不動峰は初期に青学にやられた学校ですが、その後もしぶとく生き残り、念願の全国大会出場を果たすなど、青学より青春していました。関東大会を戦った他の学校が、適当に省略されていつの間にか消えていく中、1回戦を突破し2回戦に進出しました。

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2回戦、昨年度準優勝校の牧ノ藤学院

2回戦で昨年度準優勝校の牧ノ藤学院と対戦。スーパーテニスの使い手としてライバルっぽく登場したゴリラなども試合シーンが省略され、4-1の圧勝で、昨年度準優勝校の強豪に勝利しました。昨年度準優勝校に勝利し、続く相手は昨年度準優勝校の四天宝寺。2回続けて昨年度準優勝校と対戦するという、理解不能な展開。まるでアウターゾーンのような理解を超えた世界に引きずり込まれた不動峰は、伊武が試合シーンすらカットされて惨敗。まだ試合を行おうとしますが、仲間の2人が静止。

「後はおれたちが何とかする。命に代えてもな!

そう言って、何故か傷だらけで登場した神尾と石田ペアも、棄権してしまったテニスの王子様」。命に代えても何とかすると言っていて棄権するとは、もはや死と隣り合わせだったようです。

両者ノックダウン立ったままKOという所まできましたが、遂にテニスをするのも命がけになりました。そんなわけで、不動峰は2連敗で後がなくなりました。

次に対戦するのは、九州2強といわれた、橘さんと千歳。ザコバナさんとなり果て、立海の2年生にすら惨敗した橘さんに勝つチャンスはあるのか。試合開始早々に、無我の境地を披露する千歳。観客席からも「ア、アイツも『無我の境地』を!?」と驚かせていました。

テニプリで切原が関東大会で無我の境地を披露した時、観客席が無言で呆然とし、同じ学校に2人も無我の境地の使い手がいる立海の生徒さえ、言葉を失って驚き、「信じられませんね…」「えっ無我の境地?」など汗をかいて、皇帝真田の説明を聞いていました。しかし、全国大会になると、無我の境地を使える事に驚くだけで、無我の境地自体はただの技とみなされていました。ーや全国。

「けじめたい」と自己満足で右目でボールを受けるという、高度なギャグを披露し、圧倒的実力で試合を進めます。途中で「神隠し」というボールが消える技が飛び出しましたが、いまさら消える魔球なんて。不二が比嘉中戦で「その打球消えるよ」と自然に言うぐらいインフレしているのに。どうせなら、「神隠し」でなく「鬼隠し」、オヤシロ様の祟りで対戦相手が消える技ぐらい持ってきてほしかったです。

そんな、どうでもいい攻防が続く中、「『無我の境地』の奥には3つの扉があっとたい」と、千歳はさらなる奥義を炸裂させました。その名も「才気煥発の極み」。

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才気煥発の極み

オーラがさらに増して、キラキラと輝きだしました。これを見た菊丸が「……何だ?思ったよりフツーじゃん」。もうテニプリの世界ではオーラ出したり、キラキラ輝いても、思ったよりフツーで片付けられるようです。

ちなみに、手塚が放った百錬自得の極みも無我の境地の奥にある扉の1つだとか。河村も「百錬自得は、やはり無我だったんだ」と納得してました。前に真田が無我の境地を使えるのは、千歳と幸村とオレだと言っていましたが、切原も越前も使いこなし…さらに樺地まで。

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樺地

まるで無我の境地のバーゲンセールだな!

関東大会の時、真田は無我の境地を使える人物の中に、手塚の名前をスルーしてましたが、手塚が百錬自得の極みを使った時、最初から知っているように言っていましたが、やはり知ったかぶりしただけだったんでしょうか。しかし、樺地は本当に天才ですね。千歳は無我の境地に出会ってから、長年探求してきたようやく辿り付いたらしい、無我の奥の扉を、素の状態で無我の境地状態な樺地は、その奥の扉まで見ただけで使えるなんて。

というか中3で長年探求してきたなんて、小学生の時に無我の境地に辿り付いたんでしょうか。才気煥発の極みとは、予知能力みたいです。既に乾が数年前の試合展開をそのまま再現するという、離れ業をやってのけているので、あまり凄く感じませんが。

結局、橘さんは千歳の才気煥発の極みをやぶる事無く敗北してしまいました。最後は、意味不明なポーズラケットのガットに当てる「あばれ球」というハイレベルなセンスの技名を返されての敗北。ラケットのガットに当てるなんて、ガットが突き破られたらフレームで打ち返すという世界観において、たいした事なさすぎです。しかもボールが増えるだけなんて。

正直ガッカリです。しかも、「右目の視力、あまり見えへん」という意味不明な日本語から察するに、まだ右目が直っていない千歳の死角を狙わなかったらしいです。

不動峰の他の部員が死に物狂いで頑張って試合をしたのに、橘さんは全力で勝ちにいかなかったようです。けじめと言ってわざと右目にボールぶつけたり、相手を倒すのに全力を出さなかったりと、かなり私情入りまくりだったカリスマキャプテン

橘さんの自己中で負けてしまった、他の不動峰のメンバーの心中やいかに…

試合終了後、千歳は無我の境地の奥の最後の扉を開かずの扉について触れていました。

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人間が入る事を許されとる領域ではなかってこったい

人間が入る事が許されない領域…その名も「」天衣無縫の極み。今まで、ボールが消えたりラケット突き破ったり視力がなくても見えたり数年前の試合展開をそのまま再現したり人間が分身したり瞬間移動したり重力を無視してあらゆる方向にボールが変化したり空中に浮いてシンクロしたりコートに氷が突き刺さったりしましたが、これらは人間が入る事が可能だったようです。

既に人間が入れない領域に到達していたと思ってましたが、さらに上があるとは…。し、死人が出るぞ…