「これは恋のはなし」4巻が発売されました。
「31歳×10歳、年の差ラブストーリー」というわけで31歳のおっさんに恋をしてしまった10歳の女子小学生・遥が僕の心の琴線に触れまくるんですよ。4巻のキモは初めてのデートですよ。もちろん真一は引率者として付き合うだけなんですが、遥のいちいち恋する乙女チックな仕草に頬がニヤニヤと緩む。

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乙女チックな仕草

手繋ぎである。
真一は「もっと子供らしく扱ってやんねーとダメだ」とちゃんと子供扱いしなくてはダメだなと思う一方で、手を繋がれた遥は女の一面を魅せるっていうね。初めての手繋ぎはお互いの認識に大きな隔たりがあり、この認識のギャップがたぎる。遥可愛い。いやーこれマジ良いわー。
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「これは恋のはなし」人はそれを勇者の行動という
レベル7に引き上げます
子供が見せる大人っぽい表情にグッとくる

さて、今週の「さよなら絶望先生」。
もうすぐ卒業という名の最終回が近く、奈美ちゃんが授業中に内職(他科目の勉強)をしています。2月15日なら普通に私大の受験日の気がしますが。第二ボタンの話から、「世の中にはそこにあって初めてそれと分かるものがある」という話に。

東京にあってこそはじめて東京タワー、山奥にあったらそれは送電線の鉄塔にしか見えない、と。六甲の名水もそこにあってはじめて六甲の名水と分かる、と。「かってに改蔵」の日常のオーパーツの焼き直しというか同系統のネタですね。「改蔵」自体がサンデーの中で場違いだと言われるも、最後は良い話で終わったグッとくるエピソードでした。

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グッとくるエピソード

羽美ちゃんの居場所は…ここだよ。

で、今回の絶望先生は改蔵の日常のオーパーツに勝るとも劣らない素晴らしいエピソードだったのです。音無芽留が僕の心の琴線をガッチリ掴んだんです。話は第二ボタンどころか自分自身だってそう、全く知らない土地に行ったら自分が自分である事なんて誰も知らないと言うまとい。めるめるがそういう状態になってしまうのである。

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携帯を落としためるめる

どうしよう今日初めてメル友に会う約束しているのに

なんと、めるめるはメル友と会う約束をしていた日に携帯を落としたのでした。探しても探しても携帯が見つからず困ってしまうめるめる。せっかく初のメル友に会うのに携帯がないなんて。

そしてめるめるの成長っぷりよ。

携帯がなくてもメル友に会いに行くのでした。
それは携帯が圏外になって精神不安定になったり、携帯無しで部屋から出れなかっためるめるではありません。

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携帯依存症のめるめる

圏外になれば精神崩壊
携帯持参でないと倒れてしまう

そう、めるめるは携帯がないと生きていけないのです。
そんなめるめるが携帯なしで活動している…信じられません。携帯が無くても外に出れるし精神不安定にもならない。しかも、筆記でコミュニケーションを取ろうとするのでした。

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筆記でコミュニケーション取る

信じられません。
携帯メール依存症のめるめるは何故携帯メールでなくてはダメだったのか。それは字が書けないからです。めるめるの父親は言います。「めるめるは文字を書こうとすると悲しいトラウマが蘇る」、と。

めるめるのトラウマ…
それは小学生時代のクラスメイト(可符香)の何気ない一言が原因でした。

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めるめるのトラウマ

めるちゃんの文字って夢に出てきそう

ド下手くそなめるめるの字を夢に出てきそうと言われてから、めるめるは言葉どころか文字すら書けなくなってしまったのです。文字を書こうとすると悲しいトラウマが蘇るのに、今回は筆記でコミュニケーションを取るのでした。トラウマを乗り越えた瞬間ですよ!

携帯を落としても活動し、文字を書いためるめる。なんという成長っぷりなのでしょうか。「さよなら絶望先生」で最も成長を見せたのはめるめるで間違いないでしょう。しかも彼女の成長とトラウマ乗り越えっぷりはさらに続くのです。

そもそもの原因、めるめるが何で喋らないか。
これも小さい時のトラウマが原因でした。

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めるめるの因果律

「音無ってさ、変な声じゃね?」
「変な声、変な声、変な声」

声が変だとバカにされ…。
自分の声を録音して聞いてショックを受けた幼女時代のめるめる。そしてめるめるは喋るのを止めたのです。

メル友に自分がめるめるだと証明出来ません、「あなたはあなたである事を証明できますか?」と問いかけ、夢でクラスメイトにすら「あんた誰?」扱いさせてしまう夢を見てしまいました。そんな彼女が、当たり前のように芽留ちゃんと呼んでもらえる。「私は…ここにいるから私と分かって貰えるんだ」と思い、幼女時代に止めてしまった喋るという事…、これを実行するのである。

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めるめる

「あ、あ…あり…が…と、う」

イヤッホーウ!
喋った、喋った!
めるめるが喋ったー!
ワーイ!

今まで奇声を発した事はありましたが、ちゃんと言葉で喋ったのは初めてですよ。めるめるの発した「ありがとう」という始めての言葉。クララが始めて立った時以上の感動です