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「屋上姫」無表情で黒脚可愛い
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2011年02月14日
いわゆる学園モノでの2大イベントと言えば、体育祭と文化祭です。「ヒャッコ」6巻は、体育祭と文化祭の触りが収録されているとなれば否が応でも期待値は高まるのです。そして、体育祭の種目は…サバゲー。
学園モノのサバゲーと聞くとロクな思い出がありません。というのも「スクラン」凋落の象徴のように語られる学園モノのサバゲー。どうにも嫌な予感しかしませんでしたが杞憂に終わりました。いやー全身から伝わってくる「楽しい」という感じ。登場人物が増え、キャラも立っている中で行われたサバゲーは、まさにお祭りという感じでワッショイワッショイですよ!

ワッショイ、ワッショイ
「ヒャッコ」を読むと、その楽しそうな輪に入りたいという気にさせてくれます。初期は虎子の破天荒さに回りが振り回されるという感じでしたが、今や皆でワッショイワッショイです。そして、私はカトウハルアキ先生の描く太ももが大好きなのでサバゲー編のミニスパッツは大変美味しゅうございました。
さて、TOBI先生の「屋上姫」1巻が発売されました。
これはマーベラスです。
裏表紙の説明は以下の通り。
平凡に始まるはずだった黛陽平の高校生活は、入学式当日に出会った生徒会長・霞上澄花の唐突すぎるひと言で予想外の幕開けとなった。
「…私たち、付き合ってみない?」
出会ったその日にそうささやいた彼女の目には、何故かわずかに涙が残っていて…!?
「…私たち、付き合ってみない?」
出会ったその日にそうささやいた彼女の目には、何故かわずかに涙が残っていて…!?
きましたねー!
実は私、好きでもないのに付き合うというシチュエーションが大好きなんですよ。例えば、昔懐かしの「ダ・カーポ」で、水越眞子というヒロインがいました。彼女とのフラグの立て方は簡単。主人公とは憎まれ口を叩きあう親友という関係でしたが、ある日下級生の女子からの告白をかわすため、偽装恋人になって欲しいと頼まれ…そこからラブがコメり出してしまうのです。
そんな感じで「屋上姫」、お互いに本名すら知らない間柄で付き合ってしまう事態になるのです。

付き合ってみる?
「屋上姫」は、よくある既存の疑似恋人関係と違って本当に付き合い出します。今まで私が好きだった付き合うフリというものは、友情発で恋人行きだったのですが、この2人には友情すらない中で付き合い出すのです。
そんなわけで付き合う事になった2人。
初デートをしてもドキドキするのは黛くんばかり。澄花先輩は完璧な無表情を地でいきます。

ドキドキするは男だけ
無表情系の澄花先輩の目論見がいみいち分かりません。
どうやら焦っているようで、凄いブラコンのようですが。
そうなのです。澄花先輩はミステリアスな女なのです。
何を考えて黛と付き合い出したのか、屋上で孤独に泣いていた訳は、お兄ちゃん大好きの真相は…、色々と謎が多いのですが、一つだけ確かな事があります。
それは澄花先輩が見せる赤面顔が可愛いという事ですよ!

赤面
うむ、素晴らしい赤面である。
しかも、この赤面は別にラブがコメって赤面したわけではなく、確信を突かれて(?)赤面したのです。
見てみたい!
澄花先輩がラブでコメって赤面する姿…というか本当の彼女の素顔を。常に無表情を崩さない中でも、表面上は笑顔を時たま見せます。しかし、心の底からの笑顔でないという。作った笑顔なのです。
そんな彼女が心の底から自然に笑顔を見せ、ラブがコメった時には致死量のニヤニヤ指数を計測するはずなのです。まさに鉄仮面を被ったが如く、素顔を見せません。唯一の素顔といえば苦悩する表情のみ。この鉄仮面を剥がせるかが今後の見所でしょうか。
また、「屋上姫」で外せないのは黛陽平の幼馴染である伊集院結子。

結子
澄花先輩が本心の表情を見せずに鉄仮面を被るのに対して、結子は常に心の底から笑い赤面するのです。何も隠さずに、本心から素顔を見せる結子の可愛さといったら。明らかに黛に恋しています。特に彼女から滲み出るオーラが胸熱ですよ。全身から発せられる報われない娘のオーラ。
今後が非常に楽しみですね。
個人的に「屋上姫」を語る上で外せないのは、澄花先輩の黒脚です。いや、この黒タイツは本当に素晴らしい。制服でも私服でも黒脚なのです。でも兄ちゃんのベットで「兄様が好き…」と頬ずりする時だけ黒脚でなくなるという。
ちなみに何度も主張しますが、黒脚の魅力は黒と素肌のグラディエーションです。黒ストが破れるのも捨てがたいですが、やっぱりNO1は着替える時なのです。

着替え
黒ストを履くシーンから脱ぐシーンまできっちりと描きマーベラスそのものです。TOBI先生と言えば眼鏡っ娘の使い手として知られていますが、黒ストでも納得の逸品を示してくれました。
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