かの「ドラゴンボール」も最初はまったく人気がなく、鳥山明先生が狙って人気を上げようとしたのが天下一武道会から。以降の「ドラゴンボール」の人気はご存じの通り。天下一武道会が始まったのは3巻、つまり3巻が面白い漫画は名作に成り得るのである。

というわけで、今この三巻が面白い!

かへたんていぶ

かへたんていぶ(3) (ガンガンコミックスONLINE) かへたんていぶ 1 (ガンガンコミックスONLINE) かへたんていぶ(2) (ガンガンコミックスONLINE)

「かへたんていぶ」という新しい部活を立ち上げて女の子がきゃきゃうふふする様をニヤニヤと見つめるのが僕のジャスティスである。以前にも紹介しましたが、この漫画の醍醐味はパンチラだと思うの。相変わらず見事なパンチラ率で、このパンツの頻度が有難味という観点でも満足度という観点でも丁度いいと思うんですよ。見事なパンツである、と。

で、3巻では「藍蘭島」好きならニヤリとするネタからお馴染みのキャラが登場。もちろん、「藍蘭島」を知らなくても楽しめます。なんと言っても3巻では夏休みの合宿としてこれでもかという水着回なのが僕の心の琴線に響きます。そして合宿といえばお泊りであり、みんなでお風呂ですよ!

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風呂

最高に眼福である。
相変わらずのパンチラに加えて、夏だ海だ水着だで、みんなでお風呂と、僕の心の琴線を鷲掴みにしまくるってもの。終始僕は頬を緩めてニヤニヤし続けるのです。ななのラブコメっぷりも見所満載で最高の合宿でした。

屋上姫

屋上姫 ③ (フレックスコミックス) 屋上姫(2) (フレックスコミックス) 屋上姫 ① (フレックスコミックス)

来ましたね…何がって結子ですよ。
結子の報われない娘としての本領発揮です。初登場時から報われない娘のオーラが半端なかったんですけど、3巻にして結子のかわいそうっぷりは娘っぷりは卍解したといえます。

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結子

もうね、結子が不憫すぎる。そこが可愛すぎる
澄花と陽平が付き合っていると知り、部屋で一人ゴロゴロする結子が切な可愛い。1人泣きながら澄花のクッキー食べる姿が何ともいえません。なんてかわいそうなんだ、と。なんて報われない姿が似合って可愛いんだ、と。

そして澄花と陽平の2人も別れてしまうとか。今後の三角…いや四角関係が楽しみすぎるってものです。最後に澄花をひっぱ叩いた結子の行動は予想外でもグッときますね。しかしTOBI先生のフェチの追及っぷりは凄い。浴衣姿のうなじアップが僕の心の琴線を刺激するのである。

ナナマル サンバツ

ナナマル サンバツ (3) (カドカワコミックスAエース) ナナマル サンバツ (2) (角川コミックス・エース 245-5) ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)

友情、努力、正解!
「ちはやふる」もそうなんですけど、いわゆる文化系のマイナー部を題材にした漫画が最近はグッときてしまいます。一般人は誰も知らないような部活動だけど、それでもみんな一生懸命になっている姿は胸熱ですよ。これもまた熱血部活である。

クイズといえば知識量を競うものだと思いがちですけど、「ナナマルサンバツ」を読めば「競技クイズ」というものの奥深さが分かります。3巻にしてキャラも固まってきており、仲間の部員、ライバル、新キャラ…とますます魅力的になってきました。クイズに興味なくてもどんどん引き込まれていきます。あとなんかラブがコメりそうな雰囲気があって個人的に最高である。

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ラブがコメりそうな

いやー1巻のパンツも良かったですけど。
箸休めな時にこういうのやってくれるのはグッドです。
マイナー部でも青春部活もので、主人公の成長がきちんと描かれているのが素晴らしすぎる。

オシエシラバス

オシエシラバス(3) (ヤングガンガンコミックス) オシエシラバス(2) (ヤングガンガンコミックス) オシエシラバス(1) (ヤングガンガンコミックス)

こちらも夏だ海だ水着だという水着である。
そもそも家庭教師漫画なのに話が進むにつれてどんどん勉強しなくなっていく。だがそれがいい!やはり教恵さんの水着が最高であるという単純な結論に至るのです。

海に行ってもなかなか水着姿にならなかった教恵さん。
結局、まといに無理やり上着をひん剥かれて水着姿を披露する事になるんですが、その水着姿には劣情を抱くしかないのである。

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教恵さん

ブヒィィィィィィィィィィ!!

すごい破壊力だ!
これ教恵さんが普通に水着姿になっただけじゃここまでの威力にはならないですよね。水着姿になるのを恥ずかしがった故の破壊力ですよ。ただの水着姿でも、恥じらう行為があれば、パンツを超える威力があるのです。

ヒナまつり

ヒナまつり 3 (ビームコミックス) ヒナまつり 2 (ビームコミックス) ヒナまつり 1 (ビームコミックス)

相変わらずこのシュールな作風が僕のツボである。
やはり3巻ともなるとキャラを掘り下げるようになり、「ヒナまつり」の各キャラもスポットがあたりどんどん魅力的になっていきますね。巻き込まれキャラの典型である瞳ちゃんもいい味出しまくり。そして新田の家族まで描かれ、新田が家庭的な理由もなるほどと思うなど。

個人的には授業参観。
「ヒナは俺の娘だ!」と新田に言われたのが実は嬉しかったようで、授業参観に来ないと言われてふて腐れるヒナに胸が熱くなるな。なんか人間味ある。そして肝心の授業参観は酷いものだった…

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「…これが授業参観か…」

相変わらずのテンションでツボに嵌れば吹き出すレベル。
アンズ、ヒナ、瞳の三人娘が仲良くなった3巻。人間関係の横の繋がりも広がり、ますます今後が楽しみになるってもの。

ライアー×ライアー

ライアー×ライアー(3) (KC デザート) ライアー×ライアー(2) (デザートコミックス) ライアー×ライアー (1)(デザートKC)

高槻湊20歳。
友達の高校時代の制服で義理弟・透に別人として惚れられて付き合う事になり「私×義弟×女子高生の私=三角関係」というあり得ない三角関係が始まってしまったわけですが、これが実に僕の心の琴線に触れるというもの。湊の「みなに飽きるまで待つ作戦」は無理がある。無理があるよー!

3巻では湊が透を好きになるという。

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「いつのまにかこんなに透が好きになっていたんだなあ」

いつの間に!?烏丸くんまじ憐れすぎる
しかし、1巻の時にも述べたけど透は「湊=みな」と気づいてるような。そもそもタイトルが「ライアー×ライアー(嘘つき×嘘つき)」って時点でそうなんだと思いますけど。スッピンのみなを何とも思わないなど、本当は義理姉大好きじゃないかというね。

みなの影響で湊が頑張るっていうのが良い味出してますね。いつの間にか潔癖症も直ってきているし。結局自分なんだけど、もう1人の自分の影響で成長するという。もうさっさと本当の事言っちゃえばいいのにとヤキモキしつつも、続きが気になりまくりですね。