1巻のオビコメントが「ゆるかわ男子なう」というものでしたが、2巻は「ゆるかわ男子やきもちなう」とそれってどうなのかなというツイッターやってない人には意味不明なオビコメント。というわけで2巻発売しましたが、ニヤニヤ指数がヤバイです。

2巻はのっけから飛ばすというもの。開始7ページでコレです。

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のっけかから

あ゛ー!
いきなり俺を殺す気かと、死因は悶死
ヤバイ、ヤバイ。のっけから俺はニヤニヤどころか悶絶して死にそうになってしまいました。とにかくニヤニヤでと気持ち悪い顔がきる少女漫画といえば「360°マテリアル」ですよ。その破壊力は半端ない

少女漫画を読んでニヤニヤする事を至高と考えている自分としては絵も可愛く萌える南塔子先生には期待値が高まるばかりで、初連載の「360°マテリアル」は期待通りにニヤニヤしまくりマーベラスというもの。

特に特筆すべきはニヤニヤする展開に繰り広げられる擬音の「ドキ」です。1巻発売した時にも取り上げましたが、「ドキ」がヤバイ。

5
ドキ

1人部屋で「あーっ!!」とか悶絶する美桜の可愛さが私のハートを鷲掴みにする。もう美桜の可愛さに尽きるのです。2巻は滝くんのお隣に住む茜の懐柔に成功したり、元カノのビッチが現れたり見所満載なのですが、やっぱり美桜の「ドキ」という効果音がビッグバン級にヤバイ

1巻では滝が好きだと気付くまで南塔子先生伝家の宝刀「ドキ」という擬音がまったく使われなかったのですが、好きだと気付いて付き合うようになれば「ドキ」が多用させて、こちとらニヤニヤしまくるというもの。

「ドキドキしていた…」ですよ(北の国から)。
「360°マテリアル」の美桜は、「ドキ」が何度も使われ、それがトキメキに使われるからニヤニヤ効果が倍増。「ドキドキ」は心臓の擬音なんですが、「360°マテリアル」はニヤニヤするシチュ限定で「ドキドキ」。

6
ドキドキしていた

黒板消してるものの上の方が届かなくて滝くんが助けてくれたの図。相変わらず初々しくてマーベラスなのに加えて「ドキドキ」です。トキメキに使われる「ドキドキ」。勿論、心臓の擬音ですので焦ったりもにょもにょしても心臓の鼓動は早くなるもの。その時の擬音は「ドキドキ」ではありません

7
ドッドッしていた

心臓の擬音は「ドッドッ」です。
嫌な夢を見たり、焦ったりした時も心臓の鼓動を擬音で表現していますが、そういう時は「ドッドッ」で統一。同じ心臓の鼓動でもトキメキは「ドキドキ」、焦ったりした時は「ドッドッ」と使い分けているのです。ですので、「ドキドキ」の破壊力が倍増というもの。

そして、最も俺のハートをドキドキさせたのは下の名前で呼ばれるイベント。「ときメモ」シリーズでも下の名前を呼ぶようになるのは大イベントの一つで、さり気なく突然下の名前で呼ばなければなりません。もちろん、好感度などが低いと馴れ馴れしいと怒ってしまうので、絶妙のタイミングが要求されます。そして下の名前で始めて呼んだ時の、胸を熱くせっぷりはご存知の通り。

そんなわけで「360°マテリアル」でも滝くんは天然っぷりを発揮して普通に下の名前をサラリと言い出し、とんでもないスキルを発揮。そして呼ばれたほうの美桜に心情とか照れて赤面する顔とか、「ドキドキ」の効果音が本当にヤバイ。悶絶確実ですよ!

9
呼んだよね…?

屋上で相変わらず空を見上げている滝くんに話しかければ「美桜」と下の名前で呼び捨てですよ。それを聞いた美桜は「え、今、呼んだよね?」とドキドキ。そのまま下の名前呼びが定着してドキドキそながら赤面ですよ。マーベラス!なんという初々しさ。

2巻にして下の名前呼びイベントを通過して俺をニヤニヤさせまくる攻勢に大満足。さらに100%アテ馬になるだろう丸井まで美桜に惚れてしまったようで益々目が離せない展開に突入。今後も非常に楽しみです。

あと、印象に残ったのは最初は変な人と思った滝くんが何時も空を見上げていること、いつのまにか美桜もサラっと空を見上げるようになっていました。

10
美桜もいつのまにか空を見上げるように…

うつってるよ!
何気にお互いが変な人という印象で似た者同士という印象でしたが、改めて似た者同士という印象。いやー、ニヤニヤしっぱなしで続きが楽しみというものです。


360゜マテリアル 1 (マーガレットコミックス)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 青春してます。
5 ゆるかわいい
5 ゆるかわ男子好きにオススメ!!

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