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「鉄風」の面白さが半端じゃない件
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2010年10月22日
「修羅の門」「はじめの一歩」「空手小公子 小日向海流」など講談社の格闘技漫画はヤバイです。格闘技漫画というジャンルならば講談社は圧倒的であると言えます。講談社のジャンルで「格闘技」を見てビックリ。

格闘技ジャンル
一番上に「ネギま!」がきてしまいました。
どうなってるんだってばよ…。まあ、そんな事はどうでも良く、格闘技漫画に定評のある講談社の中でも一押しなのが太田モアレ先生が描く「鉄風」なのです。脳から汁が飛び出す面白さですよ!
以前に1、2巻が発売した時にも紹介しましたが3巻にしてその面白さが大気圏突破しました。「不安なんです…相手が強いかどうか…」などとオビに書かれてますが、主人公・石堂夏央は物心ついた頃からどんなスポーツもこなし、それと同時に毎日を退屈していました。何でも出来た夏央が、努力を要するスポーツに出会います。それが総合格闘技。
連載誌がgood!アフタヌーンというマイナーな上に隔月誌な為にいまひとつ知名度はありませんが、同時期にイブニングで連載開始された「オールラウンダー廻」と同様に非常にマーベラスです。しかもこちらはド直球な少年漫画をしており超燃えるというものです。
そんなわけで、夏央初めての試合です。この試合でビックリ仰天、夏央が三日月蹴りを放っていました。

三日月蹴り
三日月蹴りとは、三日月の軌道で敵の急所一点をつま先で抉る。この蹴りは防御が非常に困難。敵を倒すのは一撃でいい!(立木ボイスで)。
というわけでDREAMで2008年に颯爽と現れ、三日月蹴りという空手技を総合格闘技のリングで実践し物凄い幻想があった(過去形かよ!)菊野選手の必殺技です。極新出身であり大舞台で空手技で近代MMAの試合で勝つ姿は幻想が膨らんだものです。それはリアルな格闘技界だけではありません。
菊野克紀選手は基本的に三戦(さんちん)の構えで相手にプレッシャーをかけていき三日月蹴りを炸裂させるという戦法です。

三戦の構え / 三日月蹴り
菊野選手の代名詞ともなった"三戦の構え"と"三日月蹴り"。2008年は珍しい戦い方で注目され、バトル漫画や格闘漫画でも菊野選手の台等と共に菊野ブームが起こりました。
「タフ」を筆頭に三日月蹴りがバトル&格闘技漫画でバンバン登場するようになり、オールラウンダー廻のライバルの必殺技にもなりました。また、今年大飛躍をした「進撃の巨人」でもミカサが三戦立ちの構え。菊野選手がバトル&格闘技漫画に与えた影響は計りしれません。
そんなわけで、「鉄風」でも炸裂した三日月蹴りには胸が熱くなるというもの。そして王道少年漫画のように展開されるストーリー展開には燃えまくるというもの。やべぇ超面白い!
ただ、少年漫画のような展開といっても主人公の夏央は王道ではありません。ねじ曲がっています。

性格ねじ曲がっている主人公
「頑張って、あの子の笑顔を潰してあげよう」
友人に「まっすぐに性格悪い」と論じられます。夏央は普通ならライバル的なポジションや敵キャラな性格をしているのです。対して夏央のライバル馬渡ゆず子こそが目標に向かって真っすぐで少年漫画なら主人公になるポジション。「鉄風」は王道少年漫画のようにストーリーが進みますが、主人公の性格は敵キャラそのもの。むしろ、それが逆に面白いという。
でもって、可鈴さんの獲物であるリンジィがついにベールを脱ぎました。以前、夏央がゆず子と始めて手合わせした時以下のように言っていました。

夏央の実力を見て
「練習すればきっと、いい線いけますよ!!」
「うん…うん…もしかしたらリンジィといい勝負出来るかも…」
この時はスタンドのみのスパーだったのに、リンジィといい勝負出来るかもと言われていました。そしてベールを脱いだリンジィはスタンドに特化した選手だったのです。

スタンド特化
「あの子…完全な立ち技特化なのね」
柔術家の娘のくせにスタンド特化かよ!とも思いましたが、スタンド特化の選手には夢があります。かつての、神の子・山本“KID”徳郁や火の玉ボーイ・五味隆典には浪漫がありました。幻想が抱いていました。そういえば、五味隆典選手を主人公とした「アドバン」。
こちらは個人的にあんまお勧めしません。
で、スタンド特化選手には浪漫があるのですがリンジィが本当に立ち技しか出来ないのかと言えば疑問があります。というのも以前にリンジィとゆず子のどちらが強いかという話題になり、ゆず子は「打撃ありだとやっぱり…ギリギリリンジィかなぁ」と言っていました。
打撃有りでギリギリって、ゆず子はグラップラーなのに…。恐らくリンジィは、得意でないといってもグランドでも相当な実力者と思われます。夏央を中心にライバルキャラも立ちまくってきてこれからますます面白くなりそうです。可鈴さんが唯一敗北を喫した西の魔女まで登場し、目が離せません。超面白い!
そういえば、以前に紹介した時に「女の子わんさか出てくるのに、萌え要素がまったくないです。燃えですね。」と言いましたが訂正します。まさか「鉄風」にこんな萌えキャラが潜んでいたとは…。その名を我如古さん。

我如古さん
「僕は早苗先輩が好きだ」
以前から空手部主将の早苗にいつもくっ付いてる純情な侍女というか百合的な匂いがありましたが、まさかガチだったなんて!しかも僕っ娘ですよ。そんなわけで心をズタズタに折られて泣きわめく我如古さんに劣情を抱くのでした(結論)。

格闘技ジャンル
一番上に「ネギま!」がきてしまいました。
どうなってるんだってばよ…。まあ、そんな事はどうでも良く、格闘技漫画に定評のある講談社の中でも一押しなのが太田モアレ先生が描く「鉄風」なのです。脳から汁が飛び出す面白さですよ!
以前に1、2巻が発売した時にも紹介しましたが3巻にしてその面白さが大気圏突破しました。「不安なんです…相手が強いかどうか…」などとオビに書かれてますが、主人公・石堂夏央は物心ついた頃からどんなスポーツもこなし、それと同時に毎日を退屈していました。何でも出来た夏央が、努力を要するスポーツに出会います。それが総合格闘技。
紺谷可鈴のジムに入門し、総合格闘技の技術を習得していく石堂夏央。いよいよアマチュアの試合に出場することになった。全ては馬渡ゆず子と闘うため。だが、以前夏央が道場破りをした空手部の二人・沢村早苗と我如古舞も黙ってはいない。早苗は空手部顧問管野から夏央と闘う技術を習いはじめ、我如古は夏央に野試合を仕掛ける。そしてリンジィ・コルデイロは早くもプロのリングに立つ! 新・総合格闘技漫画、絶好調!
(公式サイトより)
(公式サイトより)
連載誌がgood!アフタヌーンというマイナーな上に隔月誌な為にいまひとつ知名度はありませんが、同時期にイブニングで連載開始された「オールラウンダー廻」と同様に非常にマーベラスです。しかもこちらはド直球な少年漫画をしており超燃えるというものです。
そんなわけで、夏央初めての試合です。この試合でビックリ仰天、夏央が三日月蹴りを放っていました。

三日月蹴り
三日月蹴りとは、三日月の軌道で敵の急所一点をつま先で抉る。この蹴りは防御が非常に困難。敵を倒すのは一撃でいい!(立木ボイスで)。
というわけでDREAMで2008年に颯爽と現れ、三日月蹴りという空手技を総合格闘技のリングで実践し物凄い幻想があった(過去形かよ!)菊野選手の必殺技です。極新出身であり大舞台で空手技で近代MMAの試合で勝つ姿は幻想が膨らんだものです。それはリアルな格闘技界だけではありません。
菊野克紀選手は基本的に三戦(さんちん)の構えで相手にプレッシャーをかけていき三日月蹴りを炸裂させるという戦法です。

三戦の構え / 三日月蹴り
菊野選手の代名詞ともなった"三戦の構え"と"三日月蹴り"。2008年は珍しい戦い方で注目され、バトル漫画や格闘漫画でも菊野選手の台等と共に菊野ブームが起こりました。
「タフ」を筆頭に三日月蹴りがバトル&格闘技漫画でバンバン登場するようになり、オールラウンダー廻のライバルの必殺技にもなりました。また、今年大飛躍をした「進撃の巨人」でもミカサが三戦立ちの構え。菊野選手がバトル&格闘技漫画に与えた影響は計りしれません。
そんなわけで、「鉄風」でも炸裂した三日月蹴りには胸が熱くなるというもの。そして王道少年漫画のように展開されるストーリー展開には燃えまくるというもの。やべぇ超面白い!
ただ、少年漫画のような展開といっても主人公の夏央は王道ではありません。ねじ曲がっています。

性格ねじ曲がっている主人公
「頑張って、あの子の笑顔を潰してあげよう」
友人に「まっすぐに性格悪い」と論じられます。夏央は普通ならライバル的なポジションや敵キャラな性格をしているのです。対して夏央のライバル馬渡ゆず子こそが目標に向かって真っすぐで少年漫画なら主人公になるポジション。「鉄風」は王道少年漫画のようにストーリーが進みますが、主人公の性格は敵キャラそのもの。むしろ、それが逆に面白いという。
でもって、可鈴さんの獲物であるリンジィがついにベールを脱ぎました。以前、夏央がゆず子と始めて手合わせした時以下のように言っていました。

夏央の実力を見て
「練習すればきっと、いい線いけますよ!!」
「うん…うん…もしかしたらリンジィといい勝負出来るかも…」
この時はスタンドのみのスパーだったのに、リンジィといい勝負出来るかもと言われていました。そしてベールを脱いだリンジィはスタンドに特化した選手だったのです。

スタンド特化
「あの子…完全な立ち技特化なのね」
柔術家の娘のくせにスタンド特化かよ!とも思いましたが、スタンド特化の選手には夢があります。かつての、神の子・山本“KID”徳郁や火の玉ボーイ・五味隆典には浪漫がありました。幻想が抱いていました。そういえば、五味隆典選手を主人公とした「アドバン」。
Abaddon<アバドン>(1) (ヤングマガジンコミックス)
posted with amazlet at 10.10.22
和久井 健
講談社 (2010-07-23)
講談社 (2010-07-23)
こちらは個人的にあんまお勧めしません。
で、スタンド特化選手には浪漫があるのですがリンジィが本当に立ち技しか出来ないのかと言えば疑問があります。というのも以前にリンジィとゆず子のどちらが強いかという話題になり、ゆず子は「打撃ありだとやっぱり…ギリギリリンジィかなぁ」と言っていました。
打撃有りでギリギリって、ゆず子はグラップラーなのに…。恐らくリンジィは、得意でないといってもグランドでも相当な実力者と思われます。夏央を中心にライバルキャラも立ちまくってきてこれからますます面白くなりそうです。可鈴さんが唯一敗北を喫した西の魔女まで登場し、目が離せません。超面白い!
そういえば、以前に紹介した時に「女の子わんさか出てくるのに、萌え要素がまったくないです。燃えですね。」と言いましたが訂正します。まさか「鉄風」にこんな萌えキャラが潜んでいたとは…。その名を我如古さん。

我如古さん
「僕は早苗先輩が好きだ」
以前から空手部主将の早苗にいつもくっ付いてる純情な侍女というか百合的な匂いがありましたが、まさかガチだったなんて!しかも僕っ娘ですよ。そんなわけで心をズタズタに折られて泣きわめく我如古さんに劣情を抱くのでした(結論)。