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「くろのロワイヤル」恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
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2011年05月21日
ToHeart2 DX PLUS(限定版)
posted with amazlet at 11.05.21
アクアプラス (2011-09-22)
売り上げランキング: 1
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9月22日発売予定のPS3用ゲーム「ToHeart2 DX PLUS」の予約受付がアマゾンで開始されました。「ToHeart2」と「ToHeart2 AnotherDays」を1つにまとめ新ヒロインに新要素も加わり、限定版はシリーズすべての楽曲、ボーカル曲をフルで収録した4枚組サウンドトラックと300ページ越えのビジュアルコレクション付き。
さて、マガジンスペシャルで地味~に連載をしている「くろのロワイヤル」をご存知でしょうか。マガジン本誌に出張したりしてました。レトロな感じの絵柄とひどいギャグがマーベラスってもの。いわゆる魔女っ子と一つ屋根の下で生活するちょっとエッチなハプニング有りの漫画。ただし、それだけではない何かがあります(ニヤニヤ悶絶的な意味で)。
くろのロワイヤル おはよう (少年マガジンコミックス)
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木下 由一
講談社 (2011-05-17)
講談社 (2011-05-17)
「1巻」という表記ではなく「おはよう」ってなんやねん。次巻からは、「こんにちは」「おやすみ」…って最長でも全3巻ぐらいしか続かなさそうなんですけど。というか次巻出るのかも不明です。
主人公・山野ひとしは冴えない男子高校生でとりわけ取り柄も無い平凡なスケベ。そんな彼がある朝、パジャマ姿の女の子が道の真ん中で生着替えをしているのを目撃。

道端で生着替えを目撃
実は彼女・鮫島くろのは魔法少女だったのです。
魔法少女は秘密にしているというのはお約束であり、くろのが魔法少女だと山野にバレてさあ大変。監禁しました。って、えぇー!?そこは秘密を共有するとか魔法少女的な仕事を手伝うとかだろと突っ込みたい所ですが、残念これギャグ漫画なのよねー。オビにもデカデカと「ギャグまんがです。」と銘打たれております。
しかし平凡男子の山野くんは、魔法が効きにくい体質で"ようせい"に好かれる三大要素を持っていたのです。くろのの一族は魔法使いで、祖父の後継者争いが起きており、選ばれし者には莫大な財産と不老の秘宝が与えられるとか。勝負の決め手は"ようせい"を一番多く捕まえる事。そんなわけで、ようせいに好かれる山野は利用できるという事で、嬉し恥ずかし同棲生活がスタートするのです。ちなみに、ようせいに好かれる三大要素とは…。
・地味
・薄幸
・ヘタレ
・ショボイ
なぜか4つありますけど、確かに山野は全てを兼ね揃えているように見えます。「弱虫ペダル」の御堂筋なら「量産型ザクや」と言って気にも留めないレベルです。…え。薄幸…?

薄幸だと…
道端で生着替え目撃にはじまり、巨乳魔女っ子が乳揉まれて感じる様、女子高生のパンツ食い込み、ブラのホック外れ、頂点虎…と、山野は信じられないぐらいラッキースケベに遭遇するのです。こいつ量産型やない!一体、どこが薄幸なのか心底謎です。はっきり言ってラッキーボーイ以外の何者でもありません。どうやら三大要素で4つあったのは何かの間違いで「薄幸」は関係ない事が判明した(月刊ようせい)。
そんなわけで、同棲生活しつつ妖精探しをしながら色々とハプニングが起こるわけです。何よりもギャグが酷い(この場合の「酷い」は「凄い」って事だ。言わせんな恥ずかしい)。背景の雷神風神を筆頭に、背景のセンスが半端ない。ツボに入ると声出して笑う。

背景のセンスが凄い
妖精が大事なところに侵入して、快感度のイメージを動物で伝えるわけですが、最初は無駄に可愛い猫が、びくつき猫、ガマン猫、極まり猫、スクランブル虎、吠え虎、頂点虎…と変貌していく様は点火(イグニッション)どころか普通に笑う。
またサブタイトルも「さよなら絶望先生」同様に、元ネタが分かるとクスリとくる仕様。1話「木村くんの消失」と明らかにパロディであり、全話何かしらのパロディの言葉遊びとなっておりサブタイトルだけでもニヤリとさせられます。
で、くろのは黒脚白パンツ無乳(乳がないの気にしてる)であり本当に可愛い。ブヒる。最初、くろのは山野に蔑んだ態度だったのに、途中から何かはじまると言うのです。何がって?ラブがコメる展開ですよ!後半からの怒涛のラブコメ風の展開(もちろんギャグもGOOD)に、俺の頬が全力で緩んでニヤニヤするのみ。

「他人に触られると…こんなに気持ちいいなんて…」
くろのは耳が弱点であり、そこを触られるとコレです。
というか、初期は表情を崩さずビンタするなど完全無欠の無表情娘かと思いきや、途中からの赤面っぷりはギャップも加わって俺の心を鷲掴みにしやがります。
後半の、くろのの赤面っぷりはヤバイ。もはや悶絶して部屋中ゴロゴロ転げ回ってしまう程。特に狭い部屋で過ごした誕生日回の赤面っぷりは完全にノックアウトされます。無表情娘が好感度上がって赤面する様はブヒるしかない。

これがこうなる
ページを読み進めていくと、どんどん上がる好感度的な何かはニヤニヤ必死。好感度上昇中ですよ!8話「おじい様の休日」あたりから山野をゴミのように見ていたのに優しさとかツンデレ的な風味が加わってどんどんニヤニヤしていきます。いやはや、ギャグとラブコメの按排が素晴らしい。
まあ、数々のラブコメを読んでニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録してきた私的にはかなりニヤニヤできる、というもの。ええ、萌えました。で、「おはよう」の最終話でもある13話「1/4の純情な感情」を読みました。
激萌え!
あ、あぶねぇ。まじで三途の川が見えた。
あやうく死ぬところでした。悶死。
くろのロワイヤル おはよう (少年マガジンコミックス)
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木下 由一
講談社 (2011-05-17)
講談社 (2011-05-17)