ねじまきカギュー(1) (ヤングジャンプコミックス) 9速眼球アクティヴスリープ―中山敦支短編集 (ヤングジャンプコミックス)

中山敦支先生が帰ってきたぞ!
サンデーで連載していた「トラウマイスタ」は打ち切りだったとはいえ、最後の熱さはただ事ではありませんでした。次回作を楽しみにしていたら、ヤンジャンで連載が始まったでござるの巻きですよ。

ヤンジャン新連載「ねじまきカギュー」の鉤生十兵衛がヤバイ
「ねじまきカギュー」可愛さもコマに収まらない!

で、これがまた実に面白くニヤニヤできて迫力満点なのです。
ラブコメの「ニヤニヤ」とバトルの「迫力」という合わさる事がなさそうなものを混ぜてみたら、化学反応のような事になってしまったでござるの巻きですよ。

新米高校教師の葱沢鴨(23)は女難体質で、怪物的ヤバイ系女子を無条件で夢中にさせてしまいます。そんなカモ先生の下へ鉤生十兵衛という格闘家が現れ「己は先生を護る為に転校してきた」と言い出すのです。そしてカモ先生に襲いかかって来る(?)怪物的ヤバイ系女子からカモ先生を守るために、カギューは戦っていく個性的なキャラクターによる超ド級のバトル&純愛

個人的には、カギューちゃんが超可愛いにに尽きます。

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カギューちゃん

普段はクールで男のような格好のカギューちゃんですが、カモ先生相手に赤面してドキドキした時の可愛さが半端じゃありません。毎回、螺旋巻拳を使って服がビリビリになってカモ先生に大赤面かまし、俺の頬はニヤニヤするのみ。

もうね、カモ先生とカギューちゃんのやり取りにニヤニヤするのみなのです。カギューちゃんの恋の行方を応援したくなるのです。カギューちゃんの一途な可愛さに各所で以下のように大絶賛!

漫画脳さん
「カギューちゃんはひたすらまっすぐで純粋なほんっとうに良い子です。超乙女。

正直どうでもいいさん
「カギューちゃんの魅力は「実は凄くかわいらしい乙女であること」なのですよ」

3階の者だ!!さん
純情乙女の純愛一直線」

分かります!分かりますよー!
カギューちゃんの可愛さは乙女っぷりに有り!3分の1の純情な感情ですよ!

「ねじまきカギュー」1巻は、6話までカモ先生の目線で話が転がっており、普段はクール、でも乙女のような可愛さでカモ先生に好き好き光線を出してたカギューちゃん。ぶっちゃけ何を考えているのか一切分からなかったのです。まさに怪物的ヤバイ女子のようだったカギューちゃん。それが乙女になったのは7話。初めて制服を着た時のカギューちゃんの可愛さが半端じゃありませんでした。制服を着た時のカギューちゃんの感想は…。

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制服を着たカギューちゃん

「でも…こんなヒラヒラスカートじゃ、廻転の反動が大き過ぎて螺旋巻拳は鈍ってしまう…それに螺旋巻拳を使えば、二人がせっかっく頑張ってくれた服や髪も駄目になる…」

可愛さよりカモ先生を守る事を重視
今まで何を考えているかサッパリ分からなかったカギューちゃんの心情が初めて明らかになりました。今までの唐突なカギューちゃんの台詞にも説得力が出てくるってもの。

僕らはその一途なカギューちゃんの思いにニヤニヤして応援するのみ。何を考えているか分からない怪物的ヤバイ女子だったのが恋する乙女となったのです。自分の事よりもカモ先生優先の心情にクラクラときてしまいますね。

また、個性豊かなキャラ達による個性豊かな表情のギャップ。カモ先生以外は、頭のネジが2~3本ぐらいぶっ飛んだキャラ達は、みんな凄まじいギャップがあり、普段の表情が一変して恐怖の表情から赤面する表情までコロコロと顔が変わっていきます。

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カギューちゃん

もはや顔芸です。
このように凄まじいギャップがあるキャラの表情が、狂気のような怖さもコメディに収めておりマーベラスってもの。ある意味ではギャップ萌えと言えなくもありませんね!

さらに、スピーディなテンポの良さとかコマに収まらない圧倒的な迫力の絵や無駄にハッタリの効い展開など、特筆すべきは多々あります。人を選ぶ感じですけど、私は猛烈にハマっている。

で、キモといえばカギューちゃんの可愛さに尽きるのですが、個人的にはカギューちゃんのパンツが気になります。

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カギューちゃんのパンツ

螺旋巻拳を考えてさらしをしているのですが、ほぼ毎回炸裂するパンツはちょっと違和感ありますよね。カギューちゃんは即刻パンツでなくふんどしにすべき(結論)。