スポンサードリンク
マガジン新連載「この彼女はフィクションです。」が理想的すぎるヒロインな件
コメント(0)
2011年02月11日
「会長はメイド様!」12巻が発売されました。
帯に「おしおき」とデカデカと書かれてたとなれば、嫌でも期待しちゃうってもの。本編は、今まで引っ張ってきた碓氷が実は良家のボンボンで…という、まあよくある身分違いの恋的なものになってしまい、うーむという。お前には相応しくない、でも愛で~ってところでしょうか。王道といえば王道。まあ、私にとって本編など刺身のツマなのですけどね。
つまり、美咲会長が可愛いの一点突破に尽きるのです。
美咲会長
「つっ…つまりだな…私は、お前の事が…っ」
(口を塞がれる)
おいおい。口をふさぐ方法が接吻とかどうなんですかコレ!
その後の美咲会長の赤面っぷりを含めて素晴らしいの一言。改めて、美咲会長の赤面顔は良いのです。頬をニヤニヤさせてしまうのです。美咲会長の赤面は良いね、リリンの生み出した文化の極みだよ!
さて、週刊少年マガジン11号から新連載が始まりました。「この彼女はフィクションです。」というもの。タイトルからして、ただならぬ何かがビシビシと伝わってきますが、
この彼女はフィクションです。
これは要チェックですね。普段マガジンを購読していない方も立ち読みで追いかけるに値する作品であると言えます。まあ、テンプレ通りのラブコメのようで、実は理想的なヒロインというものです。まだ1話で今後がどうなるかは分かりませんが、設定が凄い。
よく、脳内に嫁がいるという人がいます。
この漫画の主人公・葉村裕里(高1)は、学校のフーコ先輩に恋する一見普通の少年です。しかし、彼には秘密がありました。
葉村裕里は、親の仕事の都合で住居を転々とし、そのせいで友達が1人も出来ませんでした。そんな彼が没頭したのが"秘密の趣味"。
秘密の趣味
オリジナルキャラクター『ミチル』制作
5歳の頃から10年間、ミチルという架空のキャラクターを創作つ続けていたのです。生年月日から趣味嗜好は勿論の事、生い立ちや癖や体質…あらゆる『ミチル』の設定を考え「キャラ設定ノート」に書き記してきたのです。
孤独だった葉村裕里の唯一の友達であり、恋人だったのです。
何が痛いって、その詳細な架空人物「ミチル」の設定である。
ミチル設定ノート
あいたたたた…。
誕生日12月1日、AB型、身長157㎝、体重42キロ、スリーサイズB:87W54H82、オーバーニーソで絶対領域、チョコ好き。嫌いな物はクモ…挙句にパンツは白がベースで派手なものはつけない「男のロマン」とか。
これは痛い。
今まで、小説家、漫画家、シナリオライター…etc。架空のオリジナルキャラクターを考えては世に出してきましたが、葉村裕里はひたすら俺の考えた彼女を内に溜めて色々と妄想してきたのでしょうか。
10年間、自分の脳内彼女を詳細に考えてきました。
しかし、彼が高校へ進学しフーコ先輩と出逢い、恋をして『ミチル』を考えるのを止めてしまいました。ちなみに、フーコ先輩も、私のツボで可愛いです。
フーコ先輩
なるほど、美人じゃねーの。
そんなわけで葉村裕里、現実の女の子に恋をして一大決心をするのです。10年間『ミチル』としか接してこなかった彼は、現実の女の子と2人きりで話した事など殆どないけど、ちょっとフーコ先輩といい感じになったり…。
「フーコ先輩っ!すごい可愛いです!!」
と、サラッと素で言ってしまったり。あれですね。これはフラグが立ったといえますね。そんなわけで決めるのです。
「『ミチル』を…棄てよう…」
10年間の軌跡を捨てようというのだから、名残惜しい気持ちは勿論あります。だけど彼は変わったのです。盛大に10年間の軌跡『ミチル』との別れをすると決心。
ミチル
ミチルがリアルに降臨!
どうなのコレ。私は今まで、様々なフィクション的な彼女を見てきました。空から降って来るは、モニターの中から飛び出してくるは、漫画の中から飛び出してくるは…。どれも素晴らしい彼女だったと思います。
しかし、10年間内に溜めた脳内彼女が現実に君臨ですよ。
これ以上の理想的なヒロインがいただろうか。文字通り絵に描いたような美少女が現れたのです。まさに理想的なヒロインです。
まだ1話ですが、これはちょっと続きが楽しみでドキがムネムネする。