「たいようのいえ」2巻が発売されました。いやぁ、暖かくてニヤニヤするとはまさにこの事ですよ。2巻では男視点である基からの視点も減り、どうなるんだろというラブコメとしても十分に楽しめるという。ラジカルさんまで基に好意を寄せており、本当に先が楽しみです。

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基のマッパ姿を見てしまった真魚

「見えたかもしんない…!」
「いや、やっぱり見てない!!」
「………(赤面しつつ)」

なんだこのクソ可愛さは!
本当にタアモ先生の描く女の子は可愛い!萌える!

さて、「BAMBOO BLADE」の14巻が発売されました。しかも、これが最終巻です。ついにバンブーも完結かと思うと胸が熱くなるな!

BAMBOO BLADE 14 (ヤングガンガンコミックス)
土塚 理弘
スクウェア・エニックス (2010-11-25)

表紙が完全に1巻と対になっている
ぶっちゃけバニッシュ学園編が始まった時は、うわ!つまんねぇというのが正直な感想だったのです。しかし、13巻でウラVSウメの頂上決戦を見て、圧倒的な面白さと燃え展開にグイグイ引き寄せられてしまい続きが楽しみでドキドキワクワクしていました。

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ウラVSウメの頂上決戦

この試合の熱量は半端じゃありませんでした。
女子高生剣道界のトップの試合を目の当たりにしたタマちゃんは、今後は打倒ウラ&ウメと繋げれば、激熱濃厚の剣道漫画になったはずです。でもそうはなりませんでした

この試合を目の当たりにしたタマちゃんは目が虚ろになって以下のように呟いていました。

「ナンデ、コノヒトタチハ、コンナニモスゴインダロウ」
「ナンデ、コンナニ、ケンドウニホンキナンダロウ
「ソシテワタシハ、ナンデケンドウヲ、ヤッテルンダロウ

何で剣道をしているのかという疑問がタマちゃんに!何で剣道をやっているのかと言えば、幼少の頃から剣道道場である家の手伝い。最終巻はタマちゃんの剣道に対する答えでした。13巻では圧倒的な熱さでボルテージ上げまくりなのに、最終巻はタマちゃん…そしてコジローが剣道に対して一つの答えを見つけ出す、静々と物語の締めくくっています。

11巻では原作者・土塚理弘先生は以下のような後書きを綴っていました。

というわけで"最終章・バニ学編"が始まりました。「BAMBOO BLADE」も結構長いお話にばってしまいましたが、このエピソードで完結させることになると思います。この作品は五十嵐先生によるかわいい表紙イラストのおかげで"美少女剣道コメディー"と、すっかりダマされた人もいるかもしれませんが、正しくは"ワンランク上のおっさんを目指して頑張る おっさん成長マンガ"です。これからエンディングへ向け、大江が、黒岩が、そして亀崎がどのように変化していくのか、じっくりお楽しみ下さい。

な、なんだってー!?
「BAMBOO BLADE」は、おっさんの成長漫画だったのです。例えば、バニッシュ学園のプロデューサーの大江は、ウラVSウメの試合を見て駆け出しの頃は思い通りに行かなくても手探りで仕事をしていたのに、キャリアを積んで今ではなぁなぁで仕事してしまっていると気付いたのです。

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大江

「時代のせいで仕事がつまらなくなった…?違うな、パターン化してしまったんだ。悩んで悩みぬいて作り上げたものが、コツを飲み込んでしまい簡単に完成形に持っていけるようになった」

分かる!分かりますよ!
私も社会に出て7年で部下を持つようになり、パターン化というかいかに効率良く仕事を終わらせるかという所に比重が置かれるようになっていました。大学生の頃はもっとギラギラしてただろ!という。

黒岩も亀崎もおっさんが若い娘達の青春一直線の様で色々と気付かされるという。そう「BAMBOO BLADE」は女子高生の剣道青春漫画に見せかけて、おっさん達が若者を見て回顧し色々と気付かされるおっさん成長漫画なのです。

そして、この漫画の主人公はタマちゃんではなく顧問の石田虎侍なのです。ウラVSウメを目の当たりにした虎侍は胸が高鳴るのは何故なんだと自問自答し「大人の強さ」と導き出したのです。

「子供のように、ただがむしゃらなわけでなく。しっかりと自分と周りを見て、考え、覚悟を持って立っている。それが自身の剣道に現れている。現れ始めた。全てを受け止め、なお全力を尽くす。それが―大人の強さ

初期は寿司食いたい、中期はクビになりたくないという理由で剣道部の顧問を務めていた虎侍。それが最後に教師生命に満足していた様は胸熱というものです。

「俺はほんの少しきっかけを与えただけに過ぎないが―全部俺のわがままからはじまった事だが…1人の少女を導く事ができた
「―もう、この部は大丈夫だ。俺がいなくても…

虎侍を満足させたのはタマちゃんの目標。頂上決戦で「タシハ、ナンデケンドウヲ、ヤッテルンダロウ」と目が虚ろになりながら疑問に思った剣道をする原点。室江高校剣道部の面々の目標は明確でした。

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室江高校剣道部の面々の目標

タマちゃんみたいになりたい
室江高校剣道部はタマちゃんのよになりたいとう目標がありました。当のタマちゃんには明確な目標は絶無。それでも、集団で部活をする事、試合を通して、頂上決戦を目の当たりにして一つの答えを導き出しました。

コジロー先生みたいな先生になりたいです

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コジロー

俺…教師になって…剣道をやってて…本当によかった

答えは得た。
大丈夫だよタマちゃん。オレも、これから頑張っていくから。

「成長」「大人になる」というのが一つのテーマだったバンブーで、最後に虎侍が満足気だったのは胸熱というもの。しかも、最後の最後に牛松の新作を出すという遊び心。もう、私は大満足です。最終巻の土塚先生の後書きによると、虎侍の今後は…。

コジローの今後を少しお話しますと、来年度から別の高校で担任を持ち、剣道部の顧問になります。問題を抱えた少女剣道部がある近場のお誘いがあったんですね。TVでコジローの事を見た学校関係者が打診し、コジローもそれを受けたわけです。そしてコジローはまたその部で色々な問題にとぶつかり成長したいくことでしょう。練習時代や大会で室江と対戦するかも知れません。今後は恋愛絡みのお話もあるかもしれません、お楽しみに。描きませんけど、後は皆さんのご想像にお任せします。

超読みてぇぇぇぇ!

BAMBOO BLADE 14 (ヤングガンガンコミックス)
土塚 理弘
スクウェア・エニックス (2010-11-25)