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「ハンター×ハンター」面白すぎ泣いた!
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2011年09月27日
・【Amazon】「ナナとカオル」(7)朗読劇CD付き初回限定版
「Black Label」に続いて、本家「ナナとカオル」の最新7巻でも初回限定版がつきます。10月28日発売予定。アマゾンでの予約受付が開始されました。
さて、鳥肌立って感動して泣いちゃいましたよ!
「ハンター×ハンター」ですよ。蟻編もいよいよ終盤で、後日談が語られているわけですが、これが凄い衝撃。
ウェルフィンとヒナとビゼフは、ジャイロを探して流星街へ向かう事に。NGLから離れる者もいれば、残る者もいます。ブロヴーダとレイナ。レイナは家に帰って母親と再会しました。「レイナ!?」「なんでわかるの?」「わかるよォ!お母さんだもん!レイナのお母さんだもん!」の流れが胸熱すぎる。
で、去ろうとするブロヴーダをレイナが引き留めて「ありがとう、食べよ?」「いっしょにごはん食べよ?」と誘い、「あれ?何だコレ?」と思わず涙。

ブロヴーダとレイナ
いい話だな、おい!
サラッとどうでも良さげな脇役で、感動的なエピソードにビックリ仰天ですよね。ウルってきちゃったじゃないですか。というか、レイナってあれですよね。最初に襲われた幼い兄妹の妹のほう。一方の兄・コルト(コルトなのかクルトなのかきっちりして下さい)はといえば…。
ペギーと話している最中に人間の頃の記憶が断片的に蘇って無意識に「レイナはオレが守る」と呟いたり、王女が死んだ時にメルエムの他に赤ん坊がいて「この子は、オレが守る。今度こそ必ず…!!」と誓っていました。

コルト
人間の時に、妹レイナを守れなかったのがよっぽど悔いあったようで、その想いはヒシヒシと伝わってきました。そして、メルエムの妹を「レイナ」と名付け、今度こそ絶対に守るという誓い通り、まるでレイナの生まれ変わりかのように育てていたコルト。胸が熱くなりますね。
そして、ちょっと成長したメルエムの妹。

メルエムの妹
「ちがうよ!ちーがーうー!!」
「あたちはレイナじゃないもん!!」
「あたちの名前はカイトです!!」

意味がわからないよ!
まさか、他の兵隊蟻と同じように元人間でありカイトの生まれ変わりだとでもいうのでしょうか。そもそもカイトは女王蟻に食われてないじゃないか!と、ツイッターで呟いたところ、以下のような意見を貰いました。
その発想はなかった!
なるほど、カイトは女王蟻に喰われてて生まれ変わりがメルエムの妹という考えが一番しっくりきますね。でも、そうなるとメルエムも元人間という可能性が出てきそうなものですけど。何よりもコルトの立場が色んな意味で笑えません!
そして、王メルエムである。
メルエムが最期に望んだこと、それは…。「コムギという女性に会いたい。それだけだ」と、残された時間をコムギと過ごしたいというものでした。
<関連>
・「ハンター×ハンター」最後はどうか、幸せな記憶を!
メルエムとコムギが最期に過ごす時間、当然のごとく軍儀。
なんか「ヒカルの碁」を思い出す内容でしたけど、ヒカ碁同様に冨樫先生も盤上勝負を漫画で描くのイケるやん!なんか凄そうな対決に見えるんですよ。

なんか凄い対決に見える
多分、冨樫先生も軍儀の設定を細かく考えてないと思うんですよね。
でも、メルエムとコムギの軍儀対決は凄そうな対決に見えますよ。達人同士が究極の対戦してるように描く。ヒカ碁もそうなんですけど、ルールよく分かんないけどなんか凄そうな対決を描くのが本当に上手い。ハッタリが効いてるというんでしょうか、詳細なルールとか設定なくても高次元の対決に見える。
何よりも、メルエムとコムギが軍儀を打つ様子が初々しい中学生ぐらいのカップルがイチャイチャしているようにしか見えませんでした。不器用ながらも確かな想いがあるって感じのカップルに見える。まじでニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録するってものですよ!
また、暴力こそ最強の能力と結論し、「高が軍儀…所詮盤上の遊び!」と、コムギを殺そうするも、鳥に襲われているコムギを思わず助けてしまったメルエム。自分で自分の言動が分からなくなってしまいました。「たった今、こいつを殺しに来たのではないのか…?」と自問自答し、頭が「?」になっていました。

混乱するメルエム
「何だ!?一体…!?」
「何なのだ?この生き物は…!!」
「余は…こいつをどうしたいのだ…!?」
殺そうとしたら助ける事になって、もはやコムギをどうしたいのか自分で分からなくなってしまいました。そんなメルエムが最期に出した結論がコムギと軍儀を打つことだというのが胸熱すぎる。

ニヤリング
「毒に侵され長くない。最期を…コムギ、お主と打って過ごしたかった」
「この毒は伝染する。余の側に長くいれば、お主にも」
「ワダす…今…とっても幸せです」
「不束者ですが、お供させてください」
全俺が泣いた。
「余は…何が大事なものか何もしらなかった」ってコムギのことでしょうか。本当に鳥肌立って泣いたわ。もうね、この2人のやり取りがニヤニヤせざるを得ない。コムギは頬をあからめながら「総帥様が助けてくださったのですね」と言いだせば、メルエムは「様はいらぬ」「軍儀で余が勝ったら、お主は余を様抜きで呼べ」とか。胸がキュンキュンするんだってばよ。世界で一番ピュアな物語ですよ!
メルエムは最期を迎えるに相応しい伏線の回収っぷりでした。コムギが頬を赤くしながら「総帥様のお名前は何とおっしゃれるおですか?」と、名前を聞いてきらメルエムは答える事ができませんでした。

名前は…?
「余の…名前…余は…何という…?」と、初めて自分が何者なのかを思うようになったエピソード。名前を持つという概念すらなかったのに、自分の名前を考えだしました。そして、戦う気がなかったけど名前を教えてくれるというならやってやるとネテロ会長から名前を聞きだし、自分の名前がメルエムだと知り、ついにコムギに「余の名はメルエムだ」名乗るのは印象的です。

名乗る
メルエムの母である女王は兵隊蟻達が自分の名前を持つことに関心してました。キメラ=アントの特性ではなく、個々を名前で呼ぶのは人間特有のもの。それを面白いと思い、自分の子供にメルエムと名付けました。メルエム…全てを照らす光という意味らしいです。少なくとも、メルエムはコムギを照らす光にはなってますね。
名前を知らなかったメルエムは自分のアイデンティティを考えるようになります。「余は王、だが余は何者だ…?」と。自分が何者なのかと考えだすメルエムは、自分に与えられた種族の統一という運命を「退屈と断ずるに些かの躊躇も持たぬ!!」と断言。自分のアイディンティティをただひたすら考えていました。

259話
自分を見つめてみると空っぽでした。
「余は何者だ?」「余は一体、何の為に生まれて来た…?」と、自分には何にもないと思うのでした。そんなメルエムが、最期のコムギとのやり取りで一つの答えを導き出すのでした。

317話
…そうか余は
この瞬間のために生まれて来たのだ…!!
答えは得たってか。泣いたね。感動したね。
コムギが「ワダすは、きっとこの日のために生まれて来ますた…!」と述べると同時に、自分が何者で何の為に生まれてきたのか分からなったメルエムは最後に解答を出したのでした。
このままメルエムとコムギは死んでしまうんでしょうかね。生きて欲しいと本気で思いますけど、冨樫先生のことだから死んじゃうんだとうなぁ。切ないですなぁ。ところで、2人の対局中に、コムギが生んでコムギ自ら殺した「孤孤狸固(ココリコ)」という戦法が再び炸裂していました。その孤孤狸固(ココリコ)を、またコムギ自らの手で蘇らせていました。
メルエムがはじめて孤孤狸固(ココリコ)を打った時、死路であると知っていながら長考したコムギを詰め寄り。
「ワダすが考えますた。10年位前です」
「バカなワダすからでも、こんな利口なコが生まれんのかってけっこう嬉しかったんですけども…」
「このコを殺すたのもワダすです」

孤孤狸固(ココリコ)
「まるで…」
「一度死んだ我が子が生き還ったような…そんな気がすたんです」
「だから、もう一度この子の…命を消すのが忍びなくて」
「少す…迷いますた」
自ら考案した孤孤狸固(ココリコ)を「我が子」と述べたコムギ。自ら生み出し、自ら殺した我が子。それがメルエムと対局を重ね、グングンと軍儀が上達していき再び生き返っ我が子・孤孤狸固(ココリコ)。それはメルエムとコムギの子ともいえるんじゃないかなって。
「Black Label」に続いて、本家「ナナとカオル」の最新7巻でも初回限定版がつきます。10月28日発売予定。アマゾンでの予約受付が開始されました。
さて、鳥肌立って感動して泣いちゃいましたよ!
「ハンター×ハンター」ですよ。蟻編もいよいよ終盤で、後日談が語られているわけですが、これが凄い衝撃。
ウェルフィンとヒナとビゼフは、ジャイロを探して流星街へ向かう事に。NGLから離れる者もいれば、残る者もいます。ブロヴーダとレイナ。レイナは家に帰って母親と再会しました。「レイナ!?」「なんでわかるの?」「わかるよォ!お母さんだもん!レイナのお母さんだもん!」の流れが胸熱すぎる。
で、去ろうとするブロヴーダをレイナが引き留めて「ありがとう、食べよ?」「いっしょにごはん食べよ?」と誘い、「あれ?何だコレ?」と思わず涙。

ブロヴーダとレイナ
いい話だな、おい!
サラッとどうでも良さげな脇役で、感動的なエピソードにビックリ仰天ですよね。ウルってきちゃったじゃないですか。というか、レイナってあれですよね。最初に襲われた幼い兄妹の妹のほう。一方の兄・コルト(コルトなのかクルトなのかきっちりして下さい)はといえば…。
ペギーと話している最中に人間の頃の記憶が断片的に蘇って無意識に「レイナはオレが守る」と呟いたり、王女が死んだ時にメルエムの他に赤ん坊がいて「この子は、オレが守る。今度こそ必ず…!!」と誓っていました。

コルト
人間の時に、妹レイナを守れなかったのがよっぽど悔いあったようで、その想いはヒシヒシと伝わってきました。そして、メルエムの妹を「レイナ」と名付け、今度こそ絶対に守るという誓い通り、まるでレイナの生まれ変わりかのように育てていたコルト。胸が熱くなりますね。
そして、ちょっと成長したメルエムの妹。

メルエムの妹
「ちがうよ!ちーがーうー!!」
「あたちはレイナじゃないもん!!」
「あたちの名前はカイトです!!」

意味がわからないよ!
まさか、他の兵隊蟻と同じように元人間でありカイトの生まれ変わりだとでもいうのでしょうか。そもそもカイトは女王蟻に食われてないじゃないか!と、ツイッターで呟いたところ、以下のような意見を貰いました。
■脳だけは食われてたとかじゃないですかね
■自分も何故?と思ったんすよ。。美味い脳だけ女王に献上したとか、マリオネットされてたカイトは頭だけ挿げ替えられて体は別人とか…そんなんですかね?
■カイトの脳が献上されていたのでは?というのが妥当なんじゃないでしょうか。
■自分も何故?と思ったんすよ。。美味い脳だけ女王に献上したとか、マリオネットされてたカイトは頭だけ挿げ替えられて体は別人とか…そんなんですかね?
■カイトの脳が献上されていたのでは?というのが妥当なんじゃないでしょうか。
その発想はなかった!
なるほど、カイトは女王蟻に喰われてて生まれ変わりがメルエムの妹という考えが一番しっくりきますね。でも、そうなるとメルエムも元人間という可能性が出てきそうなものですけど。何よりもコルトの立場が色んな意味で笑えません!
そして、王メルエムである。
メルエムが最期に望んだこと、それは…。「コムギという女性に会いたい。それだけだ」と、残された時間をコムギと過ごしたいというものでした。
<関連>
・「ハンター×ハンター」最後はどうか、幸せな記憶を!
メルエムとコムギが最期に過ごす時間、当然のごとく軍儀。
なんか「ヒカルの碁」を思い出す内容でしたけど、ヒカ碁同様に冨樫先生も盤上勝負を漫画で描くのイケるやん!なんか凄そうな対決に見えるんですよ。

なんか凄い対決に見える
多分、冨樫先生も軍儀の設定を細かく考えてないと思うんですよね。
でも、メルエムとコムギの軍儀対決は凄そうな対決に見えますよ。達人同士が究極の対戦してるように描く。ヒカ碁もそうなんですけど、ルールよく分かんないけどなんか凄そうな対決を描くのが本当に上手い。ハッタリが効いてるというんでしょうか、詳細なルールとか設定なくても高次元の対決に見える。
何よりも、メルエムとコムギが軍儀を打つ様子が初々しい中学生ぐらいのカップルがイチャイチャしているようにしか見えませんでした。不器用ながらも確かな想いがあるって感じのカップルに見える。まじでニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録するってものですよ!
また、暴力こそ最強の能力と結論し、「高が軍儀…所詮盤上の遊び!」と、コムギを殺そうするも、鳥に襲われているコムギを思わず助けてしまったメルエム。自分で自分の言動が分からなくなってしまいました。「たった今、こいつを殺しに来たのではないのか…?」と自問自答し、頭が「?」になっていました。

混乱するメルエム
「何だ!?一体…!?」
「何なのだ?この生き物は…!!」
「余は…こいつをどうしたいのだ…!?」
殺そうとしたら助ける事になって、もはやコムギをどうしたいのか自分で分からなくなってしまいました。そんなメルエムが最期に出した結論がコムギと軍儀を打つことだというのが胸熱すぎる。

ニヤリング
「毒に侵され長くない。最期を…コムギ、お主と打って過ごしたかった」
「この毒は伝染する。余の側に長くいれば、お主にも」
「ワダす…今…とっても幸せです」
「不束者ですが、お供させてください」
全俺が泣いた。
「余は…何が大事なものか何もしらなかった」ってコムギのことでしょうか。本当に鳥肌立って泣いたわ。もうね、この2人のやり取りがニヤニヤせざるを得ない。コムギは頬をあからめながら「総帥様が助けてくださったのですね」と言いだせば、メルエムは「様はいらぬ」「軍儀で余が勝ったら、お主は余を様抜きで呼べ」とか。胸がキュンキュンするんだってばよ。世界で一番ピュアな物語ですよ!
メルエムは最期を迎えるに相応しい伏線の回収っぷりでした。コムギが頬を赤くしながら「総帥様のお名前は何とおっしゃれるおですか?」と、名前を聞いてきらメルエムは答える事ができませんでした。

名前は…?
「余の…名前…余は…何という…?」と、初めて自分が何者なのかを思うようになったエピソード。名前を持つという概念すらなかったのに、自分の名前を考えだしました。そして、戦う気がなかったけど名前を教えてくれるというならやってやるとネテロ会長から名前を聞きだし、自分の名前がメルエムだと知り、ついにコムギに「余の名はメルエムだ」名乗るのは印象的です。

名乗る
メルエムの母である女王は兵隊蟻達が自分の名前を持つことに関心してました。キメラ=アントの特性ではなく、個々を名前で呼ぶのは人間特有のもの。それを面白いと思い、自分の子供にメルエムと名付けました。メルエム…全てを照らす光という意味らしいです。少なくとも、メルエムはコムギを照らす光にはなってますね。
名前を知らなかったメルエムは自分のアイデンティティを考えるようになります。「余は王、だが余は何者だ…?」と。自分が何者なのかと考えだすメルエムは、自分に与えられた種族の統一という運命を「退屈と断ずるに些かの躊躇も持たぬ!!」と断言。自分のアイディンティティをただひたすら考えていました。

259話
自分を見つめてみると空っぽでした。
「余は何者だ?」「余は一体、何の為に生まれて来た…?」と、自分には何にもないと思うのでした。そんなメルエムが、最期のコムギとのやり取りで一つの答えを導き出すのでした。

317話
…そうか余は
この瞬間のために生まれて来たのだ…!!
答えは得たってか。泣いたね。感動したね。
コムギが「ワダすは、きっとこの日のために生まれて来ますた…!」と述べると同時に、自分が何者で何の為に生まれてきたのか分からなったメルエムは最後に解答を出したのでした。
このままメルエムとコムギは死んでしまうんでしょうかね。生きて欲しいと本気で思いますけど、冨樫先生のことだから死んじゃうんだとうなぁ。切ないですなぁ。ところで、2人の対局中に、コムギが生んでコムギ自ら殺した「孤孤狸固(ココリコ)」という戦法が再び炸裂していました。その孤孤狸固(ココリコ)を、またコムギ自らの手で蘇らせていました。
メルエムがはじめて孤孤狸固(ココリコ)を打った時、死路であると知っていながら長考したコムギを詰め寄り。
「ワダすが考えますた。10年位前です」
「バカなワダすからでも、こんな利口なコが生まれんのかってけっこう嬉しかったんですけども…」
「このコを殺すたのもワダすです」

孤孤狸固(ココリコ)
「まるで…」
「一度死んだ我が子が生き還ったような…そんな気がすたんです」
「だから、もう一度この子の…命を消すのが忍びなくて」
「少す…迷いますた」
自ら考案した孤孤狸固(ココリコ)を「我が子」と述べたコムギ。自ら生み出し、自ら殺した我が子。それがメルエムと対局を重ね、グングンと軍儀が上達していき再び生き返っ我が子・孤孤狸固(ココリコ)。それはメルエムとコムギの子ともいえるんじゃないかなって。