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「この彼女はフィクションです。」これぞ新感覚ラブコメ
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2011年06月25日
この前ちょっとリアル友人と飲んだわけですよ。
リア充で非リア充の私に「彼女とかつくらないの?」とか聞いてくるわけです。アホか、と。バカか、と。出来ねーんだよ!と、キレてやりましたよ。
そしたら追い打ちのように聞いてくるんですよ。「好きな人とかいないの?」って。もうね、頭がフットーしそうだよおっっ!はっきりと言ってやりたい。
いたっつーの。お前の今の彼女だよ!
と、KY発言する訳にもいかずに、空気を微妙に読んで「脳内彼女で十分だわー。俺、脳内彼女で精一杯だわー。」と返答してしまいました。そしたらドン引きで白い目で見られました。
…黒歴史ならぬ無駄話だよ!
という実話は半分にしておいて(白目)。
さて、「この彼女はフィクションです。」1巻が発売されました。
こんな彼女が欲しかったというのをまさに具現化させたものが存在するのです。それが「この彼女はフィクションです。」なのです。こいつは超期待大ですよ!以前に何度も取り上げましたけど、こいつはヤバイ!
・「この彼女はフィクションです。」が理想的すぎるヒロインな件
・「この彼女はフィクションです。」おっぱいと絵の上達具合
・「この彼女はフィクションです。」ミチルついにパンツをはく
誰もが夢見る脳内彼女。
「この彼女はフィクション」はそんな誰もが夢見る妄想が実現するというから半端じゃありません。主人公・葉村裕里は親の仕事の都合で住居を転々として、友達も出来ずに没頭した趣味がオリジナルキャラクター『ミチル』制作。
ミチル制作
「オレは5歳の頃から10年間、『ミチル』というたった1人の架空のキャラクターを創作り続けている」
生年月日や趣味嗜好はもちろん、生い立ち・癖・体質といったプロフィールを考え10年も「キャラ設定ノート」に書き記してきました。孤独だった裕里にとっては、ミチルは唯一の友達で恋人だったのでした。しかし、裕里は高校生となり現実の女・フーコ先輩に恋をしたのです。そして裕里は『ミチル』を捨てる決心をしたのでした。
ところがどっこい!
ミチルを捨ててリアルを生きる決意をしたら…。
ミチル
リアルにミチル降臨!
10年間描き設定をし続けたミチルが突然現れてしまったでござるの巻き。脳内彼女が目の前に登場とかどうなんですか!「この彼女はフィクション」とは10年間の妄想の末に現れちゃった脳内彼女の事だったのです。
今まで、様々なフィクションヒロインを見てきました。
ある彼女は空から降ってきました。ある彼女はパソコンから飛び出してきました。ある彼女は宅配便でロボットとして届けられました。ある彼女はピュアな心の持ち主しか見えないビデオ屋でビデオを借りたら出てきました。ある彼女は未来からやってきました。ある彼女は…etc。
そんなフィクションな彼女達に心を鷲掴みにするも、自らの理想とする脳内彼女に勝てるか…。否である!「この彼女はフィクション」は絵に描いたような理想的な彼女です。最強のフィクション彼女の登場です。
そして始まるドキッ!一つ屋根の下生活。
一つ屋根の下
「さあユーリ…抱いて下さい…(ハート)」
半裸で自分の理想の彼女に迫られるってどうなんですか!
点火(イグニッション)するっつーの!
ミチルは全裸に始まって、裸エプロンにYシャツ1枚とパンツすらはくのに5話までかかりました。素晴らしいな!しかも脳内彼女で設定も当然自分好みの為に、最初から好感度MAXでスタート。もはやチートですよ!仇名を「こなみまん」て付けるぐらいチートです。
そんなわけで、好感度MAXでスタートしてえっちぃ格好も連発し、直ぐに抱きついてくるし「抱いて下さい」とか言い出しちゃう脳内彼女のミチルがめちゃくちゃ可愛い。いや、もうくちゃくちゃ可愛い。
くちゃくちゃ可愛い!
10年間妄想した奇蹟が、一つ屋根の下で毎日生活して目の前で際どい格好とかされるとかどうなんですか!もちろん裕里もドキマギするという話ですよ。「あいかわらず、なんつー無防備な…!」とクラクラしてしまうのです。向こうから抱いて下さいと迫ってくるのに据え膳食わぬな裕里。もったいないお化けが出てしまいますよね。
でも、裕里には既にリアルで好きな人・フーコ先輩がおり、ミチルの超コンボの迫りを耐えてみせるのです。この裕里の想い人であるフーコ先輩もめがっさ可愛いのですよ。
フーコ先輩
ミチルとフーコ先輩。どっちもすげぇ可愛いな!
そして、「この彼女はフィクション」の特筆すべきは、よくある女の子可愛い系ラブコメと一味違うというか違和感を感じてしまうことなんですよね。2人の間に揺れて動くニヤニヤラブコメになると思ったら、どっこい!裕里は最初からずーっとフーコ先輩に一途なんです。10年間の妄想の具現化であるミチルには、際どい格好に反応するぐらいで、ひたすらフーコ先輩にまっすぐ一直線。
フーコ先輩一直線
ちょっと普通の少年誌の美少女わんさかラブコメと違いますよね。
普通、この手の女の子可愛い系ラブコメは主人公はどっちつかずな優柔不断で行ったり来たりするものなんです。歴代の三角関係漫画もハーレム漫画も主人公が色んなヒロインの間に揺れて、読者の間で派閥闘争が勃発するのは歴史が証明してます。
主人公を読者に置き変えて萌え萌えさせるにはそれが一番。
なのに裕里は純粋なままにフーコ先輩一直線なんです。なびかないし、ミチルにも揺れない。つまり、女の子可愛いラブコメにおける「主人公=読者」が成立せずに、「裕里≠読者」となっているのです。裕里というキャラが完全に成立しています。
「この彼女はフィクション」というタイトル、1巻の表紙を飾るなど、明らかにミチルこそがメインヒロインという扱いを受ける印象なのに、本編を見てビックリ!完全にメインヒロインのポジションはフーコ先輩で、ミチルはメインヒロインの扱いの様で完全にアテ馬のポジションなのです。
しかも1巻にしてフーコ先輩は明らかに裕里に惚れており、俺の頬がニヤニヤとしてしまう!
ニヤニヤする
無意識にヤキモチ焼いてしまったり、ドキッとさせられてのの字を書いたりと、可愛さが半端ない。
そもそも『ミチル』を捨てる事から始まった「この彼女はフィクションです。」という作品。今後どう転がって行くかは分かりませんが、まさに新感覚なラブコメであるといえます。お勧めです!
リア充で非リア充の私に「彼女とかつくらないの?」とか聞いてくるわけです。アホか、と。バカか、と。出来ねーんだよ!と、キレてやりましたよ。
そしたら追い打ちのように聞いてくるんですよ。「好きな人とかいないの?」って。もうね、頭がフットーしそうだよおっっ!はっきりと言ってやりたい。
いたっつーの。お前の今の彼女だよ!
と、KY発言する訳にもいかずに、空気を微妙に読んで「脳内彼女で十分だわー。俺、脳内彼女で精一杯だわー。」と返答してしまいました。そしたらドン引きで白い目で見られました。
…黒歴史ならぬ無駄話だよ!
という実話は半分にしておいて(白目)。
さて、「この彼女はフィクションです。」1巻が発売されました。
この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)
posted with amazlet at 11.06.21
渡辺 静
講談社 (2011-06-17)
講談社 (2011-06-17)
こんな彼女が欲しかったというのをまさに具現化させたものが存在するのです。それが「この彼女はフィクションです。」なのです。こいつは超期待大ですよ!以前に何度も取り上げましたけど、こいつはヤバイ!
・「この彼女はフィクションです。」が理想的すぎるヒロインな件
・「この彼女はフィクションです。」おっぱいと絵の上達具合
・「この彼女はフィクションです。」ミチルついにパンツをはく
誰もが夢見る脳内彼女。
「この彼女はフィクション」はそんな誰もが夢見る妄想が実現するというから半端じゃありません。主人公・葉村裕里は親の仕事の都合で住居を転々として、友達も出来ずに没頭した趣味がオリジナルキャラクター『ミチル』制作。
ミチル制作
「オレは5歳の頃から10年間、『ミチル』というたった1人の架空のキャラクターを創作り続けている」
生年月日や趣味嗜好はもちろん、生い立ち・癖・体質といったプロフィールを考え10年も「キャラ設定ノート」に書き記してきました。孤独だった裕里にとっては、ミチルは唯一の友達で恋人だったのでした。しかし、裕里は高校生となり現実の女・フーコ先輩に恋をしたのです。そして裕里は『ミチル』を捨てる決心をしたのでした。
ところがどっこい!
ミチルを捨ててリアルを生きる決意をしたら…。
ミチル
リアルにミチル降臨!
10年間描き設定をし続けたミチルが突然現れてしまったでござるの巻き。脳内彼女が目の前に登場とかどうなんですか!「この彼女はフィクション」とは10年間の妄想の末に現れちゃった脳内彼女の事だったのです。
今まで、様々なフィクションヒロインを見てきました。
ある彼女は空から降ってきました。ある彼女はパソコンから飛び出してきました。ある彼女は宅配便でロボットとして届けられました。ある彼女はピュアな心の持ち主しか見えないビデオ屋でビデオを借りたら出てきました。ある彼女は未来からやってきました。ある彼女は…etc。
そんなフィクションな彼女達に心を鷲掴みにするも、自らの理想とする脳内彼女に勝てるか…。否である!「この彼女はフィクション」は絵に描いたような理想的な彼女です。最強のフィクション彼女の登場です。
そして始まるドキッ!一つ屋根の下生活。
一つ屋根の下
「さあユーリ…抱いて下さい…(ハート)」
半裸で自分の理想の彼女に迫られるってどうなんですか!
点火(イグニッション)するっつーの!
ミチルは全裸に始まって、裸エプロンにYシャツ1枚とパンツすらはくのに5話までかかりました。素晴らしいな!しかも脳内彼女で設定も当然自分好みの為に、最初から好感度MAXでスタート。もはやチートですよ!仇名を「こなみまん」て付けるぐらいチートです。
そんなわけで、好感度MAXでスタートしてえっちぃ格好も連発し、直ぐに抱きついてくるし「抱いて下さい」とか言い出しちゃう脳内彼女のミチルがめちゃくちゃ可愛い。いや、もうくちゃくちゃ可愛い。
くちゃくちゃ可愛い!
10年間妄想した奇蹟が、一つ屋根の下で毎日生活して目の前で際どい格好とかされるとかどうなんですか!もちろん裕里もドキマギするという話ですよ。「あいかわらず、なんつー無防備な…!」とクラクラしてしまうのです。向こうから抱いて下さいと迫ってくるのに据え膳食わぬな裕里。もったいないお化けが出てしまいますよね。
でも、裕里には既にリアルで好きな人・フーコ先輩がおり、ミチルの超コンボの迫りを耐えてみせるのです。この裕里の想い人であるフーコ先輩もめがっさ可愛いのですよ。
フーコ先輩
ミチルとフーコ先輩。どっちもすげぇ可愛いな!
そして、「この彼女はフィクション」の特筆すべきは、よくある女の子可愛い系ラブコメと一味違うというか違和感を感じてしまうことなんですよね。2人の間に揺れて動くニヤニヤラブコメになると思ったら、どっこい!裕里は最初からずーっとフーコ先輩に一途なんです。10年間の妄想の具現化であるミチルには、際どい格好に反応するぐらいで、ひたすらフーコ先輩にまっすぐ一直線。
フーコ先輩一直線
ちょっと普通の少年誌の美少女わんさかラブコメと違いますよね。
普通、この手の女の子可愛い系ラブコメは主人公はどっちつかずな優柔不断で行ったり来たりするものなんです。歴代の三角関係漫画もハーレム漫画も主人公が色んなヒロインの間に揺れて、読者の間で派閥闘争が勃発するのは歴史が証明してます。
主人公を読者に置き変えて萌え萌えさせるにはそれが一番。
なのに裕里は純粋なままにフーコ先輩一直線なんです。なびかないし、ミチルにも揺れない。つまり、女の子可愛いラブコメにおける「主人公=読者」が成立せずに、「裕里≠読者」となっているのです。裕里というキャラが完全に成立しています。
「この彼女はフィクション」というタイトル、1巻の表紙を飾るなど、明らかにミチルこそがメインヒロインという扱いを受ける印象なのに、本編を見てビックリ!完全にメインヒロインのポジションはフーコ先輩で、ミチルはメインヒロインの扱いの様で完全にアテ馬のポジションなのです。
しかも1巻にしてフーコ先輩は明らかに裕里に惚れており、俺の頬がニヤニヤとしてしまう!
ニヤニヤする
無意識にヤキモチ焼いてしまったり、ドキッとさせられてのの字を書いたりと、可愛さが半端ない。
そもそも『ミチル』を捨てる事から始まった「この彼女はフィクションです。」という作品。今後どう転がって行くかは分かりませんが、まさに新感覚なラブコメであるといえます。お勧めです!
この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)
posted with amazlet at 11.06.25
渡辺 静
講談社 (2011-06-17)
講談社 (2011-06-17)