ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)
尾田 栄一郎
集英社 (2011-08-04)

「ワンピース」63巻が発売されました。
収録されているのは615話~626話と12話収録の大ボリューム。いつもお得感溢れるワンピの単行本ですが、63巻は超お得感です。尾田っちは63巻についてSBSで以下のように。

この63巻、またしても僕のわがままにより、なんと「12話」掲載の特別コミックスとなっております。でも値段は上げてませんからね。したがって、「巻末のおまけPが1Pも取れませんでいたー。」ホントすいません。

尾田っちのサービス精神っぷりは半端ないな。
さらに、2年前の七武海の子供時代が描かれており、これが実に俺得というもの。ちなみに、現在の七武海の一角にはバギーが入っていると思われます。

2年前のそれぞれの七武海を見ていきましょうか。
まずはジンベエ。

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ジンベエ子供時代

ジンベエは現在46歳ですので40年ぐらい前でしょうか。
ボロボロになりながら魚人空手に精を出しているようです。まさに空手少年ですね。作中では、魚人街の住民ははみ出し者という扱いでしたが、ジンベエは魚人島の名物である「魚人空手道場」にせっせと通っていたのでしょうか。
関連、「ワンピース」ジンベエと魚人空手

続いてミホーク。

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ミホーク

ん~?
ぱっと見の印象としてはゾロみたいな少年時代を過ごしたのかとも思いましたが、どうなんでしょ。持っている剣は夜ではありませんが竹刀ではなく真剣体中傷だらけ。ゾロの少年時代は稽古着だけだったのに比べると、ミホークの少年時代の服装は今と同じく許斐先生もビックリの胸がはだけています。稽古着や胴着ではなく私服。ミホークはどかの道場などで鍛錬を詰んだというより、少年時代から実戦で剣の腕を磨いたのかという印象。
関連、 「ワンピース」ミホークの再登場に胸熱

またミホークといえば、腕にドフラミンゴとまったく同じ十字のミサンガのようなものを巻いていました、ミホークとドフラミンゴの関係も気になる点です。

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ドフラとミホーク

そういば、ミホークは十字架まみれでしたが少年時代には十字架に関わるものを一切持っていませんね。

続いて、モリアさんとくま。

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モリアさん / くま

モリアさんは一体どんな少年時代を過ごしたというんだ…。
人形の片足を引きちぎって喜んでいます。改蔵の羽美もビックリの恐ろしい少年です。自分が親ならこんな子見て「大丈夫かしら…(頭が)」と心配になってしまいます。

くまは薪を背中にしょって本を読んで歩き履物はゲタ。しかも読んでる本が「NINOKIN」って…二宮金次郎でしょうか。というか凄く貧乏そうですね。革命軍に入ったきっかけはワンピ世界における最下層というか貧困層出身で世界に異を唱えたのでしょうか。

で、ここからの面子の子供時代が興味深いですね。
クロコダイルの子供時代…。

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クロコダイル

クロコダイルといえば色々と過去が気になるところです。
で、クロコの最大の謎はイワさんがインペルダウンで述べていた「弱み」ですよね。クロコダイルに対して何か優位に立てる弱みを握っていたイワンコフ。

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イワさん

「コイツがルーキーと呼ばれてた時代…!」
「大丈夫よ、万が一ヴァターシ達を裏切る様な行動に出てもヴァターシが抑え込むから…一切信用できないけど…」
「ン~フフフ。ヴァターシはコイツの"弱み"を一つ握ってる…!!」

クロコダイルがルーキー時代にイワさんは弱みを一つ握ったとか。
イワさんといえば、性転換。そう、クロコダイルは元女じゃないかなという、ある特定の層に需要のあるキャラだったのではないかというもうの。作中でわざわざ「sir(サー)」(目上の男に対する敬称)、「Mr(ミスター)」と男を強調される呼び方、0巻でのロジャー処刑時には後の七武海で1人顔を出さず後ろ姿のアングル。

さらに、右耳だけにピアス(男が右耳のみだとゲイの印、女だと成人女性の証)。また、ロマサガ2の七英雄と七武海の酷似性。

ノエル、紳士的で剣士として秀でてる(ミホーク)
ボクオーン、人を操るマリオネット。ズル賢い(ドフラミンゴ)
ダンダーク、暴れ者。肉体を改造強化していく(くま)
スービエ、水棲系種族をメインに同化。海の主(ジンベエ)
クジンシー、生命力を吸収するソウルスティール(モリアさん)
ロックブーケ、七英雄の紅一点。男を魅了する能力者(ハンコック)
ワグナス、古代人が居ると、探す為ヤウダを支配しようとする(クロコダイル)

で、クロコの元ネタ的なロマサガ2のワグナスは男ですが「同化の法で女性的な姿をしている」という設定。さらにクロコダイルが作った組織「バロックワークス」。「Baroque(バロック)」には「奇異な」とか女性の象徴の「真珠が歪んだ」という意味合いがあり…。クロコダイルは元女なんじゃねーのっていう

で、子供時代のクロコは男なのか女のか判断尽きません。でも、この子がもし女ならツンデレ系美少女としては有りだな、うん。

そして黒ひげことマーシャル・D・ティーチ。

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ティーチ

いつも陽気に「ゼハハハハ」と笑っているティーチの少年時代は月を背景に泣いていました。一体どんな少年時代を過ごしていたのでしょうか。ティーチといえば、白ひげ海賊団時代では自分の野心や実力を隠して過ごしていました。にも関わらず、白ひげ1番隊長マルコは、ティーチに対して頂上決戦で述べた台詞が引っ掛かります。

ティーチが白ひげの能力を獲得した時…。

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マルコ

「"普通の人間"ならば…絶対に無理だよい。だがお前らもよく知る様にティーチは少し違う…!体の構造が…"異形"なんだよい!!」

シャンクスは白ひげにティーチの脅威を伝える時に「自分を隠し」と忠告しており、ティーチは自分の実力を白ひげ海賊団に隠していたようです。でも、白ひげ海賊団の面々はティーチの実力は知らなくても、ティーチの体の構造が異形である事は常識であった事がマルコの発言で伺えます。

つまり、ティーチは白ひげ海賊団に自分を隠していたにも関わらず体の構造が異形である事は隠せなかったという。どういう体の構造なのかは知りませんが、一緒に過ごせば誰にでもバレるようです。つまり、ティーチは少年時代は体の構造が異形でイジメられてたんじゃねーのっていう。

そしてドフラミンゴ。

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少年ドフラミンゴ

ガキが煙草吸ってんじゃねーよ!
今と同様に笑いまくっている少年時代。サングラスも健在です。しかし、刮目すべきはドフラの身だしなみ。くま以上に貧乏そうな格好でボロボロの服装、ミホーク以上に傷だらけの肌。ボロボロで傷だらけ…なのに高笑いする少年ドフラミンゴ。

バカ笑いして煙草を吸うクソ生意気なガキですが、ドフラミンゴの少年時代の格好は七武海の中でブッチギリで修羅場というか恵まれない環境にいた事が明らかです。

ドフラミンゴは頂上戦争で言い放ちました。

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ドフラミンゴ

「海賊が悪!?海軍が正義!?」
「そんなもんはいくらでも塗り替えられて来た…!!」
"平和"を知らねェ子供達と、"戦争"を知らなねェ子供達との価値観は違う!!頂点に立つ者が善悪を塗り替える!!今この場所こそ中立だ!!」
「正義は勝つって!?そりゃそうだろう。勝者だけが正義だ!!」

意味深な台詞で空白の100年に関係があるんじゃないかとも思いましたが、少年時代のドフラミンゴの格好を見て確信しました。ドフラは平和を知らないガキで、戦争を知るガキだった、と。勝者だけが正義と言い放ったように、ドフラミンゴが戦争で上手く立ち回り勝者となったのではないか、と。頂上戦争の発言は実体験から来たのではないか、と。

恐ろしい程、過酷な少年時代を過ごした匂いがプンプンしますね。
関連、「ワンピース」新魚人海賊団のザコ臭さが半端ない件

子供の頃の七武海はどいつもこいつも一味も二味もありそうな感じ。どういう経緯で現在のようになったかを考えると興味深いですね。

で、七武海のキモといえば当然ハンコック
既に0巻で幼女時代のハンコックは確認できますが、改めて幼き頃のハンコックを見てみると…。

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幼女のハンコック

ブヒィィィィィ!

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