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「ニセコイ」駆り立てるのは感謝と呼名、横たわるのは小野寺さんとメガネ君
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2012年05月17日


「ナナとカオル」8巻が発売されました。
7巻から続く拘束器具プレイ。ライトのSMを通じてピュアなラブコメやるという矛盾が僕の心の琴線を鷲掴みにしまくる。例えるなら清純派AV女優みたいな(違います)。最初は設定ありきの出オチだと思ってたのに、話が進むにつれてどんどん面白くなるから凄い。

ナナとカオル
8巻のカオルの心情は胸がぎゅーっとなる。
ダダ漏れる欲望と劣等感と気持ちの高ぶり。ぶっちゃけ情けないんですけど共感する部分もあり、頑張ろうと前を向く姿が男前でした。ソフトSMを通じて通じ合う2人がいじらしく初々く仲を深めるのが胸熱すぎる。エロくもありニヤニヤする。5月29日には「Black Label」2巻も出るのでこちらも楽しみ。
・【Amazon】「ナナとカオル Black Label」(2)トロピカル同人誌つき限定版
さて、個人的に「ニセコイ」は今一番好きなラブコメ漫画です。
というか面白すぎるだろ。可愛すぎるだろ。小野寺さんを筆頭に、千棘もつぐみも最高すぎるという状態。めちゃんこハマっています。こんなにハマったのは全盛期の「スクールランブル」以来ですかね。
そんなわけで「ニセコイ」25話の感想をちゃんと書いとこう。
昨日はあまりにも小野寺さんの不遇さに何が何やら状態だったのですが、冷静に考えると小野寺さんだってまだまだここから巻き返しの目はある…気がする?(何故か疑問形)
というか、小野寺さんが楽から手を離された時の動作があまりに美しくて運命的すぎるのが色々と辛いですね。

手を離された小野寺さん
なんか手を離されたのが運命の瞬間みたいじゃないですか!
なんか「あの夏で待ってる」の青い子を思い出してしまった。
これじゃあの夏で置いてけぼりじゃないですか!とりあえず体操着がめくれてチラリと見えたおへそをペロペロ(^ω^)
これでは小野寺さんがあまりに悲しいです
。最後に楽が戻ってこなくて謝れば「アハハいいんだよ、千棘ちゃん無事だったんだし」とあっけらかんと述べるのでした。

切なそうな小野寺さん
全然良くないよ!
「アハハ」「いいんだよ」と気にしてない感じに言ってますけど、めちゃダメージ食らってるじゃないか。なんだよこの切なそうな表情は!もうジャンプ三大カマセ犬は「ヤムチャ、クロコダイン、小野寺さん」と言われてもおかしくない扱いでした。小野寺さんの巻き返しを期待したいところです。
一方のお嬢はもうこれでもかってぐらいの可愛さ。
暗闇で1人取り残された羊を数え…って寝る気かよ!
震えも止まらず力も入らないと嘆く中で、子供の頃の事を思い出すのでした。岩の隙間に落ちて怖くて声も出せずボロボロ泣くしかなかった幼女時代のお嬢。そしたらあの男の子が助けてくれたのでした。
「くらくてせまくてないてたら、かれがたすけにきてくれた」
「かれはわたしがないてると、いつもきてくれる―」
そして楽登場である。約束の2人は楽とお嬢というには決定的なシーンである。なんとも運命的なワンシーンでした。お嬢には希望を小野寺さんには絶望を。その後のお嬢の可愛さは天井知らずである。
まず外せないのは、楽のジャージの裾を掴む。
今まで不可抗力でキスしそうになったり、腰チューしちゃったり、取り繕って手を繋いだりしたけど、これは「素」の2人の距離じゃないでしょうか。自然体のラブのコメりっぷりですよ。

ジャージの裾
手を握って赤面というのも捨てがたいが服の裾を摘まんで歩くというのもドストライクですよね。ツンデレお嬢の性格を表わしている感じが実にいいね。お嬢の可愛さがムクムクと上昇しまくる。
そして、心配したのか尋ねれば「別にするわけねーだろ」と返され怒るかと思えば、楽がゼエゼエ息を切らしてるのに気付いて目線を外すのもたまりません。

心配してないと言いつつ息切らす楽を見て
こういう「間」というか仕草で魅せてくれます。
お嬢の見所は一つ一つの仕草も外せませんね。
居た堪れないような照れてるような感じで視線を外す。思わず「何よ!心配してたんじゃない。あと、ありがとう」という心の声が聞こえてきそうです。
だってさだってさ。
この目線の切り方ってプールで溺れたのを助けて貰った時にちゃんと「ありがとう」が言えず、結局英語で言った時を彷彿とさせるじゃん。

13話「ザクシャインラブ」
「Thank you for saving me(助けてくれてありがとう)」
「I'm sorry.I shuoldn't have hit you(あと殴ってゴメン)」
と、目線を逸らしながら。
お嬢は楽にお礼を言う時に目線を逸らす。恥ずかしいから。だからこそ、今回の目線逸らしもお礼を言いたくて言えないような気がする。ってか、お嬢ってまだ楽にちゃんとお礼言った事ってないですよね。きちんと楽に通じる日本語で面と向かって「ありがとう」と言う日は来るんでしょうかね。
「"千棘"でいいわ」
今回のキモは名前呼びで決定的でしょう。「千棘って呼んでいいって言ったのよ」と言い出す。お嬢の中ではペンダントの繋ぎとか、自分の中でのお礼同様のもを作ってチャラにする事に定評のあります。今回の名前呼びは、お嬢の中ではお礼とか感謝の意味合いでもあったかもしれない。これからは僕も「千棘」と呼ぼう。千棘の提案にビックリするも、2人は下の名前で呼び合う事になるのでした…。
「えー…と、ち、千棘…?」
「うん…楽」

うん…楽
くぁwせdrftgyふじこlp
はっ危ない危ない。あと少しで死ぬところだった(死因、悶死)。
ニヤニヤして部屋でゴロゴロ転げまわるってレベルじゃねーぞ!
しかし、初々しくていいね!これぞ青春だね!
ドっ直球のラブコメっていうのはこうでなくちゃ。名前呼びがこんなに破壊力抜群だとは知りませんでした。そしてお互いが初めて下の名前呼んで照れまくり「なっ何見つめてんのよ!」「バッ…見つめてねーよ!」という様子が本当にいいんだ!最高なんだ!

お互いが照れまくる

出ました。10GOODです!
京さんも認めました。いやはや、完璧すぎる胸きゅん&ニヤニヤだったんじゃないでしょうか。最高でした。つまり何が言いたいかというと、今週のニセコイは神回だったということです。小野寺さんにとっては悪夢でしたが。