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    「BE BLUES!~青になれ~」9巻

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    BE BLUES!~青になれ~ 9 (少年サンデーコミックス)

    「BE BLUES!」9巻が発売されました。
    今一番胸が熱くなるスポーツ漫画は何かと聞かれたら、私は「BE BLUES!」であると即答しよう。それほど、中学編最後の試合は「熱い、震える、泣ける」と三拍子揃った神試合をやってくれました。
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    「BE BLUES!~青になれ~」震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!

    そして9巻である。インドネシア行きを辞めて日本に残る事になった龍は中学卒業までに一つの変化が訪れます。




    続きは「yamakamu.net」


    BE BLUES!~青になれ~ 9 (少年サンデーコミックス)
    田中 モトユキ
    小学館 (2013-03-18)
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  • 「今日のユイコさん」感謝するぜ、ユイコさんと出会えたこれまでの全てに!

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    さて…。

    今日のユイコさん(2) (アフタヌーンKC) 今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)

    ツンデレの時代は終わった…そう思っていた時期が僕にもありました。

    二次元の世界ではこんな格言がある。「カトレアが完成させ、手乗りタイガーが終わらせた」ってね。まあ今僕が作ったんですけど、もうツンデレなんて古い!はっきり言って、ツンデレ娘に振り回されるのに世の男性は疲れちゃったんですよ。主に僕が。もうツンデレはいいっつーの!

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    もうツンデレは…

    今、新たな格言が生まれました。
    ツンデレ道とはユイコさんの事と見つけたり」。

    アカン、ドキッと心拍数が上がり過ぎて死にそうになってしまいました。死因は悶死。「今日のユイコさん」…恐ろしい破壊力である。この漫画、ぶっちゃけぐう聖の彼氏・トモヤとツンデレのユイコさんがイチャイチャするだけなのだが、密度とシチュとポイントとエピソードが絶妙すぎる

    思い返せば僕ってツンデレ大好きだったんですよ。それが流行ればアレですよ。バトル漫画のインフレの如く、ツンデレもインフレしていくっていうね。なんかツンを引き出す為に無理矢理な理不尽な暴力とか怒られたりとか。そうじゃねーだろっていう。根はいい娘だけど、素直になれないからって木刀で撲殺するような娘よりもですね、普通に優しい子を求めちゃうんですよ。

    どこもかしこもツンデレ娘のオンパレード。
    漫画もゲームもアニメもツンデレツンデレって。ベジータだって「まるでツンデレ娘のバーゲンセールだな」って嘆いてましたよ。もうツンデレはお腹いっぱいと思ってました。ツンデレはもう古い、と。

    ところがである。
    「今日のユイコさん」によって目から鱗が落ちました。

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    目から鱗が落ちました

    トモヤと煮え切らない関係の中で、他の女子がトモヤを好きだと聞き、ユイコさんの取った行動はとってもとっても素晴らしかったの。手紙で思いを綴ったものですけど、その内容が北斗神拳のごとく僕の秘孔を突いてきやがります

    今日はトモヤに謝らなければいけません。テニス部のかたがトモヤに好意を抱いています。彼女のメールアドレスを預かりました。トモヤに渡して欲しいそうです。トモヤに渡すと約束したにも関わらず…私は…その紙を破って捨てました。さらに事実を隠して全て無かった事にしようと、ついさっきまで悩んでいました。人として最低の好意をすごく後悔しています。とても会わせる顔がないので、手紙で謝らせて下さい。本当にごめんなさい。私は姑息で、卑怯で…最低な女です

    ドキン!

    こんな半分愛の告白のような手紙を読んだら誰だって胸に熱いものが込みあげてきますね。また、トモヤがいいんだ。そこらの鈍感&ヘタレの主人公とは一味も二味も違うぜ!この手紙を読んで逃げるユイコさんを追いかけてかますわけですよ!漢を見せるのである。

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    トモヤ、お前男だ。漢の中の男だよ

    まさかの愛の告白である。
    ニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録である。それ以上に何だこの爽快感は。読んでて清々しい気持ちにさせてくれる。何が凄いってこれ1巻のエピソードなのよね。

    ラブコメ作品なんてものはくっ付いたらそこで試合終了だよと言わんばかりに引き伸ばす。故に、付かず離れずの微妙な距離感をキープする千年戦争のような状況を作り、結果を先送りにしてしまうのが通常である。だから決定的な場面になっても無理ありすぎる凍てつく波動を使って無効化させようとするのだ。

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    無理あり過ぎる凍てつく波動

    某羽●川小鷹くん「え?何だって?」「ゲームの音が大きくて何も聞こえなかったな」じゃねーよ!最後だけ聞こえなくても分かるだろーが。そのまま逃げ出すとかどんだけヘタレやねん!某一●楽くん両想いの娘が隣にいて寝てたとかどんだけ無神経やねん!あり得ない、あり得ないよー!

    それでも男ですか、軟弱者!!

    まあ、昨今は軟弱者のヘタレがテンプレである。
    僕自身、そういうものだと納得してしまっていた。もちろん、こういうのはこういうので好きですよ(フォロー)。しかし、動け、動け、動け、動け、動いてよ。今動かなきゃなんにもならないんだと心のどこかで思っていたのも事実である。

    だから、トモヤの言動に爽快感が溢れてしまった。
    トモヤがなかなか男らしいのである。これは惚れるのも仕方ないという説得力があります。

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    トモヤ

    トモヤ△□✕(さんかっけー死角無し)

    何よりもキモはユイコさんの可愛さに尽きますね。
    一挙一動が本当に可愛らしい。2人のやり取りはイチャラブというより、桃色時空です。僕の心の琴線をガッチリ鷲掴みですよ。

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    ガッチリ鷲掴みである

    やっぱり普段は天邪鬼で素直になれない娘の見せる「デレ」はいいね。リリンが生み出した文化の極みだよ。

    改めて認識したツンデレの素晴らしさ。
    素晴らしい。実に素晴らしいです。ツンデレ最高!ユイコさん最高!次々に見せてくれるユイコさんの可愛らしい一面。カトレア記念日以来の衝撃です。ツンデレの素晴らしさを改めて認識させてくれたこの日を「ユイコさん記念日」と名付けよう。

    で・も・ね!

    ユイコさんの真髄はデレよりツンに有り!

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    ツンこそ真骨頂よ

    ツンもデレも両方最高である。
    何も刺々しい態度取るばかりがツンじゃありませんね。どっちも美味しい、全てペロペロできる。まるで尻尾まで餡が入ってるたい焼きみたいなものです。

    僕はツンデレってものはテンプレ通りの「ツン:デレの比率=9:1」、すなわちデレの為にツンが存在する、有り難みやギャップ理論だと思っていました。いわゆる不良が雨の中に子猫に傘をさす姿を見てドキッとするギャップ萌えと同じであると。デレを引き出す為の布石がツンであると。

    いつからだ…?
    ツンデレのツンはデレた時の布石だと決めつけていたのは。
    一体いつからだ?
    ツンはデレのギャップの為にあると思っていたのは。

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    そんなんじゃねェだろ!!

    オレが求めたツンデレの極みは。
    ツン「素直になれなくて意地を張っているけど、本当ははすごい寂しがり屋」にペロペロする事!!

    感謝するぜ、ユイコさんと出会えたこれまでの全てに!

    今日のユイコさん(2) (アフタヌーンKC)
    秀河 憲伸
    講談社 (2013-03-22)

    今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)
    秀河 憲伸
    講談社 (2012-09-21)

    今日のユイコさん
    今日のユイコさん
    posted with amazlet at 13.03.28
    講談社 (2012-12-07)