電撃4コマコレクション 放課後プレイ3 (電撃コミックスEX)
黒咲 練導
アスキー・メディアワークス

「放課後プレイ3」が発売されました「3巻」ではありません。
今度も超ド級というもの。帯には「今度は戦争だっ(恋の)!」…て、またこのキャッチフレーズかよ!

元々「今度は戦争だ!」というキャッチフレーズは「エイリアン2」が使っていたもの。これが日本では後にバンバン使われました。個人的には劇場版の「家なき子」で使われてたのが印象に残ってます。なんでかといえば、画太郎先生が「今度は銭湯だ!」とか「家なき子」パロをひたらすらやって忘れたくても忘れられなくなりました

最近では「めだかボックス」や漫画版「とらドラ」でも見ました。何が「今度は戦争だ!」なのか、もはや「今度も戦争だ!」ですよ。もうね、アホかと。バカかと。コミックの帯はちょっと戦争しすぎです。んで、本編。前々から登場してて存在感あった図書委員の部長さんがメインの1冊。

勃起した!
巻というか数字が進むにつれてゲームネタが減ってエロくなっているような。まったく、いいぞもっとやれ。「1」「2」と違うのは話の重さでしょうか。マジで昼ドラ見てるかと思いました。彼女さんの雄姿というか黒脚が再び見れて私は大満足です。

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彼女さんの黒脚

スラっと伸びた足と、絶妙に絡むくねり具合。まじでエロスを感じ劣情を抱く。彼女さんの黒タイツには男の浪漫があります。心の底から叫びたい。
ペロペロ(^ω^)してー!
関連、黒いストッキングとか好きだから!

さて、週刊ヤングマガジンで連載していた「工業哀歌バレーボーイズ」という漫画を御存じでしょうか。タイトルにバレーが入っていますが、まったく部活はしません。やっている事はしょうもない下ネタを永遠と繰り広げるだけ。毎週しょうもねーなとか言いながらも読んでしまうもの。

バレボーイズを名乗ってバレーをせず、ひたすら下ネタ漫画として走り続け18年。本当に低俗で馬鹿馬鹿しい内容を量産し続け18年ですが、多分後世に名を残すような漫画ではない事は確かです。それでも好きだった。

この「工業哀歌バレーボーイズ」。丁度5年前の2006年に完結しています。最終回は「バレーもしてねーのに、いつまでバレーボーイズ語ってんじゃねーよ!」という真理をついて終了。

その後、バレーボールが落ちてきて終了。

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しょーもねー!
本当に最後までしょうもないギャグ漫画でした。しかし18年も続いたとなると感慨しいもの。そして最終回に「読者のアンコールがあれば復活するかも」と書かれていたのです。

ええ、もちろんアンケートを送りましたよ。何時までも「バレーボーイズ」を読んでいたい、と。ヤンマガに必要だと。

いつまでも赤木、宮本、谷口の3バカトリオを見ていたい。あの下ネタと童貞力に溢れる頭の悪い3人をもう一度見たい。その願いが通じるのです。2006年3月、週刊ヤングマガジンで新連載が開始されました。「工業哀歌バレーボーイズ」の続編、「好色哀唄元バレーボーイズ」。

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2006年ヤンマガ18号

バレーボーイズがヤングマガジンの表紙を飾っています。
グラビアよりも漫画が表紙を飾るのはヤンマガでは超珍しいというか異常です。しかし、我々はバレーボーイズを待ち望んでいたのです。

あの3バカのしょーもない話は、ヤンマガにおけるこち亀やサザエさん的なポジションになる…、そんな風に俺も思っていました。

「好色哀唄元バレーボーイズ」は3バカの社会人編となるわけですが、いきなり赤木の家の会社が倒産したのを皮切りに、谷口の母は死に、宮本はドロドロの女関係…てなんぞこれ?

オナニーとかそういう話を永遠としてきたバレーボーイズは、昼ドラも裸足で逃げ出すドロドロの人生活劇と様を変えてシリアス一辺倒。彼らのくだらない生活は永久に続くと誰もが思っていたのに、周りの人が死んだり病気になったり…と。一体何が起こってこんな事に

そして、このシリアスで重い重い展開を続けた「好色哀唄元バレーボーイズ」がついに今週のヤンマガ(09号)で完結しました。

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3バカ

最後にギャグもっとバレーボーイズ」というギャグが飛び出すも、本当に本当にこれで完結。くだらん下ネタギャグ漫画がシリアス一辺倒に変貌し、誰もが頭を「?」にしたものの、本当に完結となると胸が熱くなるな!