星は歌う 10 (花とゆめCOMICS)
高屋 奈月
白泉社 (2011-01-19)

「星は歌う」10巻が発売されました。
まず驚くのは表紙でしょうか。「フルバ」同様に重要人物が順番に表紙を飾ってきましたが、「星は歌う」は重要人のタマが少ないせいか、途中からどうでも良い脇役が表紙を飾り出しました。10巻の表紙はサクラ、久々に表紙を飾るに相応しい人物ですね。帯に「衝撃が走る!」と書かれてインパクトを与えてくれます。

サクラが目を覚まして

そもそもサクラというのは、家では父親に暴力を振るわれ、学校ではいじめられたいた時に千広と出逢い、なんかいい感じになっていったと思いきや首吊り自殺をし、その後昏睡状態が続き入院中。言ってみればその千広の昔の女みたいな…。

サクヤと出会った頃の挙動不審みたいな頃には、好きなモノの話題になった時には「」と解答していました。

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好きなモノは?

「チヒロくんの好きなモノは!?」
「…俺は…―…

サクヤは桜と聞いて桜の木と思い「綺麗だよね」とか話を広げていましたが、当の千広は意味深な感傷的な表情を浮かべていました。これが、後に「桜」というのは桜の木ではなく、天宮桜を指していたと分かるわけですが…。

そんな重要人物のサクラが目覚めたとなっては一大事です。
最近は甘々な展開が繰り広げられて頬をニヤニヤさせまくっていたのが急展開!高屋先生は、持ち上げてから一気に叩き落とすのに定評がありますが、見事に叩き落とされました。

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叩き落とす

マジかよ!!
最近の甘々展開で頬をニヤニヤさせたと思ったら、この落としよう。まるでジェットコースターに乗ったように見事の急展開。キマすね、精神に。重いですね。まじでどうなるのかゾクゾクしますね。次巻で最終巻のようなのでドキがムネムネして待ちたいと思います。

優しい世界を「幻想」と言っていたサクラ。
世界を「くだらない」と言っていたチヒロ。

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世界は独りじゃない

「返したい。自分がそうしてもらえたように、救われたように。教わったように。教えたい。伝えたいんだ。今度こそ世界に独りぼっちと思わないで

それがチヒロはサクラに「世界に独りぼっちと思わないで」と伝えたいとか。そんなわけで、千広はサクラの下へ行くと堂々と宣言。いや、これ皆通過していたりします。

世界は独りじゃない!
独りじゃないとはいい言葉ですね。そりゃDEENも歌うってものですよ。で、チヒロに世界は独りじゃないと伝えたのは勿論サクヤです。

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世界は独りじゃない

「距離をとったりしない。側にいる。過去がどうであれ、あたしは彼を独りにしたくない。また、この世界に独り置いていったりしたくない。決めたの。」

サクヤが教えてくれた「世界は独りじゃない」という事。今度はチヒロがサクラに教えるとか胸が熱くなりますね。ちなみに、サクヤに「世界は独りじゃない」と伝えたのは誰かといえば、僕等の黒髪ロング可愛い聖だったりします。

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世界は独りじゃない

「誰が何が否定しても、どうか私も同じだと思わないで。ここにいる。側にいる。世界に独りぼっちと思わないで

恵まれた人間である聖は不幸に憧れていました。そして全身にまとった不幸っぽさでサクヤと友人になり、不幸というものの現実を知りました。そして、サクヤが大好きだから側にいると思うのでした。そんな気持ち。

勿論サクヤは気付いており「側にいてくれる」と感謝していました。元を辿れば、聖△という!やっぱり聖が最高すぎる。

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つまり、聖はグンバツで可愛いという当たり前な結論になるのです。

星は歌う 10 (花とゆめCOMICS)
高屋 奈月
白泉社 (2011-01-19)

星は歌う 9 (花とゆめCOMICS)
高屋 奈月
白泉社 (2010-09-17)

星は歌う 1 (花とゆめCOMICS)
高屋 奈月
白泉社