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ハガレンは文学、ワンピは芸術、ブリーチは奇跡(笑)、マイガールは人生!
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2010年11月17日
「マイガール」終わりました!
って、何だか「冷やし中華終わりました」的な感じがしてアレなんですが、まさにそんなひと夏が過ぎ去ったような淋しさ的な。
というか突然終わった感は否めないわけですが、それでもめっちゃ良かったのです。僕の中では「クラナド」以前と以後で家族ものに対する感じ方が激変し、「クラナド」以降の家族ものには補正がブースター状態でかかりまくっていますが、やっぱり「マイガール」も泣いた。いやー父娘最高!
父である正宗君を思うコハルに涙腺が刺激されるぜ!料理の上手なお母さんが欲しいかと聞かれれば、料理なんて得意じゃなくていいと言い。
「コハルは―…正宗君を守ってくれるお母さんが欲しい」
なんて良い娘さんなのでしょうか。
大人っぽいというか、依存できる立場での子供と違って精神面が成長しすぎたコハル。それ故に家を出て行こうとする健気さに私は猛烈に感動した。交番のおっさんとにやり取りは、泣くの我慢するのに必死でしたよ。
特にコハルの呼び方。ずーっと「正宗君」と呼んでおり、「お父さん」とか「パパ」って呼んでいないんですよね!そんなコハルがボロボロに探し回った正宗を見て、警官のおっさんに「お父さん」と呼んで、瞳が熱くなったんだ。
お父さん
「コ…コハルのお父さん」
もう僕の涙腺はダメだ…。
コハルの「お父さん」の威力が半端ないな。ちょっと照れてるところといい、ボロボロの正宗を見て驚く表情といい、コハル天使すぎる。ここに予言しとく。「うさぎドロップ」でもダイキチを「お父さん」と呼んだら泣く自信ある(威張るな)
片桐さんに嫉妬したりするもおぶって貰ってお母さんを思い出して、受け入れたコハル。「か…片桐さん―…何だかちょっとだけ」と言いつつ母を思い出して嬉しそうにしてポジティブに受けて取っていました。
お母さん思い出しちゃいました
正宗と片桐さんが仲良くするのを見て嫌そうというか複雑な表情で正宗君取られちゃうと思って「悔しくなる」とちょっと年相応な事をしてたのに、おんぶされてお母さん思い出して嬉しそうなコハル。
対して正宗はダメダメです。
片桐さんと手を繋いでみれば。
思い出しちゃった
陽子さんを思い出してしまい悲しげな表情を浮かべて手を無意識に振りほどいてしまいました。陽子さんを思い出しネガティブに受け取った正宗。
ダメダメです。
安西監督風に言えば「まるで成長してない…」ですよ。コハルは陽子を思い出してポジティブに受け取っていたのに、正宗はこの様です。前へ進めない!正宗の根暗さとか優柔不断さはKIDゲームとか「君望」の主人公を彷彿させますよ。まさに、鬱になるようなギャルゲ&エロゲ主人公特性。
「毎日、数多くのものが消えて忘れ去られていく。勿論それが当たり前なのだという事も分かっている。けれど、その虚しさに勝てなくて、あっという間に無くなってしまうそれらに、しがみつかずにはいられなかった…」
そんな正宗にコハルの夢の話でズカーンと一撃。
「想い出の品物は何もなくなった。でも、そんなのは、この先もっと素敵なのを作ればいいし」
前へ進め!
思い出しちゃった、けど離さない
コハルの笑顔に陽子さんを重ねるも、それでも、と。
以前みたいに悲しくなって無意識に手を離す事無くしっかりと握り続けた正宗。成長してるよ!前見てるよ!
小さなてのひらですよ!(上手い事言ったつもり)
小さな手にもいつからか僕ら追い越してく強さですよ(しつこい)
やっぱ「マイガール」良い。
できれば、コハルがどんどん成長して高校生、大学生、社会人…あわよくば秋君と結婚するまで見たかった…。この父娘の行く末を。そんで、結婚式場でコハルが本人に対して「正宗君」ではなく「お父さん」とか呼びかけたら…という妄想しながら泣く!
つまり結論としては回想シーンであったコハルがおしっこに行くシーン最高でござると導かれるわけです。
「ママおしっこー…」
やっぱりおしっこを(ry
さらにオビの「キラめく僕の宝物(マイガール)」とか、最終話のサブタイ「僕の宝物(マイガール)」って最高じゃないですか!
ハガレンは文学、ワンピは芸術、ブリーチは奇跡(笑)、マイガールは人生(キリッ)