合は持久戦に突入。
今月は4話掲載なのに関わらず、44話「タイブレークへ」は「はじめの一歩」もビックリのたった11ページしかありません。大ゴマ連発で読みやすく数秒で読み終わってしまいます。
45話「持久戦」では、怪我を見抜かれた跡部様も「持久戦、望むところじゃねーの!」と吹っ切れて入江と「187-187」のタイブレークという超長期決戦。
何が凄いって、今月号は4話掲載と銘打って週刊少年ジャンプ時代と同じような大ボリュームに見せかけて、44話11ページで45話は9ページしかありませんでした。そんな少ないページ数ながらも跡部様の想いはビシビシと伝わります。
「約束は果たさせて貰うぜ…手塚ぁ!!」

跡部様を突き動かす者
足がボロボロの跡部様を突き動かすもの、それはかつて手塚と交わした約束だったのです。
何か約束なんてしたっけ?
自分で言うのもあれですが、私は「テニプリ」を読みこんでいる方だと思っていましたが、跡部様と手塚が何を約束したのかまったく思い出せません。改めて読み返してみても特に2人で約束を交わすシーンがありません。
まさか、手塚VS大和の後に一方的に言ってたアレか?

アレ
「何も言うな手塚。このチームは俺様に任せておけ」
手塚が大和を倒した後に、勝手に仕切って言い出した事でしょうか。そもそも5番コートを仕切ってたのは鬼先輩で、手塚は5番コートの1人に過ぎなかったのに、何を勘違いしたのか跡部様は後は俺様に任せろと一方的に言い出したのです。
というか跡部様率いる氷帝学園は都大会では舐めてザコバナさん率いる不動峰に敗れ、関東大会では1回戦負け。なんで全国に出れたのが意味不明でしたが、全国でもベスト8で敗れ去り、大した結果を残していません。
正直、立海のカマセ犬になったクラウザーさんがいた名古屋星徳(全国ベスト4)のほうがよっぽど結果残しています。にも関わらず、厚顔無恥の跡部様は四天宝寺や立海の部員をよそに、勝手に仕切り出してしまったのです。
もちろん、手塚は相手にもしませんでした。

相手にされない跡部様
一方的に手塚に対して喋りまくる跡部様。
手塚は「跡部…」と気付いているにも関わらず一言もしゃべりません。アウトオブ眼中だよ跡部様…。手塚が相手にしてくれなかった跡部様は「何も言うな…」と、上手い具合に誤魔化すのでした。
こうして、1人で一方的に言い出して手塚に相手にされなかった事を跡部様は「約束した」と勘違いして、ひたすら頑張るのでした。泣けます。越前戦でも立ったまま気絶してた跡部様は、入江戦ではノックアウトしつつも何とかノーゲムにするのでした。しかし入江はまだ本気でなかった事が判明。この辺りが実に跡部様らしいです。

入江は本気出してなかった
ぶっ倒れた跡部様を見届けて、自分も腕が上がらないと言ってノーゲームになったわけですが、余裕で腕が上がっている入江。それを見破った1番コートの種ヶ島修二(高3)。「修さん…詮索は無しにしてよ」と「さん」付けで呼んだ入江(高3)。
前から疑問なんだけどU-17のくせに妙に高3多くねーか。
3番コートも大和以外は全員高3です。
これってU-17の合宿ですよね!
競技は違いますがサッカーでもU-17世界選手権というものがあります。以前の日本は予選がまるっきり通過できませんでした。というのもU-17世界選手権の予選はU-16アジア予選で行われ、日本はU-16はU-20などの他の年代に比べてとびっきり弱かったのです。サッカーだけでなく、各競技で日本はU-16が致命的な弱点でした。
何故かと言えば、U-16は高校受験という壁があり、どんなメンバーで挑んでも他の年代代表に比べてまるで成績を残せません。運動不足です。圧倒的に弱かったのです。苦肉の策で日本は、U-16のアジア予選を高2の早生まれ(1~3月生まれ)を中心に結成するという方法を取り、世界選手権で本来の日本的な年代をブチ込むようになりました。
んで、テニプリのU-17日本代表は高校3年生がめちゃくちゃ多い件。
こいつら全員早生まれなのか、許斐先生が何も考えていないのか気になるところです。高校生の誕生日が判明したらU-17根底から崩れそうです。
そして棄権した跡部様と手加減した入江の試合はノーゲーム。2勝2敗1ノーゲームで、残りの各コートの代表で決着戦を行う事に。

代表戦に出ようとする男達
頷きつつジャージを脱いで試合に出ようとするのは3人。
沖縄の比嘉中、木手永四郎
大阪の四天宝寺の、石田銀
氷帝学園の補欠、芥川慈郎
ハゲはともかくとして、キテレツとジローはいくらなんでも役不足もいいところです。インフレ激しいテニプリにおいてお前らなどまるでお呼びじゃありません。というか全国大会でもベンチを温めていた補欠のジローがなんで5番コートにいるのでしょうか。まず、滝萩之介とどちらが上か決めてください。
いくらなんでも勘違いが半端ない面子がヤル気満々の中で、亜久津がきっちりと「テメーらには役不足だぜ…」と注意してくれたのはありがたいです。

亜久津
マザコン亜久津。
テニス界10年に一人の逸材といわれながらも、その後10年に1人の逸材のバーゲンセールによって、存在意義が欠落してしまいましたが、都大会で越前を苦しめた実力は本物です。
石田は強そうですけど相手をぶっ飛ばすワンパターンで別に試合見たくありませんし、キテレツとジローに至っては5番コートにいる事が謎すぎます。亜久津ならば納得の人選と言えるのではないでしょうか。
というのも、跡部様の進化に負けないぐらい亜久津も進化しているのです。負け組に課せられた鷲から風船を守る試練を覚えているでしょうか。彼らは必至で風船を守る中で、越前達は一つ進化してみせのです。
同時5球打ち。

同時5球打ちをした亜久津
負け組は栗で5球同時打ちをしていたのに比べると、正規のテニスボールで5球打ちしたから何なの、そもそもこれ時間的にかなり前の事だよ…と突っ込もうとも思いましたが、都大会から比べれば亜久津は大分進化をしています。
同時5球打ちが出来れば、負け組の三船コーチに「ちっとはマシな動き」と褒められます。でも…。

三船
「同時に10球は打てんと鬼や徳川には勝てんぞぉ」
10球打ってなんぼです。
今更5球打ったからって何なのか。これも時間軸的には大分前の事です。今更、亜久津が正規のボールで5球打ったからといっても冷静に考えると別にどうという事はありません。
やる気満々の亜久津をしりぞけたきゃつが出てきました

鬼
「どけい!俺が行く!!」
最初から出ろよ!
と思わなくもないですがトリを飾るのは鬼先輩です。以前に亜久津には相応しい死に場所を与えてやると言い放っていました、ここが亜久津の死に場所ではなかったようです。
ついに出て来た鬼先輩、
ガットは2本じゃありません。本気で3番コートのちょび髭を抹殺。0コマです。試合描写1コマも使わずに6-0でブチ殺しました。勝てるオーダー組めと言われて、「あたぼうよ」と自信満々に握り拳作っていたのに、結局勝てなかった事の罪滅ぼしなのか、自ら出張ってサクッと瞬殺です。
こうして、3番コートと5番コートの入れ替え戦は5番コートの勝利で幕を下ろすのでした。どさくさに紛れて地味に順位を上げてる南や、まったく上がっていない観月、何気の6番コートの面子もすげぇなと色々思いながら…2番コートの面子が尻尾を巻いて逃げ出したというのです。
「あの人達(2番コート)は、もう来ないっスよ…」
「尻尾を巻いて帰っていったわ!!」

新2番コート
「俺たちが新しい2番コートでいいっスね」
負け組軍団復活である。
そもそも、その黒いジャージは何だよとか、真田は中二病的に眼帯かよというか裸体にジャージかよとか、乾はまたミイラかよとか色々突っ込みたい個所は多いのですが、越前の後ろにいる精悍なイケメン青年…誰だよお前!
WHO?

before / after
田仁志くんかよ!
下手なダイエット通販などまるで及ばない変化です。 痩せてイケメンになってしまっています。一体何があったのでしょうか。もはや完全に別人です。
負け組が2番コートを蹴散らし次回へ。
いよいよ面白くなってきましたね。5番コートから上はコートナンバーが1つ上がるたびにケタ違いのレベルらしいのですが、普通に3番コートに負けたクラウザーさんと千歳とザコバナさんは目も当てられません。