せなかぐらし (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) せなかぐらし (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

「せなかぐらし」2巻が発売されました。

――サクッと読書終了。
なるほど始まりましたな!何がってラブがコメるってものですよ。やばいですね。俺の頬が緩んでニヤニヤしっぱなしになるってものです。日々ストレス貯める現代人の僕は漫画なんかで癒しを求めるんですが、その中でもラブコメ漫画は最高の元気の源なんですよ。ラブコメの中でもニヤニヤ値が高いと、悶絶して最高の癒しなんですけど「せなかぐらし」2巻は、まさに武丸の如く「待ってたぜェ!!この"瞬間"をよォ!!」と言ってしまうというもの。凄いヒーリング効果だ!

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待ってたぜェ!この"瞬間"をよォ!

カザマアヤミ先生の描くピュアな赤面顔は僕の心の琴線に触れまくるんですけど、2巻での菓奈の赤面顔は格別の破壊力がありますね。思わずニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録してしまうというもの。2巻でのヒロインの可愛さは何事なのかってレベル。ちょっとしたイベントが僕の頬を緩めて全力でニヤニヤさせてしまいす。

「せなかぐらし」は、念願の1人暮らしを始めた綿見巡と飴原菓奈。隣同士の部屋なのですが、その部屋を仕切るのはすりガラス1枚という。ギリギリの距離でお互い1人暮らしして2人の関係が…というラブコメ漫画。最初の出会いで、お互いの印象は最悪でした。

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印象最悪

印象最悪からスタートした2人がお互いを知るうちに好感度が上がっていく正統派なラブコメ。僕の中のカザマアヤミラブコメって、付き合い出した時の初々しい時が神髄であり、0から始まり、徐々に好感度を上げていくのはどうなんだと思ってたらとんでもない。これが実に良いんですよね。

ラブコメ漫画の中でも同居ものってのは定番中の定番。1つ屋根の下で暮らすからこそお風呂で居合わせるとか、トイレを開けたらバッタリとか、寝ぼけて一緒の布団で寝てたとか。そういうラッキースケベ的なイベントが盛り沢山。でも「せなかぐらし」は1つ屋根の下だけど、すりガラス1枚とはいえ部屋が区切られているのでその手のイベントは発生しないし、2人が遭遇するのもお隣さん同士と変わらない。

でも、ただのお隣さん同士でもない。2つの部屋の区切りはすりガラス1枚。だからこそ、お互いが惹かれたり気になったらガラス越しの相手が気になっちゃうっていう。いわゆるお隣さん以上1つ屋根の下で同居未満というあいまいな距離感。

タイトル「せなかぐらし」とは良く言ったもので、巡と菓奈はすりガラス1枚を背中合わせで過ごすようになる。始めて背中をガラス越しにくっ付けて合わせたのは停電の時。今までもガラス越しに背中を向け合っていたんですけど、それ以降はピタっとくっ付けるようになるんですよね。

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せなかぐらし

停電イベント以降は2人の距離が縮まって「せなかぐらし」によろしく、ガラス越しに背中をピタっとくっ付けるようになる。いつの間に、カーテン無しで背中を合わせる様子もいですな。

「せなかぐらし」の特筆すべきところは、あいまいなお隣さん以上1つ屋根の下で同居未満という関係を描き、あいまいな距離感が徐々に近づくところだと思うんですよ。話が進むにつれて2人の距離はお互いが意識してラブがコメって心理的に近づくのに比例して、物理的にも距離が近づく。作者が意識して描いてるかは知りませんが、回を重ねる毎にどんどん2人の距離が精神的に比例して物理的に縮む様子が本当に良い。

例えば、お互いがアパートの外で隣同士に座り合った時も、初期に比べれば2人の距離が近くなっている。

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2話 / 8話

距離が近づく!
2話と8話も外で隣に並んで座るんですけど、確実に物理的に近くなってるんですよね。花火大会で並んで座った時は、そこからさらに近づいていたっていう。

菓奈の赤面とかのラブがコメる様子も素晴らしいんですけど、「せなかぐらし」は距離の描き方が本当に絶妙で心の中で思わずガッツポーズを取っちゃうレベルなんですよね。並んで座る様子にしても、お互いが意識して思わず離れる距離まで初期に比べると近いっていうね。

もうね10話の距離感っぷりが逸材なんですよ。
自然と背中合わせになるわけでなく、巡が意識してすりガラス越しに背中を合わせるわけなんですけど、その様子が頬を緩めてニヤニヤしまくるっていう距離なんですよ。

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この距離よ

ただガラス越しに背中を合わせる以上の背中合わせですよ!
1枚のすりガラスに背中を合わせる以上の、お互いが寄りかかってる様子が本当に良いですな。この距離感、距離はガラス1枚で遮られているけど、もしガラスが無かったらどうなるんだっていうね。ガラス越しとはいえ、お互いが寄りかかるまでの距離感になってしまいました。

ガラスがなきゃどうなるんだってばよ!
こうなるんだってばよ!

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距離0

うおおおおお!(歓声)
遠い、すりガラスより分厚い距離があると思いつつも、気付けば背中と背中がペッタンコ。お互い背中がくっ付いた事に気づき、一度離れる(それでも今までのお互いが意識して思わず離れる距離より近い)、そして今度はお互い背中がくっ付くと知りながら距離を縮めてくっ付くっていう。

いい。すごくいい。
もちろん巡と菓奈のやり取りみによるラブがコメりっぷりは悶絶打つレベルなんですけど、この2人の距離感を絶妙に描き近づく様子が僕の心の琴線を鷲掴みにするってレベルで素晴らしいんですよね。もうね、この後の距離の近さっぷりときたらご褒美ってレベルですよ!

何時の間にかカーテンを寝る時以外はオープンにしてるし、アイスを買った帰りに公園のベンチで並んで座った2人の距離はさらに近くなってるし、2巻ラストではついに…ってなるし。王道的にラブコメしつつ、絶妙に近づく2人の距離感を描いている。こいつの破壊力はヤバイですな!

丁寧にラブがコメって互いに惹かれる様子が胸熱すぎ。菓奈は何か分かってないけど自分の気持ちの変化に気づいて、わざわざ巡が好きだっていう浴衣に着替えて、その真意がバレた時の赤面逃走っぷりが悶死するっつーの。そもそもガラス越しってのはアレを期待しちゃうんですよ!

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そらもアレよ

ガラス越しのキスをさ。
ガラス1枚隔てたキスっつーのは普通のキスよりも破壊力が高いんですよね。「シティーハンター」によろしく、ガラス越しのキスは悶死レベルなんで、「せなかぐらし」もこの先の展開がまじ楽しみ。
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カザマ アヤミ
スクウェア・エニックス (2012-02-22)