今週（48号）の「さよなら絶望先生」半端じゃないな！



「純文学は売れないんです。かわりにライトノベルを出すことになったんです。そっちの方が売れるんです。会社としては仕方ないんです。」

先日、講談社がライトノベルレーベル「講談社ラノベ文庫」を2011年秋に創刊すると発表しました。合わせて新人賞も創設し募集を行っています。ついに講談社が出版不況の中で拡大するラノベ市場に進出です。その折り、早速ネタにする久米田先生。

何が凄いって、このニュースが発表されたの10月20日な事ですよ！今週の絶望先生は20日以降に描かれた新鮮ピチピチなネタで締め切りどうなってんだという。ちなみに、同じく今週に掲載されている「ネギま！」307話は赤松先生の日記によると…。


20日が締め切り…？どうやら今週のマガジンの原稿は20日が締め切りだったようなのですが、20日に出たニュースをネタにして今週号に掲載されるてるってどういうことだってばよ…。

まあ、こんなものジャブのようなもので。いわば前フリ。ベジータ風に言えば「これからが本当の地獄だ！」ですよ。間柴風に例えればフリッカーで追い詰めてる段階でチョッピングライトはまだです。


チョッピングライト
「しかも『オマエラこんなん好きだろ』的なキーワードをパソコン使って文章に代入していけば、作家なしでも作れて安上がりなんです。あとは、人気の絵師を…」

どうなんコレ？

「とある町内禁止事項」は「とある魔術の禁書目録」、「アカとペストと召還」は「バカとテストと召喚獣」、「俺と彼女と嬉ション魔王」は「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」でしょうか。サラッと「オマエラこんなん好きだろ」的なキーワードとか本当半端ないです。

というわけで超絶好調な「さよなら絶望先生」。241話は悪貨が良貨を駆逐するネタ。色々と考えさせられるテーマです。確かに、今回の話は悪貨とはいいませんが沢山の絶望少女が登場しているせいで、加賀愛が1コマしか出番がありませんでした。他の絶望少女の出番によって加賀愛の出番が駆逐されてしまっています。


今週の加賀愛
また、悪貨とは言いませんが、同人誌なんかも売れ筋しか置かない店あって本当に欲しい物が置いてないとか。別に同人誌だけじゃくて一般書店でも言えますが。エロゲでも言えますね。曲芸商法がまかり通ってビッグタイトル作品関連ばかり置いて、隠れた名作がきっとあるはずなのに発見出来ない…。

ダメな物がまかり通って本物が通用しないというのはどうかと思うのです。えらく真面目な話になりましたが、何が言いたいのかというと乳首ですよ。


乳首
またガッカリ劣化乳首だよ！
以前に「君のいる町」でも炸裂したガッカリ乳首。「GE」でも炸裂ですよ。ガッカリ乳首に絶望していたら、作者・流石景先生の今週の巻末コメント。


出たよ！これぞ乳首商法ですよ。雑誌掲載時に乳首を描かず単行本で乳首修正。この技は週刊少年ジャンプの十八番なのですが「君のいる町」「GE」とマガジンまで使いだしてしまいました。絶望した！数年前までは綺麗な乳首券を発行してたマガジンまでこの有り様。週刊少年誌での乳首はどんどん減っています。

悪乳首は良乳首を駆逐する！

このままでは雑誌掲載時での乳首券は絶滅してしまいます。最期の砦「史上最強の弟子ケンイチ」だけが希望です。