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「はなまる幼稚園」その時歴史が動いた!
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2011年04月18日
漫画にはタイミングというものがあります。その時に最も輝く瞬間があるのです。例えば、「スクラン」なら播磨が誤爆告白してシャイニングウィザードかまされた時、「WORKING!!」なら女装した小鳥遊が男を見せて伊波さんが陥落ちた時、「桜蘭高校ホスト部」ならデコチュー赤面事件…、このなんか始まった感。俗に言うところの、その時歴史が動いたですよ!
「はなまる幼稚園」である。
「はなまる幼稚園」といえば、可愛らしい幼女…じゃなくて園児達と土田先生を中心にした、癒されたり、山本先生に萌えたり、ジーンと感動する良い話があったり、さつきに萌えたり…という話で構成された、なごみ系コメディとして知られています。この「はなまる幼稚園」に風が吹いているのです。
まず、この漫画には二大巨頭といえる絶対のヒロインが存在します。
一人目は同僚の山本先生。そのタレ目と笑顔と乳のコンボは誰もが癒されてしまう程の可愛さです。特に年甲斐もなくセーラー服を着てみた時は、おっさん達は小宇宙を爆発させました。

山本先生
可愛い癒し系の見た目で脅威の乳を保有する山本先生。
見た目が可愛いだけでなく、性格まで超がつく良い人で、たまにドジっ子属性を発揮して非の打ちどころがない完璧超人です。土田先生が惚れてしまうのも仕方がない事ですが、いかんせん鈍さが半端じゃありません。
だがしかし、完璧超人の山本先生といえどもう1人のヒロインの前では霞んでしまうのも事実。もう1人のヒロインは実の妹さつき。お兄ちゃん大好きっ娘でその言動は何度も我々のハートを鷲掴みしました。山本先生にはないピチピチの若さが武器。特に威力を発揮するのはヤキモチです。

さつきのヤキモチっぷり
時に可愛らしいヤキモチを焼けば、時には本気で怒り蹴り飛ばし、たまに笑顔でドス黒いオーラを放出するなど、以前に説明した5種類の嫉妬を完璧に使いこなします。さつきのお兄ちゃん大好きヤキモチ焼きっぷりは宝具級の破壊力を持っているといえます。
土田先生は山本先生ラブでも我々がブヒるのは妹・さつきばかり。
そのヤキモチ焼きっぷりと、報われない属性っぷりにノックアウトされてしまうのです。
さつき>>>>(ヤキモチの壁)>>>>山本先生
これが正直な2人の戦闘能力の差でした。
山本先生にはヤキモチ成分が圧倒的不足している!
振り返ってみると、土田先生と山本先生のラブでコメりっぷりは寸止め以前の問題でした。ラブがコメりそうで何にも起きないという。それでも、土田先生が勇気を出して酒の勢いで告白するのです。
土田「一番つらい時や一番嬉しい時に、横にいさせてくれませんか」
臭い告白です。
ギップルが「くっさ~」とどん引きしそうな告白ですが、これを聞いた山本先生の反応は上々だったのです。

告白されて
頬を赤くしてまんざらでもない乙女チックな表情。
ついにラブがコメり出す時が来た…と誰もが思いました。で、オチ…。
「あの台詞って『恋愛ステップ』の名シーンの台詞ですよね~!」
「私もあの漫画大好きなんですけど読んでいる友達がいなくて…だから土田先生から、あの言葉が出てきた時とっても嬉しかったです~」
「私もあんな素敵な言葉言われてみたいです~」
ダメだこりゃ\(^o^)/
そんな感じで何度もデートに誘うも気付いて土田の気持ちは貰えず、突撃しようとすれば園児が出てきて有耶無耶になってしまうという水戸黄門のような黄金空振りパターンが確立されていました。
もう土田先生と山本先生のラブがコメる展開なんて一生あり得ないだろう、大人しく実の妹との禁断の道へ突き進むべきだと思っていたら、ところがどっこい!
「はなまる幼稚園」が始まってしまった!
その時、歴史が動いた!
山本先生こと山本奈々子には女子大生の妹・真弓がいます。真弓もさすが姉妹というだけのニブチンっぷりであり、「ぱんだねこ」の作者である漫画家・花丸が好き好き光線を発揮してもまるで気づかい無いニブチンなのです。
姉妹でお互いがお互いにニブチンだけど、相手の男の人が可哀想などと思ってしまっている状況でした。

姉妹揃って
「土田&花丸先生、先が長いなァ…」
ダメだこりゃ\(^o^)/
さらに、土田は山本先生との事を真弓に(妹とは知らずに)相談に乗ってもらうようになります。花丸先生は真弓との事を奈々子に(姉とは知らずに)相談に乗ってもらうようになります。ラブがコメりそうで始まらない絶妙な均等です。七武海、海軍、四皇によって戦力のバランスを取るが如き、見事なまでの関係なのです。
そのバランスが崩れた!
(以下、単行本未収録分なので注意)
ある日、山本先生は目撃してしまうのです。
自分の事を相談してるとは知らずに、土田先生が真弓と仲良さそうに公園で話している姿を。真弓の強がりの「好きな人ぐらいいますよーだ」という言葉を聞いてたので、大きな勘違いが炸裂してしまいました。

見事な勘違い
「もしかして真弓の好きな人って…」
土田と真弓が仲良さそうに話しているのを一緒に目撃した花丸と山本先生。なんだが凄い誤解によって物語はラブコメ的に一気に話が転がり出しました。「土田先生は、とってもいい人だし、真弓が土田先生を選ぶなら私は…」と自分はどうすりべきか自問自答。なんだコレはじまったぞ!
以前に「真弓に好きな人がいるなら、私は全力で応援するからねっ」と言っていたので、ここは土田&真弓を応援するのかと思いきや、花丸が真弓を諦めようとしたら突然叫ぶのです。
「諦めちゃダメです!」
「自分の気持ちを伝えなきゃダメです」
「付き合っていると決まった訳ではないし、私も協力しますから真弓に告白しましょう!」
安西先生もビックリの発言が飛び出しました。
真弓に好きな人がいるなら応援する→真弓の好きな人って土田先生な?の→真弓&土田を応援すべき…なんだけど…→花丸応援!

…?
自分で自分の言動に「…?」である。
真弓が土田先生を好きならそっちを応援すべきなのに…でも…
そして2巻から引っ張ってきた花丸と真弓がラブでコメり出すという歴史的瞬間を迎えるのです。草食系というかヘタレの花丸が漢を見せる姿は胸熱そのもの。その様子を見る山本先生の表情ときたら。
何よりも土田に向ける表情ときたら!

この表情
怒ってる…?
これがヤキモチってやつでしょうか。その時歴が動いたですよ!
そして山本先生の涙というコンボ。
「そのうち妹が離れちゃうと思うと、ちょっぴり複雑です」と以前に言っていましたが、妹が離ちゃうからの涙でしょうか。しかし、決して動かない山田と思っていた山本先生の動き、「はなまる幼稚園」はラブコメ的にも目が離せなくなってきました。まじで山本先生から目が離せなくなってきた。
「はなまる幼稚園」である。



「はなまる幼稚園」といえば、可愛らしい幼女…じゃなくて園児達と土田先生を中心にした、癒されたり、山本先生に萌えたり、ジーンと感動する良い話があったり、さつきに萌えたり…という話で構成された、なごみ系コメディとして知られています。この「はなまる幼稚園」に風が吹いているのです。
まず、この漫画には二大巨頭といえる絶対のヒロインが存在します。
一人目は同僚の山本先生。そのタレ目と笑顔と乳のコンボは誰もが癒されてしまう程の可愛さです。特に年甲斐もなくセーラー服を着てみた時は、おっさん達は小宇宙を爆発させました。

山本先生
可愛い癒し系の見た目で脅威の乳を保有する山本先生。
見た目が可愛いだけでなく、性格まで超がつく良い人で、たまにドジっ子属性を発揮して非の打ちどころがない完璧超人です。土田先生が惚れてしまうのも仕方がない事ですが、いかんせん鈍さが半端じゃありません。
だがしかし、完璧超人の山本先生といえどもう1人のヒロインの前では霞んでしまうのも事実。もう1人のヒロインは実の妹さつき。お兄ちゃん大好きっ娘でその言動は何度も我々のハートを鷲掴みしました。山本先生にはないピチピチの若さが武器。特に威力を発揮するのはヤキモチです。

さつきのヤキモチっぷり
時に可愛らしいヤキモチを焼けば、時には本気で怒り蹴り飛ばし、たまに笑顔でドス黒いオーラを放出するなど、以前に説明した5種類の嫉妬を完璧に使いこなします。さつきのお兄ちゃん大好きヤキモチ焼きっぷりは宝具級の破壊力を持っているといえます。
土田先生は山本先生ラブでも我々がブヒるのは妹・さつきばかり。
そのヤキモチ焼きっぷりと、報われない属性っぷりにノックアウトされてしまうのです。
さつき>>>>(ヤキモチの壁)>>>>山本先生
これが正直な2人の戦闘能力の差でした。
山本先生にはヤキモチ成分が圧倒的不足している!
振り返ってみると、土田先生と山本先生のラブでコメりっぷりは寸止め以前の問題でした。ラブがコメりそうで何にも起きないという。それでも、土田先生が勇気を出して酒の勢いで告白するのです。
土田「一番つらい時や一番嬉しい時に、横にいさせてくれませんか」
臭い告白です。
ギップルが「くっさ~」とどん引きしそうな告白ですが、これを聞いた山本先生の反応は上々だったのです。

告白されて
頬を赤くしてまんざらでもない乙女チックな表情。
ついにラブがコメり出す時が来た…と誰もが思いました。で、オチ…。
「あの台詞って『恋愛ステップ』の名シーンの台詞ですよね~!」
「私もあの漫画大好きなんですけど読んでいる友達がいなくて…だから土田先生から、あの言葉が出てきた時とっても嬉しかったです~」
「私もあんな素敵な言葉言われてみたいです~」
ダメだこりゃ\(^o^)/
そんな感じで何度もデートに誘うも気付いて土田の気持ちは貰えず、突撃しようとすれば園児が出てきて有耶無耶になってしまうという水戸黄門のような黄金空振りパターンが確立されていました。
もう土田先生と山本先生のラブがコメる展開なんて一生あり得ないだろう、大人しく実の妹との禁断の道へ突き進むべきだと思っていたら、ところがどっこい!
「はなまる幼稚園」が始まってしまった!
その時、歴史が動いた!
山本先生こと山本奈々子には女子大生の妹・真弓がいます。真弓もさすが姉妹というだけのニブチンっぷりであり、「ぱんだねこ」の作者である漫画家・花丸が好き好き光線を発揮してもまるで気づかい無いニブチンなのです。
姉妹でお互いがお互いにニブチンだけど、相手の男の人が可哀想などと思ってしまっている状況でした。

姉妹揃って
「土田&花丸先生、先が長いなァ…」
ダメだこりゃ\(^o^)/
さらに、土田は山本先生との事を真弓に(妹とは知らずに)相談に乗ってもらうようになります。花丸先生は真弓との事を奈々子に(姉とは知らずに)相談に乗ってもらうようになります。ラブがコメりそうで始まらない絶妙な均等です。七武海、海軍、四皇によって戦力のバランスを取るが如き、見事なまでの関係なのです。
そのバランスが崩れた!
(以下、単行本未収録分なので注意)
ある日、山本先生は目撃してしまうのです。
自分の事を相談してるとは知らずに、土田先生が真弓と仲良さそうに公園で話している姿を。真弓の強がりの「好きな人ぐらいいますよーだ」という言葉を聞いてたので、大きな勘違いが炸裂してしまいました。

見事な勘違い
「もしかして真弓の好きな人って…」
土田と真弓が仲良さそうに話しているのを一緒に目撃した花丸と山本先生。なんだが凄い誤解によって物語はラブコメ的に一気に話が転がり出しました。「土田先生は、とってもいい人だし、真弓が土田先生を選ぶなら私は…」と自分はどうすりべきか自問自答。なんだコレはじまったぞ!
以前に「真弓に好きな人がいるなら、私は全力で応援するからねっ」と言っていたので、ここは土田&真弓を応援するのかと思いきや、花丸が真弓を諦めようとしたら突然叫ぶのです。
「諦めちゃダメです!」
「自分の気持ちを伝えなきゃダメです」
「付き合っていると決まった訳ではないし、私も協力しますから真弓に告白しましょう!」
安西先生もビックリの発言が飛び出しました。
真弓に好きな人がいるなら応援する→真弓の好きな人って土田先生な?の→真弓&土田を応援すべき…なんだけど…→花丸応援!

…?
自分で自分の言動に「…?」である。
真弓が土田先生を好きならそっちを応援すべきなのに…でも…
そして2巻から引っ張ってきた花丸と真弓がラブでコメり出すという歴史的瞬間を迎えるのです。草食系というかヘタレの花丸が漢を見せる姿は胸熱そのもの。その様子を見る山本先生の表情ときたら。
何よりも土田に向ける表情ときたら!

この表情
怒ってる…?
これがヤキモチってやつでしょうか。その時歴が動いたですよ!
そして山本先生の涙というコンボ。
「そのうち妹が離れちゃうと思うと、ちょっぴり複雑です」と以前に言っていましたが、妹が離ちゃうからの涙でしょうか。しかし、決して動かない山田と思っていた山本先生の動き、「はなまる幼稚園」はラブコメ的にも目が離せなくなってきました。まじで山本先生から目が離せなくなってきた。
はなまる幼稚園 9 (ヤングガンガンコミックス)
posted with amazlet at 11.04.18
勇人
スクウェア・エニックス (2010-12-25)
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