そんな未来はウソである(2) (KCデラックス) そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)

「そんな未来はウソである」2巻が発売されました。
謎の大ヒットという名の女子小学生のパンツがキモだった「今日の5の2」、南家の様子をまったり楽しむ「みなみけ」。そして「そんな未来はウソである」は、未来が見えちゃう佐藤アカネ、未来が少しだけ見えてしまう大橋ミツキを中心としたぬるーいマッタリ系ショート漫画…と思ったらどっこい!凄くはじまりそうなのです。

何がって、そりゃラブがコメりそうって事ですよ!
徐々にですがしかし確実に話が進んでいる感じ。もともと「そんな未来はウソである」は、ミツキに鏡を見せてしまったアカネが、ミツキが話したこともないクラスメイトの高山と結婚する運命であると知り、未来通り2人をくっ付けるという事でスタートしました。元々、ラブがコメる土壌はあったわけですが、そこはラブレターを球蹴り番長との決闘にしてしまうぐらいラブコメ方面には期待してませんでした。

それがである。
どうもアカネと高山が順調にフラグを立ててるんですよ。高山の家でピザパーティーをすれば、後片付けが綺麗だったと高山父に褒められ。温泉でのぼせ上れば看病。どう見ても順調にフラグが立ってるんですよ。極めつけは、ミツキが新たに見てしまった未来。見てしまった未来というのはアカネと高山が結婚するというもの。なん…だと…状態。

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未来を見てしまって

そもそもミツキが高山と結婚するという未来は、意識したら無効になるそうなので既にミツキが見た未来はないのかもしれません。「じゃあ、その未来あんたに任せる」と述べたアカネの未来こそ正規ルートであるともいえます。

その後も作戦会議の名目でどう見てもデートをしたりと、完全にアカネルートに入ったと言っても過言ではありません。もうね、どう見てもラブがコメってるんですよ。フラグがビンビン立ってるんですよ!

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フラグ立ちまくってる

アカネと高山…、なるほどこれはニヤニヤします。
あの娘とこの男をく5のっ付けようとして、いつの間にかあの男とフラグ立って好きになってたという事はよくありますしね。アカネと高山のルートは今のところ鉄板であるといえます。

しかし、元祖ルートのミツキ&高山のフラグが折れたわけでもありません。図書館で2人が出会った時など、今後にフラグが回復してもおかしくないやり取りでした。まだまだ分かりません。

そして忘れてはいけないのはマドカですよ!
好きになった男を不幸にさせる星の下に生まれ、高山のハートを狙うツインテール娘。地味に、しかし順調にアカネ同様にフラグを立てており、水着選びに始まりラブホテルにまで一緒に入ってしまいました。

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マドカ

どういうことだってばよ!
まじでマドカと高山の2人のフラグの立ちっぷりは半端じゃありません。アカネ、ミツキ、マドカ…どの娘のルートもあり得そうな気がしてきますよね。もはや、大穴で江口すらあり得るという。

ラブコメ的にも盛り上がってきましたけど、「そんな未来はウソである」は「今日の5の2」や「みなみけ」よりも好きだったりします。もちろんパンツ的には不足なんですけど、「今日の5の2」や「みなみけ」より分かりやすい点がいいですね。

ストーリーが進むし、キャラもメインのミツキ&アカネに加えて、高山とマドカと江口の5人だけっていうのがマーベラス!ぶっちゃけ「今日の5の2」も「みなみけ」もキャラ大過ぎなんですよ。「こんな未来はウソである」は基本5人で話を回すので完結簡単で読みやすいんです。キャラが分かりやすい!

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キャラの立ち位置が分かりやすい

あと、桜場コハル先生の絵柄がまた変わってきた。
相変わらず背景は真っ白なんですけど、キャラに丸みが出てきたというか一層可愛らしくなってきました。現在のヤンマガの「みなみけ」を見れば一目瞭然なんですけど、キャラがブヒブヒするような可愛らしさが増してます。今後の展開が非常に楽しみなんだってばよ!
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みなみけ(9) (ヤンマガKCスペシャル)
桜場 コハル
講談社 (2011-11-04)