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「ハンター×ハンター」ネテロ会長に胸熱
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2011年07月11日
・【Amazon】小説版「魔法少女まどか☆マギカ』初回限定版【書籍】
初回限定版が8月14日発売予定。
アマゾンで予約受付が開始されました。
「ノゾキアナ」8巻が発売されました。
進級して下級生が入ってきた新章に突入しているわけですが、後輩に穴の秘密が知られて、どんどん穴の秘密が漏れていき目が離せません。
穴がバレた
もちろん、今までも穴の秘密がバレた事はありましたが、大抵がそのままフィードアウトします。8巻では後輩2人にバレるわけですが、脅しに使ってくるというのはビックリです。読んでてゾクゾクドキドキする話の展開と点火(イグニッション)するエロさが本当に絶妙です。
関連
・「ノゾキアナ」がマーベラスな件
・本名ワコウ先生が週刊少年サンデー登場「ノゾミとキミオ」
さて、「ハンター×ハンター」単行本28巻が発売されました。
なんだこの面白さ!
昨年20号連続掲載というジャンプ作家なら当たり前の快挙を達成して眠りに就いた冨樫先生。もうすぐジャンプで再開されるし、8月4日には29巻が発売されます。去年再開した時に巻末コメントで「今年の目標はできる限り描く事です」と言ってたので、ほんのちょっぴり期待してんですが、当然期待には応えてくれずに1年以上も消えていました。
しかも、ゴンさん登場という驚愕の展開で読者がドキドキワクワクして早く続きが読みたいと心底思ってた中で1年以上も待たされるとか。レイニー止め…ならぬゴンさん止めですよ!それが、ついに再開とか胸が熱くなるな!
関連、「ハンター×ハンター」ゴンさんの瞳に胸が熱くなったんだ
で、28巻。
もう滅茶苦茶面白いのです。いや、もうくちゃくちゃ面白いのですよ。まず、ネテロ会長VS王。この戦いのどうなるんだろうというワクワク感が半端じゃありません。まじで勝敗が読めない。挑戦者としての1人の武道家としてのネテロにゾクゾクとさせられます。
そういえば、ネテロは以前に自分のオーラ量が王に触れる事さえ出来ずに直属護衛軍に殺されると言われ、「嬉しいのォこの年で挑戦者か血沸く血沸く」と喜んでいました。
挑戦者
挑戦者として嬉しいとはこれいかに。
そんなネテロ会長の背景が明かされたのが291話「自問」。
回想で道場破りをするネテロですが、相手が格下すぎて「いつでもいいぜ」と余裕こいて攻撃を待つようになっていました。ネテロは強くなり過ぎていて、久しく忘れていた挑戦者の立場。それは60年以上も昔、百式観音を極めネテロという怪物が誕生してからでしょうか。ネテロが求めた武の極み、難的に全霊を以て挑むこと。それが叶った戦いでもあるVS王というのは心底楽しそうで胸が熱くなるな。
楽しそう
「笑うかよ。ま、ワシも楽しんるからお互い様だ」
ネテロは、ハンター協会の会長として人類を救う為の戦いをしていると同時に1人の武人としても戦っている。敗色濃い難敵に出会え感謝すらしたネテロ。久しく忘れていた挑戦者の立場。求めた武の極み、難敵に全身全霊で挑むこと。
そして全てを出し切るも及ばず。
零でさえも…
最後のネテロの切り札「零」でも倒せなかった王。
そのまま、ネテロは自らの心臓停止が引き金の核兵器・薔薇を使用して王を道連れに。
「俺は1人じゃねェ…人間を舐めるなよ」と、普通なら俺の変わりに人間の誰かがお前を倒すとかそういう意味合いで受け取れますが「ハンター×ハンター」の凄すぎる点は、この台詞が「人間(の悪意)を舐めるな」という意味であり、同種で国境を引き戦争を繰り返す人間など繁殖に必要ないと言いきられた人間という種族…その人間の悪意によって生み出された核兵器が王を倒す最終手段だった、と…深いな、おい。
詰んでいた
「貴様は…!!」
「そう…貴様は…詰んでいたのだ」
「最初から」
体内の核兵器で王を道連れにするという手段を取り散ったネテロ。
もちろん、ネテロの立場なら王と戦って負けましたでは済むわけありません。「そう…貴様は…詰んでいたのだ最初から…」によろしくネテロ1人の敗北などあってはいけないもの。事実、王と護衛軍の分断が成功しネテロが指定の場所に王を連れて行った後のノヴは人類の勝利を確信していたような台詞がありました。
人間の勝ちだ
「会長の使いから連絡があった。会長は予定通りの場所に王を運んだ」
「護衛軍が今からどう動こうが、もう間に合わない」
「御役御免さ、お前たちもな」
そもそもこの戦い、色々なパターンを想定していたにも関わらずネテロが王に勝つ事が前提である事がずーっと引っ掛かっていました。ネテロの敗北をまったく想定していなかった作戦だったのです。全てはこのためか。ネテロが1人で王に殺される敗北など最初からなかったのです。最低でも道連れ。最初から王は詰んでいた。
それでも、ネテロは武人として勝ちたかっただろうし、幾十年もの修行を積んだ武道家。ハンター協会の会長で人類にとって絶対に負けは許されない立場でした。最初から王は詰んでいたわけで、ネテロの敗北など最初からなかったのです。最後まで気丈で敗北を認めなかったネテロ。だがそれでも、ネテロは敗北を認めた。
戦いが開始される以前、自分の名前を知りたい王にネテロは堂々と言ってのけました。
名前を知りたい王に
「ワシに負けを認めさすことができれば、(名前を)教えてやらんでもないぞ?」
そして、全てを出し切り王の名前を最後に教えたネテロ。
ハンター協会会長で世界を救うという立場上、敗北など一切認める事は出来ないし、1人で敗北など出来ない前提であったネテロ。でも、「零」すら通用せずに、核兵器で道連れを選んだネテロは最後の最後に王の名前を教えてあげました。
王の名前を教えたネテロ
「メルエム、それがお主の名だ」
ハンター協会の会長として職務をまっとうし、最後の最後まで敗北など認められないし敗北などあり得なかったネテロ会長。でも1人の武人として敗北を認めたからこそ、王の名前を教えたのです。「地獄があるなら、またあおうぜ」と言ったネテロ。何を思って逝ったのか。胸熱である。
また、個人的にジャイロの名前が出たり、ゴンがすげぇ手段を選ばない奴になってたりと見所満載。やっぱハンターは最高に面白いぜー!!
初回限定版が8月14日発売予定。
アマゾンで予約受付が開始されました。
「ノゾキアナ」8巻が発売されました。
進級して下級生が入ってきた新章に突入しているわけですが、後輩に穴の秘密が知られて、どんどん穴の秘密が漏れていき目が離せません。
穴がバレた
もちろん、今までも穴の秘密がバレた事はありましたが、大抵がそのままフィードアウトします。8巻では後輩2人にバレるわけですが、脅しに使ってくるというのはビックリです。読んでてゾクゾクドキドキする話の展開と点火(イグニッション)するエロさが本当に絶妙です。
関連
・「ノゾキアナ」がマーベラスな件
・本名ワコウ先生が週刊少年サンデー登場「ノゾミとキミオ」
さて、「ハンター×ハンター」単行本28巻が発売されました。
HUNTER×HUNTER 28 (ジャンプコミックス)
posted with amazlet at 11.07.10
冨樫 義博
集英社 (2011-07-04)
集英社 (2011-07-04)
なんだこの面白さ!
昨年20号連続掲載というジャンプ作家なら当たり前の快挙を達成して眠りに就いた冨樫先生。もうすぐジャンプで再開されるし、8月4日には29巻が発売されます。去年再開した時に巻末コメントで「今年の目標はできる限り描く事です」と言ってたので、ほんのちょっぴり期待してんですが、当然期待には応えてくれずに1年以上も消えていました。
しかも、ゴンさん登場という驚愕の展開で読者がドキドキワクワクして早く続きが読みたいと心底思ってた中で1年以上も待たされるとか。レイニー止め…ならぬゴンさん止めですよ!それが、ついに再開とか胸が熱くなるな!
関連、「ハンター×ハンター」ゴンさんの瞳に胸が熱くなったんだ
で、28巻。
もう滅茶苦茶面白いのです。いや、もうくちゃくちゃ面白いのですよ。まず、ネテロ会長VS王。この戦いのどうなるんだろうというワクワク感が半端じゃありません。まじで勝敗が読めない。挑戦者としての1人の武道家としてのネテロにゾクゾクとさせられます。
そういえば、ネテロは以前に自分のオーラ量が王に触れる事さえ出来ずに直属護衛軍に殺されると言われ、「嬉しいのォこの年で挑戦者か血沸く血沸く」と喜んでいました。
挑戦者
挑戦者として嬉しいとはこれいかに。
そんなネテロ会長の背景が明かされたのが291話「自問」。
いつからだ…?
敵の攻撃を待つ様になったのは、一体いつからだ
敗けた相手が頭を下げながら、差し出してくる量の手に
間を置かず、応えられる様になったのは?
そんなんじゃねェだろ!!オレが求めた武の極みは
敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事!!
感謝するぜ、お前と出会えたこれまでの全てに!!
敵の攻撃を待つ様になったのは、一体いつからだ
敗けた相手が頭を下げながら、差し出してくる量の手に
間を置かず、応えられる様になったのは?
そんなんじゃねェだろ!!オレが求めた武の極みは
敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事!!
感謝するぜ、お前と出会えたこれまでの全てに!!
回想で道場破りをするネテロですが、相手が格下すぎて「いつでもいいぜ」と余裕こいて攻撃を待つようになっていました。ネテロは強くなり過ぎていて、久しく忘れていた挑戦者の立場。それは60年以上も昔、百式観音を極めネテロという怪物が誕生してからでしょうか。ネテロが求めた武の極み、難的に全霊を以て挑むこと。それが叶った戦いでもあるVS王というのは心底楽しそうで胸が熱くなるな。
楽しそう
「笑うかよ。ま、ワシも楽しんるからお互い様だ」
ネテロは、ハンター協会の会長として人類を救う為の戦いをしていると同時に1人の武人としても戦っている。敗色濃い難敵に出会え感謝すらしたネテロ。久しく忘れていた挑戦者の立場。求めた武の極み、難敵に全身全霊で挑むこと。
そして全てを出し切るも及ばず。
零でさえも…
最後のネテロの切り札「零」でも倒せなかった王。
そのまま、ネテロは自らの心臓停止が引き金の核兵器・薔薇を使用して王を道連れに。
「俺は1人じゃねェ…人間を舐めるなよ」と、普通なら俺の変わりに人間の誰かがお前を倒すとかそういう意味合いで受け取れますが「ハンター×ハンター」の凄すぎる点は、この台詞が「人間(の悪意)を舐めるな」という意味であり、同種で国境を引き戦争を繰り返す人間など繁殖に必要ないと言いきられた人間という種族…その人間の悪意によって生み出された核兵器が王を倒す最終手段だった、と…深いな、おい。
詰んでいた
「貴様は…!!」
「そう…貴様は…詰んでいたのだ」
「最初から」
体内の核兵器で王を道連れにするという手段を取り散ったネテロ。
もちろん、ネテロの立場なら王と戦って負けましたでは済むわけありません。「そう…貴様は…詰んでいたのだ最初から…」によろしくネテロ1人の敗北などあってはいけないもの。事実、王と護衛軍の分断が成功しネテロが指定の場所に王を連れて行った後のノヴは人類の勝利を確信していたような台詞がありました。
人間の勝ちだ
「会長の使いから連絡があった。会長は予定通りの場所に王を運んだ」
「護衛軍が今からどう動こうが、もう間に合わない」
「御役御免さ、お前たちもな」
そもそもこの戦い、色々なパターンを想定していたにも関わらずネテロが王に勝つ事が前提である事がずーっと引っ掛かっていました。ネテロの敗北をまったく想定していなかった作戦だったのです。全てはこのためか。ネテロが1人で王に殺される敗北など最初からなかったのです。最低でも道連れ。最初から王は詰んでいた。
それでも、ネテロは武人として勝ちたかっただろうし、幾十年もの修行を積んだ武道家。ハンター協会の会長で人類にとって絶対に負けは許されない立場でした。最初から王は詰んでいたわけで、ネテロの敗北など最初からなかったのです。最後まで気丈で敗北を認めなかったネテロ。だがそれでも、ネテロは敗北を認めた。
戦いが開始される以前、自分の名前を知りたい王にネテロは堂々と言ってのけました。
名前を知りたい王に
「ワシに負けを認めさすことができれば、(名前を)教えてやらんでもないぞ?」
そして、全てを出し切り王の名前を最後に教えたネテロ。
ハンター協会会長で世界を救うという立場上、敗北など一切認める事は出来ないし、1人で敗北など出来ない前提であったネテロ。でも、「零」すら通用せずに、核兵器で道連れを選んだネテロは最後の最後に王の名前を教えてあげました。
王の名前を教えたネテロ
「メルエム、それがお主の名だ」
ハンター協会の会長として職務をまっとうし、最後の最後まで敗北など認められないし敗北などあり得なかったネテロ会長。でも1人の武人として敗北を認めたからこそ、王の名前を教えたのです。「地獄があるなら、またあおうぜ」と言ったネテロ。何を思って逝ったのか。胸熱である。
また、個人的にジャイロの名前が出たり、ゴンがすげぇ手段を選ばない奴になってたりと見所満載。やっぱハンターは最高に面白いぜー!!
HUNTER×HUNTER 28 (ジャンプコミックス)
posted with amazlet at 11.07.10
冨樫 義博
集英社 (2011-07-04)
集英社 (2011-07-04)