先日、「呼出し」の1巻が発売されました。このタイミングで相撲を題材にした漫画です。


18歳の高3の春にはじめて可愛い彼女が出来たハジメ。特に明確な進路は決めてないものの、普通に大学行って普通に就職するつもりでいたのが、両親に相撲の「呼出し」にならなかと言われ、薦められる日々がはじまるのです。でも春が来たばかり…。

私も呼出しをまったく知らなかったんですが、これは非常に面白いですね。相撲の裏方的ポジションで、19歳までしかなれないという。また、初めて相撲を生で見て夢中になっているハジメの様子が良いです。何と言っても彼女の小林みきちゃんが超可愛い

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みきちゃん

ハジメはどういう進路を決めるのか。今後も非常に楽しみです。問題は中村明日美子先生の体調でしょうか。体調不良で執筆活動を休んでいるので、早めの復帰を待ちたいものです。

さて、大変です。億越えルーキーのうちの一人が黒ひげの餌食になってしまったそうです。シャボンディ諸島で登場したばかりで、新世界でのルフィ達との絡みを期待していたのに、ここで脱落なのでしょうか。

キッドは、新世界から脱落した命乞いする海賊を情け容赦なく磔にしており健在。というか普通に怖ぇな、おい。「……!!」と磔にされた奴が発していたので生きてるとは思いますが、串刺しして磔にするとか恐ろしい男です。あと、たまたまかもしれませんが、キッド海賊団の船員に一人見た事のあるマークをした者が…。

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キッド海賊団の船員

タイヨウの海賊団(魚人海賊団)のマークがあるように見えるのですが、この彼は魚人なのでしょうか。まあ、フォクシー海賊団にも普通に魚人が船員でいた(カポーティ、ビッグパン)ので、船員に魚人がいてもおかしくないんですけど。

また、ファイアタンク海賊団は新世界に入るなり吸い上げられてしまいましたが、一応ベッジも健在。ホーキンスは荒れる"新世界"で、茶ひげに「死相が出ている」と言いながら剣を抜いて、強引に占いを当てさせる気満々で健在。

とうか"茶ひげ"とは何だったのか…。白ひげのナワバリの島にやって来てデカイ口を叩いており、白、黒ときての"茶ひげ"という名前で大物の匂いがプンプンしてたのに。登場するなり、「"白ひげ"亡き今、世界を取るのはおれ達だァ!」と言っていたので、てっきり白ひげに敗れた銀メダリストの一人かと思いきや、凄まじい雑魚臭がプンプンします。新世界で懸賞金8千万越えをエバって、このままホーキンスに殺されてフェードアウトしてしまいそうです。

ところで、ホーキンスは茶ひげに対して「おれは冗談は大嫌いだ」とコメントしていますが、何が冗談なのでしょうか…。

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茶ひげ

「"茶ひげ"だ!懸賞金8千万越え、海賊"茶ひげ"様だァ!おれの名をよく覚えとけ。ここはおれのナワバリだ!」

別に何も冗談を言っている気がしませんが。懸賞金も本当でしょうし、白ひげのナワバリを海賊として略奪して自分のナワバリにした事も本当だし…。あ、ひげが茶色じゃないとか…?

ホーキンスはちょっとズレています。仲間にがいるのもよく分かりません。そういえば、頂上戦争で見物していた時にはルフィの生存確立を占っていましたが…。

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ホーキンス

「妙だ…"麦わらのルフィ"の生存確率が、何度やっても"0"にならない…!」と、自分の意に沿わない占い結果が出てしまい何度もやり直したり…と、ホーキンスはド天然すぎます。こんな天然ホーキンスが「冗談」と言うのですから、茶ひげの冗談というのが気になるところです。しかし、このまま二度と出てこなさそうなので、茶ひげの冗談は迷宮入りしそうです。

と、冗談はこれづらいで、キッド、ベッジに続きホーキンスも健在。そして我らのウルージさんも健在です。その凛々しい佇まいを見るだけで胸が熱くなるというものです。

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ウルージさん

常に余裕があり笑顔を絶やさないウルージさんが珍しく真顔です。空島出身のウルージさんにとっても新世界は摩訶不思議なものだったのでしょうか。何が面白いって、破壊僧海賊団はウルージさんを船長ではなく僧正と呼んでいました。副船長は僧都と呼ばれるのでしょうか…。こいつらマジで僧なのかよ!なんで海賊やってるんだ

キッド、ベッジ、ホーキンス、ウルージさんは健在。ローは1週間前までアマゾン・リリーにいたから他のルーキーより新世界に入るのが遅れそうです。そうなると、アプーかドレークかボニー。最も怪しいのはボニーですが…。

ボニーは戦争中には涙を流したり、頂上戦争を見守って意味深な台事を言っていました。

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ボニー

―何もかもあいつのせいだ…!!!
「すぐに探し出してやる!行くぞ!"新世界"へ!」

あいつが黒ひげだとすると、文字通り新世界で返り討ちにあった可能性が高いですが…。しかし、ボニーのおっぱいマウスパッドが出ずして退場というのは考えずらいです。あ、アプーとドレークはどうでもいいです。

いきなり荒れる594話"メッセージ"。ちなみにタイトルというのは名前の通りルフィが仲間に送ったメッセージのようです。ルフィがやらかした事が明らかになるのですが、何をやらかしたかと言えば再び海軍本部に現れたのです。そして以下の3点を行ったとか。

・軍艦を奪いマリンフォードを一周
・オックス・ベルを「16点鐘」
・花束を投げ込み黙祷

まったくもって意味が分かりません。オックスベルというのはキラーが分かりやすく説明してくれました。

「オックス・ベルというのは、大昔に活躍した軍艦。オックス・ロイズ号に取りつけられていた神聖な鐘だ。年の終わりと始まりに…去る年に感謝し鐘を8回新しい年を祈り鐘を8回。締めて16回の鐘を鳴らすのが海兵のならわし。それが16点鐘―だが今は時期外れ。つまり…その鐘は"時代"の終わりと始まりの宣言と取れる」

マリンフォードを一周、16点鐘、黙祷…分からんです。そしてルフィの右腕には入れ墨のような文字が刻まれています。

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黙祷

何て書いてあるか分かりません。エースのように「Sに×」という感じで上2文字に×、一番したはYでしょうか。ルフィの行動も腕の文字も謎すぎです。しかし、これを見た仲間達(ゾロ以外)はルフィのメッセージを把握していました。鐘は麦わら海賊団のルフィの仲間の数(8人)が関係あるのかしら、何にしても謎です。

※追記
なんか「3D2Y」と書かれており「3D」に×で、3日後に集合ではなく2年後に集合というメッセージではないかというメールを大量に頂きました。なるほど、「17歳最後の冒険」というのにも合致しますね。でも、チョッパーはメッセージを理解して笑顔が一変して泣いてたりしたので他のメッセージがありそうです。何よりも新聞の写真では文字が見え難い

で、今回のポイントは新世界である事は言うまでもありません。キッドに串刺し&磔にされた名もない海賊は新世界を出る所で、楽園(パラダイス)に帰ると言っています。

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名もなき海賊

「勘弁してくれ、おれ達はもうこの海を出るトコなんだ。生きて"楽園"へ帰らせてくれ!!」

楽園(パラダイス)ってどこでしょうか。そして最後にナレーションで楽園の説明が入ります。

一度でも"新世界"に足を踏み入れた猛者達は
"偉大なる航路"前半の海を口を揃えてこう呼ぶ―
あの海は"楽園"だった

グランドライン後半の海から見れば、今までの海は楽園。どれだけ新世界は地獄なのでしょうか。そういえば、初期に海上レストランを出航した時に、グランドラインを1年航海した過去を持つゼフにルフィはグランドラインについて以下のように言われたそうです。

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グランドラインは…

「レストラン出る前にさ、オーナーのおっさんが教えてくれたんだ。"グランドライン"を楽園と呼ぶ奴もいるんだと!」

海賊の墓場と呼ばれていたグランドライン。それを楽園と呼ぶのは、ドキドキワクワクするような冒険が待っているとか思いましたが、新世界から見れば楽園だったという意味だったのでしょうか。恐るべき新世界!

あと改めて気になるのは、ゼフが1年のグランドラインの航海で新世界に足を踏み入れたのかどうか。続きます。