すこぶる密度の濃い作品ってあるじゃないですか。読むだけでパワー使っちゃうような。それは当然面白いのでガッツリと読んでしまい、読了後の充実感は半端ないんですけど疲れちゃうみたいな。そういのに該当するのが「ワンピース」だったり「鋼の錬金術師」だったりするわけで。「ワールドエンブリオ」はまさにそういう密度の濃い作品です。

重厚な内容で作者の世界観とか設定も半端なく作り込まれていて、謎もきっちりと回収される。読む方も出来るだけ伏線とか意図する事を拾ってやろうって気になるんですよ。「ワールドエンブリオ」8巻の7年前の事件、初実島なんか何度も読み返すレベルでした。
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「ワールドエンブリオ」面白すぎワロタ

ですので感想を書くのもめがっさガッツを消費するのである。普通に感想書くのがドライブシュートぐらいの消費量(200ガッツ)だとすると、この手の作品の感想を書くのはネオサクロン(500ガッツ)を連発するぐらいの燃料が必要なんですよ。

「ワールドエンブリオ」9巻は今までの伏線を回収しつつクライマックスへ向かうという盛り上がりが半端ないもの。だからこそ、感想も書き甲斐があるんだけど、けど本筋とは別なとこが凄くいい。主にレナとか、レナとか、レナとか。

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レナ

ブヒィィィィィィィィィィ!!
まさかのレナの乳首券発行である。無乳の乳首…うん、凄くいい!

もうね、レナが可愛すぎるに尽きるよ。9巻の見所といえば"仲間"とか、静流姉さんがロストリバウンドだったり、天音姉の過去、刃旗使い互助会「旗の集い」とかギッシリ重厚な密度。見所満載ですよ。それでも圧倒的にレナの可愛さが光る

以前からレナは陸を基本は「天海」とか「天海リク」とフルネームで呼んでおり、時たま「リク」だったけど、過去編以降は一貫して「リク」と呼ぶようになっている。リクも以前はレナを「有栖川」と苗字呼びだったのに、過去編で手を差し伸べて以降は「レナ」と下の名前で呼ぶようになっている。こういう地味な人間関係の変化いいですね!

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レナって呼ぶ

ってかもうこの2人の雰囲気、完全に恋人というか夫婦じゃん!
重い話から、グッとくる話、物語に引き込まれる程のさらなる謎の提示…色々な感情が湧き上がるんですけど、それを補って有り余る程にレナに可愛さに頬を緩めてニヤニヤしてしまうというもの。

ラブがコメるとはまさにこれですよ!
もうね、ジョーと殴り合うリクを見つめる表情が完全に愛する人を見つめるそれです。ヤキモチ焼くレナが可愛いし、嬉し涙するレナが可愛いし、子供たちの前でハワハワするレナは癒されるし、リクを元気づけるレナはメガネっ娘可愛いし、七海さんに診られるレナに劣情を催すし、無乳を揉まれるレナは僕の心の琴線を鷲掴みにするし!

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レナ乳揉まれる

圧倒的じゃないかレナの可愛さは!
お風呂シーンでも思ったんですが、レナの乳は気持ち大きくなっていないか。無乳から貧乳へと。それは、ひのきの棒からこん棒へのバージョンアップ程度なのかもしれないけど、レナにしてみれば大きな成長ではないだろうか。

「ワンピース」のナミによろしく、乳が成長するヒロインというのは浪漫がありますよね。ひょっとしたらレナは微乳ぐらいまで成長する可能性すらある。胸が大きくなるヒロインなんて胸が熱くなるな!もう完全に有栖川ルートに入ったし、レナ大勝利の予感。



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ネーネ

完敗じゃないか…。(色んな意味で)