石黒正数短編集 2 (リュウコミックス)
石黒 正数
徳間書店 (2010-11-13)

石黒正数先生の短編集「ポジティブ先生」が発売されました。ビックリしたのは、表題作の「ポジティブ先生」がたった4ページしかない事。

嵐山歩鳥が初登場する「夜は赤い目の世界」をはじめ、収録されている話はどれも石黒正数先生らしさがあるな、と。いかにもな事を言いましたが、私の言う「らしさ」は藤子不二雄をちょっとダークというか斜めにした的な。あと、個人的には「怪奇!透明人間が来る」のヒロインがめがっさ可愛かった。お色気攻撃を仕掛けるわけですが、それが紺先輩並みの威力を計測してしまいました。

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お色気攻撃

"ちっぱい、おさない、ぺったんこ"の文句なしの三冠王なのですが、それが自らの特性を生かさずに、アダルティーなお色気作戦を決行して自爆。いわば、寝技専門のグラップラーがあえて不得手な立ち技で戦ってしまうようなもの。しかし自分のスタイルを見失うも、逆にそれは浪漫がある。つまに、無乳娘の自爆大好きでござる

さて、大学生編に突入した「君のいる町」。まさに先がまるで読めません。このままいけば、社会人編、ストーカー編、監獄編…と続いていき、いつかは春大くんは島耕作もビックリなディープな大人の恋愛をするのでしょうか。

まあ、そんな先は置いといて、今の大学生編を楽しもうじゃないですか。今回大事なのは扉絵ですよ。明日香が中途半端にズボンを脱いでシャツを着替えているという、どういう着替え方だよ。まあ要するにパンツ見せです。パンツを見せる為にあえてズボンを中途半端に脱いで、シャツを着替え出したとか胸が熱くなるのですが。問題はそこじゃない。

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扉絵

「頑張って練習してレギュラーに食い込むゾ!」

なんだこの頭が悪い煽り文は。ねぇ、まさかパンツが食い込んでいるのと掛けてるの。これは本当にどうかしてますね(褒め言葉)。で、肝心なのはこのパンツですよ。いや、瀬尾先生ってこんなにパンツを描くのが上手かったのかという!完璧なのです。

ぱんつってのはこう、触りたくなるような柔らかそうな質感
いい匂いがしてきそうな嗅ぎたくなる芳醇感
何より眩しいけど目を見開かずにはいられない存在感がそこにはあるのだよ!!
(あるパンツ研究家のレポートより抜擢。)

つまり、質感、芳醇感、存在感全て揃っています。もう手のつけられない化物パンツなんですよ。今まで、美しい乳首に定評があった瀬尾先生ですが、これからはパンツ王子の爵位を捧げたい!

いつの間にか、乳首の王子からパンツの王子へ。
飛び級ですよ!(パンツのが上なのかよ)

というわけで「さよなら絶望先生」243話"いろいろと飛ぶ教室"は飛び級ネタ。「アマガミ」の橘さんなんて付き合ってもいないにの、キスどころか膝裏やヘソをペロペロ(^ω^)しています。恋の飛び級ですよ!

また、「ジンベエ」「ダメ恋」に代表されるように親子ぐらい歳の離れた恋には「親→恋」という段階がありフラグ立てにも過程があります。しかし某ニュースサイトの管理人は過程をすっ飛ばして、プリキュアをピアノで引いて幼女とフラグ立て。恋の飛び級ですよ!


ちなみに万世橋くんの2次元から3次元への恋は飛び級ムリというのは刺さります。心に

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2次元から3次元へ

2.5次元は「コスプレイヤーさんを好きになる」に置き替えも可能です。しかし、今回の「さよなら絶望先生」は、何時もと違ってちょっと変です。奈美がすんごい可愛かったり木津千里が縞パンをパンチラするなど、飛び級の歪みが出ています。

でも変わらないものも勿論あります。それが加賀愛の可愛さ

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加賀愛

変わってしまったものもある。変わらないのは加賀愛の可愛さ。
加賀愛の可愛さは永久のものであるわけです。

そうそう、可愛いといえば今回の「ネギま!」の村上夏美がすんごい可愛くて脳髄に衝撃が走ってしまいました。

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夏美

恐怖から限界が来てヨダレを垂らしながら赤面。なんだか一仕事を終えた達成感まであります。あれ、夏美ってこんなに可愛かったっけ?

私の中の夏美の印象といえばソバカスがチャーミングポイントであるものの、レベルの高い3-Aでは地味キャラで特に気にもとめないキャラでした。というか千鶴のおまけだと思ってました。

しかし、おまけを舐めるなと!
チョコボールによろしく、むしろおまけが重要なんじゃないかと気付かせてくれました。恐怖する表情と泣きながら赤面する表情が俺のハートを直撃です。小太郎への恋心がここまで可愛くさせるのか。恋する女は可愛いとは言いますが、今回の夏美の可愛さを論理的に説明するには至りません。どうなってんだってばよ…。

夏美の可愛さが跳ね上がって飛び級している!

私は夏美の可愛さの元をたどる為に隅々まで「ネギま!」を読み返しました。きっと何かがあるはずだ…見つけた!

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夏美の可愛さの正体

あ…ちょっと…も…れ…

胸が熱くなったんだ…。
漏れたのか漏れそうなのか。もし前者ならあの達成感一杯の表情は大事な仕事をしたという事に。もし後者なら、はじまったな!

赤面&涙目でガクガク震えながら立てずに「う…っく、んぐっ…」と喘いで「ぐっ」と我慢してます。堪えているのは涙かはたまた…。そして、震えながら「ドッ…」という擬音。この擬音は一見すると涙が溢れた擬音のようですがひょっとしたら、聖なる行水が溢れたのではないかと!

総括すると、おしっこを(ry
これぞおしっこの飛び級ですよ!


魔法先生ネギま!  限定版(32)
赤松 健
講談社 (2010-11-17)