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「新テニスの王子様」跡部様の建国宣言
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2011年01月10日
らき☆すた ブルーレイ コンプリートBOX 【初回限定生産】 [Blu-ray]
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角川映画 (2011-05-27)
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「らき☆すた」ブルートレイコンプリートBOXの予約がアマゾンで開始されました。やっぱ「らき☆すた」は面白いんですよね。また原作ではロッテネタが炸裂した事もあり、マリーンズファンの私は胸が熱くなったもの。
さて、今月の「新・テニスの王子様」は色々とヤバイです。跡部様のターンなのですが、入れ替え戦における他のキャラは1話あればいいほうなのに、跡部様の試合は先月から続いています。今月が3話掲載なのに、まだ決着がつきません。跡部様の試合だけ無駄に長いです。
先月2話掲載で決着がつかず、今月は3話掲載したにも関わらず決着がつきません。ザコバナさんなんて6ページで決着ついたのに。他のキャラなんて多くて2話で決着。跡部様だけ5話つかっても、まだ決着がつかないという。明らかに作者に優遇されています。
これが人気キャラの特権なのでしょうか。
NO1人気キャラの特権で跡部様のターンは続きます。ずっと跡部様のターンですよ!前回「俺様の眼はごまかせねぇ…」と偉そうに語ったくせに、まんまと入江の三文芝居に騙されてしまった跡部様。何が俺様の眼なのかと問い詰めたい。激しく問い詰めたい。小一時間問い詰めたい!
相変わらず不自然にシャツがめくれて跡部様のターンは続くのです。「終わらせる」と言う跡部様。本当にその言葉をそっくりそのままリボンをつけて許斐先生にプレゼントしたいです。終わらせて下さい、茶番を。
そして、入江のラケットを引き飛ばして、またまた跡部様の新必殺技が炸裂するのでした。「慟哭への舞曲」です。
慟哭への舞曲
まるで先月の焼き直しです。
相手のラケットを吹き飛ばして新必殺技を炸裂させるのが跡部様流。前回同様に相手はラケット持っていないんだから何を打っても決まる状態で、わざわざ新技を出します。跡部様…その新技意味あんの?
いくら新技が決まらなかったら恥ずかしいとはいえ、何を打っても決まる状態で新技を出すあたりに跡部様の器の小ささが見えます。まあ、確かに中二病全開の恥ずかしいネーミングセンスを叫んで新技を出して決まらなかったら恥もいいところですけどね。
はいはい、跡部様の新技乙…って。
新技返された
うわぁ…跡部様かっちょ悪っ!
中二病全開のネーミングを叫んで新技を出して返されるだけでも恥ずかしいのに、姑息に相手のラケット弾いた上で返されるとかかっこ悪すぎです。
というかラケット持たずに、百発百中で決まる状況で入江はどうやって返したのかというと、ラリーのコンマ数秒の間に普通にラケット拾って返しました。…凄い漫画だ。
「入江とは、やっぱ当たりとーないわな」
「…そうですね」
「あの中学生…可愛想やな」
1番コートの実力者に認められる入江くん。
どうでもいいけど「可愛想」じゃなくて「可哀想」じゃないのかという気もしますが、借字であるのかしら。
久々に鬼先輩がしゃしゃり出て説明してくれます。思えば、このチームを率いてたのは鬼先輩だったのに。手塚が出て行く時、跡部様がサラッと「このチームは俺様に任せておけ」とか抜かし、勝手に仕切り出し鬼先輩を完全無視していたのも良い思い出です。
鬼先輩
「黙ってたが…入江は3番コートじゃねぇ。実力はもっと上。俺と同じで各コートの底上げの為、配置されたのよ」
サラッと何を言ってるのでしょうか。というか普通に顔が怖いな。
あんた、オーダー決める時、勝てるオーダー作れと言われて「あたぼうよ」と握り拳作ってシタリ顔で言ってじゃん。入江は1番コート級の実力くさいんですけど。クラウザーさんに苦戦した中河内外道に跡部様当ててれば普通に勝ててたのに。
入江の実力が3番コートよりも上と聞いて、赤也が「…って事はこの試合やべぇ」と大汗をかいて突然跡部様の応援をし始めました。
赤也
「ア…アンタなら勝てますよ!!頑張れ跡部さんっ!!」
…と、身を乗り出して必死で応援。氷帝の後輩・鳳長太郎もいるはずなのになんで立海の赤也が…。何が凄いって、赤也が応援した事ですよ。
ご存知、立海大付属のレギュラーは赤也以外はみんな3年生。そして赤也は、先輩達が試合でピンチになっても応援などした事ありません。何で立海の先輩を応援した事ないのに、他校の跡部様を必死で応援するのか。
導かれる答えは一つ。赤也は立海の先輩が嫌い。
そもそも赤也は立海の先輩を微塵も尊敬していないのは回想で明らか。「お前ら3人まとめて倒す」とビッグ3相手に思っており、たまに反抗的な目をします。年上を「コイツ」と心の中では呼んでる赤也くん。尊敬どころか先輩が大嫌い。
赤也の部活での立場は胸熱。
殴られる赤也
体育会全開な立海は厳しいです。草試合でも試合に負ければ思いっきりブン殴られます。何が凄いって殴られた後に、真田を今にも殺しそうな目つきでガンつけて睨んでいました。そうとう真田を恨んでます。
もちろん厳しいのは真田だけじゃありません。試合に負ければ、一見すれば優しそうな先輩達も容赦なくダメ出し。
優しそうな先輩も容赦なし
「切原君…反省したまえ」
「ウチら立海大付属の成すべきは全国3連覇!けどな」
「負けはいけないな」
「プリッ」
これは酷い…。
先輩に思いっきりブン殴られて倒れ込んでいる後輩に容赦のないダメ出し。先輩達は誰一人フォローしてくれません。まさにイジメそのものです。赤也の気持ち分かります。分かりますよ。普通なら精神的に耐えられません。そりゃ、立海の先輩を恨むようになるよね。
勿論、赤也にだけ厳しいというわけではありません。
立海の皇帝真田は他の部員にも厳しいです。チームメイトを容赦なく殴り飛ばし、ジャッカルなんて試合に負けてもいないのに有無を言わずにひっぱ叩かれました。
試合に負けてもいないのに殴られたジャッカル
真田の暴君っぷり半端ねー!
そりゃ仁王も日頃の恨みとばかりに真田を殴るよね。さらに恐ろしいのは、最も偉そうで暴君のような真田すらイジメられているというのが立海。
全国大会決勝戦で真田は手塚との死闘で足を酷使し立つことすらままならない状態でした。そして試合後は、安静にするわけでもなく、座らせてくれるわけでもなく、延々と立たされてました。
足ボロボロなのに、その後ずーっと立たせられる
座らせてやれよ!
立海にチームワークなんて存在しない。試合後に労いの言葉も無く、負ければ殴るし「所詮道化か」などと罵声を上げる始末。こいつらお互いがお互いを嫌いです。氷帝や比嘉中ですらチームメイトを応援したり心配するのに、立海レギュラーはまったくの無関心で応援など絶無。こいつらチームメイトなのに…(真田だけは何故か幸村にご執心)。
「名門」とか「常勝」と言われる立海ですが、部活内にはびこる陰険なイジメ体質は群を抜いています。その中でも後輩赤也に対する扱いは特にひどい。
イジメられる赤也
別に反則したわけでもなく強烈なショットで乾をふっ飛ばせば、教授に謝れと言われる赤也。もはや天空に人が飛ぶようなインフレ起こしているのに、何故か無理やり謝まらされラケットで攻撃までされてしまいました。チームメイトなのに酷い…。
さらに海堂のスネークが顔面に直撃して倒れれば、先輩仁王は心配するわけでもなく笑顔で「ワカメ野郎」と。
後輩が試合中に血まみれになって倒れ込んで
酷過ぎる。
赤也は入る学校を間違えたとしか思えません。さらに悪魔化を先輩共に無理やり促され寿命まで縮めてしまいました。イジメでボロボロ、寿命まで縮めさせられるなんて…自殺してもおかしくありません。どう見ても先輩に恵まれていません。スタッフサービスに電話していいと思います。
そりゃ、立海の先輩の応援なんてしませんよ。他校の先輩に懐くのも仕方がないというもの。ただ一つ間違いは、懐くのが跡部様って…。だって彼バカだよ。
話がそれましたが、赤也が必死に応援する跡部様。まるで入江に歯が立たずのフルボッコ状態。回想が入り相手の弱点をつく陰険なスタイルの確立が明かされました。
「俺は俺のやり方で勝利の栄冠を戴く」
「眼力と共に―」
と、跡部様の相手の弱点を付くという陰険なプレースタイルを「俺のやり方」と言ってさらにパワーアップさせるようです。俺のやり方って…跡部様の陰険なプレースタイルは仮の姿で、超攻撃型の真っ向勝負が本来のプレースタイルと越前戦で明かされたのですが、この設定は許斐先生は忘れてしまったのでしょうか。
そして、相手の弱点を突くという跡部様の性格の悪さを具現化させたプレースタイルがさらなる進化を遂げるのでした。
進化…
「スケスケだぜ!!」
……?
??????
え?
なんぞこれ?
相手の弱点を見極める眼力、相手の隙が丸見えの氷の世界…ついに相手の骨まで見えてしまいました。で?
さっきまで余裕で返していた入江が、骨まで見透かされてしまう謎の眼力によって突如返せなくなってしまいました。意味が分かりません。隙がない男の骨まで見えたからなんだっていうのでしょうか。まさに意味不明。
季節外れの雪が降り出す始末です。
観客は「ゆ、雪だ!?」と驚いています。オーラが見えるこの世界では、跡部様が降らせた雪まで可視できます。作中の矛盾どころか自然界の常識を無視した跡部様。
もちろん骨まで見えた事による効果など一切説明ありません。猛獣のようなオーラのように何の説明なしに、ただ凄いと思っておけば良いのでしょうか。そして跡部様は続けざまに、言い放つのです。
跡部王国
跡部王国(あとべキングダム)
建国宣言!
相変わらず高度なギャグで我々を笑わせてくれる跡部様。跡部様の進化に驚いたのか、はたまたあまりに高尚すぎるネーミングセンスに驚いたのか。みんな驚愕です。勝てるオーダー組めと言われて「あたぼうよ!」と言い放った鬼先輩まで跡部様に驚いています。
さらに煽り文までノリノリである。
「跡部王国建国祭の花火が上がる!」
新年早々ここまで笑わせてくれるなんて。跡部様はやっぱり恐ろしい男です。