書店員漫画と聞くと何を思い浮かべますか。

私が真っ先に思い浮かべるのは「金魚屋古書店(AA)」。
漫画を専門に扱う金魚屋古書店で、祖父の代わりに店主となった孫娘・鏑木菜月が店番を務める。漫画による漫画の為の漫画。漫画好きの従業員、漫画好きの客、背取り屋(漫画の転売屋)たちが織り成す実在の漫画をテーマにしたもの。スポーツをテーマにすれば"スポーツ漫画"、料理をテーマにすれば"グルメ漫画"ならば、名作漫画や誰もが知ってる漫画をテーマにする「金魚屋古書店」は"マンガ漫画"でしょうか。漫画好きにはたまらないもので、こんな本屋行ってみたいと思うものです。

他にも「本屋の森のあかり(AA) 」。こちらは大型のチェーン店の本屋で働く主人公・高野あかりが仕事や客を通じて成長していくもの。本屋の舞台裏とかラブがコメったりと見どころ多い成長譚漫画。また「暴れん坊本屋さん(AA)」も外せません。書店員兼漫画家・久世番子先生の実録エッセイ(?)爆笑コメディ。自分の漫画を働く書店で好きなように売ろうとして失敗したりと、本屋の暴露話や体験談がツボに嵌りまくり腹を抱えて笑うことも。また小学生女子がエロ本売る私のおウチはHON屋さん(AA)」も、エロ本を通じて温かい話になったりと胸熱です。

地味に名作の多い「書店員漫画」。
先日、また1つ書店員漫画が登場。

デンキ街の本屋さん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
水あさと
メディアファクトリー (2011-11-22)

というわけで、「デンキ街の本屋さん」1巻が発売されました。
漫画を愛する書店員さんたちの青春コメディ。何が良いって働く職場ですよ。働く書店の名はデンキ街の「うまのほね」。どう見ても秋葉原の「とらのあな」です。本当にありがとうございました。

のっけからオタクショップ特有のコミックに店舗特典を入れる作業。
何気なく買ってる店舗特典ですが、裏では店員さんたちが死ぬ思いで新刊コミックに特典をつける作業に明け暮れてるんですね。

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コミックに特典を付ける作業

普段、我々が何の気もなしに購入する店舗特典には店員さんの涙なしには見れない影の努力あってこそなんですね。単行本に特典を付ける作業にはじまり、ヲタ系書店員らしいエピソードが見所の一つ。エロ本Gメンの話(本当にいるかどうかは知らん)、コミケ(作中ではコミカ)の後の新刊同人誌発売の地獄、店内の棚配置&ポップの話、他店みかんBOOKS(どう見てもメロンブック)に偵察に行ったり…と、ヲタ系書店の裏側を面白おかしく描いたり興味深い内容です。

また、うまのほねで働く書店員がみんな個性的なキャラ
冴えない主人公・海雄、腹黒そうなカントク、漫画に詳しく漫画のソムリエしてるソムリエ。まあ野郎はどうでもいいですね。何時もカメラ持ってるカメ子、腐った女子かた思ったらゾンビ萌えだった腐ガール、プロの漫画家目指す先生、クソ可愛いひおたん。

本当に個性的なキャラが揃っており、文字通り書店員たちの青春コメディ。濃いキャラの化学反応が本当に楽しそう。無個性だった男のメガネ店員などたった1話でフィードアウトしてしまいました。個性的なキャラの中にイジラレ系のひおたんの可愛さが輝きまくっている。

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ひおたん

後輩とエロ本のテープ止め作業をすれば、「こういう本好きなの?」といじろうとするも「はい好きですが」と素で返され動揺するひおたんが可愛い、好きなエロ本を言われて赤面するひおたんが可愛い、自爆するひおたんが可愛すぎる。

水着回ではグショグショに濡れるひおたんに色んな意味で熱くなる。

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濡れたひおたん

ひおたんに劣情を抱く!

いやー本当にひよたんは天使すな。水あさと先生の描く恥ずかしがり屋の女の子の赤面というのは、僕の心の琴線を刺激しまくるんですよ。そういう観点でいえばこの前発売した「めいなのフクロウ」も十分楽しめるというもの。

めいなのフクロウ 1 (BUNCH COMICS)
水 あさと
新潮社 (2011-08-09)

従妹のお兄ちゃん大好きな女子高生のフクロウ生体漫画…と思いきや、1巻の時点で今までのストーリーをブン投げたというか破綻させたというか超展開をやらかしますが。恥ずかしがり屋の女の子可愛い、パンチラうっひょーと思えば何てことなし。めいな可愛いよ、めいな。

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めいな

考えるな感じろっていう。
めいなの可愛さはやばいですね。水あさと先生の描くイジラレ系で恥ずかしがり屋の女の子の赤面による破壊力は宝具級の破壊力があります。

私は作者の水あさと先生をコミティアに出てるサークル「ミルメークオレンジ」でファンになりまして、以降は他のジャンルなどでも本を買ったりするくらいには好きなりまして。そんな流れでちょうど商業で単行本が出てたので記事にした次第で。てゆーか、これは「近代麻雀漫画生活」の記事のコピペ改変ですね、手抜きスイマセン。

特に同人誌ですけど「ファミレスの住人」のアイの赤面はご褒美といえるものでした。

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ファミレスの住人

やっぱり恥ずかしがり屋のいじり甲斐のある女の子を赤面(泣かせるとさらにGJ)は最高だな!

話を「デンキ街の本屋さん」に戻しますと、ひおたんが最高に可愛いの一択なんですけど、ギャグも良し。エロ本Gメンの話などラストで無駄に感動と笑いがこみ上げたり、ジョジョから美味しんぼまでパロディネタをサラッと入れて笑わせてくれます。また、ラブがコメる展開も見逃せません。海雄と先生がラブがコメり出せば、腐ガールとソムリエまでラブがコメり出す始末です。

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ラブがコメる

どうやらラブコメとしても楽しめそうですな。
ひおたんが今後誰とラブがコメるのか注目したいところです。今のところ、海雄ともカントクともフラグが立ってるようなそうでもないような。

デンキ街の本屋さん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
水あさと
メディアファクトリー (2011-11-22)