【Amazon】「アマガミ precious diary」(5)(完)DVD-ROM付き初回限定版
【Amazon】「ニセコイ」(2)

「アマガミ precious diary」5巻(最終巻)の初回限定版の予約受付がアマゾンで開始。あいらんど収録のカラーコミックを全収録したDVD付き。6月29日発売予定です。あと、「ニセコイ」2巻アマゾンできてるぅー!7月4日発売だ。

さて、「ニセコイ」は林間学校という一大イベントである。

1日目が女湯潜入(千棘が腰にキス)
2日目が肝試し(千棘と下の名前を呼び合う)

…と、順調に千棘だけの好感度と親密度を上昇させた一方で、小野寺さんが致命的なダメージを受けてしまいました。フラグがへし折れた音が聞こえてきました。「ヤムチャ、クロコダイン、小野寺さん」でジャンプ三大カマセ犬になってしまった。はははは…って全然笑えない。かずさルートの雪菜の立場ぐらい笑えません。
<関連>
「ニセコイ」小野寺さんは犠牲になったのだ…
「ニセコイ」駆り立てるのは感謝と呼名、横たわるのは小野寺さんとメガネ

このままでは小野寺さん犬死です。
だが、まだ慌てるような時間じゃない!確かにこの林間学校で千棘との仲は縮まったけど、小野寺さんとの距離が離れたわけじゃない。ただ置いてかれただけです。ここから小野寺さんのターンがあるはずなのである。

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「ニセコイ」22話より

メガネ
ふすまごしとはいえ、女子と同じ部屋で寝れるなんて。オレこの学校は行ってホント良かったよ!」


ここで小野寺達と一緒に寝るのか…。うう、緊張するなやっぱり…」

そなんです!
なんと「ニセコイ」の林間学校は男女共同部屋なんですよ。
この意味分かります?

つまりこういうことだ!

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こういうことだ

布団もぞもぞイベントである。

古今東西、ラブコメでお泊りイベントがあると高確率で発生するのがこの「布団もぞもぞイベント」なのです。寝ぼけて潜り込んで来たり、何故か隠れなきゃいけない事態が発生したりし、主人公はヒロインと一緒の布団に入ってしまうのである。

王道展開を巧みに使う「ニセコイ」である。既に部屋が男女一緒という伏線も引いた。ここまで千棘ターンだったので次は小野寺さんターンなのは必然。行こう!小野寺さんの布団へ。必ず小野寺さんはニヤニヤさせてくれる!ですよ。こいつは悶絶必至のニヤニヤイベントに違いない。林間学校では全て千棘に持ってかれた小野寺さんの逆襲が始まる!

「ニセコイ」の林間学校はここからが本番だ!







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終わった。

バカな…布団もぞもぞイベントがないだと…。
男女一緒の部屋という設定は何だったんだ、と。とはいえ、トランプして女湯入って肝試しして…うん、良い林間学校だった。

そんなわけで日常に帰ってきました。
そういえば小野寺さんが討死になされたが、第三のヒロインつぐみちゃんは林間学校で全然活躍していません。お風呂で湯桶を投げたぐらいしか印象に残っていません。このままでは小野寺さんに次ぐモブ化が危惧されます。

そんな憂いを払拭するつぐみターンである。

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つぐみターン

「ニセコイ」26話はコイブミ。
恋の病にかかって以来のつぐみターン。…来たな!
これがなかなかどうして、ハートフルであった。

ちとげがサッカー部の勉強もスポーツも出来るというイケメン君にラブレターを貰うという話。ラブレターの意味すら知らないつぐみはるりちゃんに(間違った)説明を受けて大赤面&大混乱である。

この反応である。

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あせあせ、オロオロ

来たー!つぐみの顔芸だ!
「ニセコイ」ヒロインズにあってつぐみに足りなかったのはこの顔芸でした。「ニセコイ」は顔芸が僕の心の琴線を鷲掴みにする。顔芸を制するものが楽のハートを射止めるともいえるぐらい重要な要素だと思います。

もうね、つぐみちゃん完全に乙女。
「今までこの手の事を考えた事は一度もないし、緯線に好意を向けられる事なんて―」(ちょっと切ない目)。悩みまくるつぐみの元へやってきたのは楽である。ひょんな事から楽の女性のタイプを聞くことになり…。

「(小野寺さんを思い浮かべ)えーと…黒髪ショートで…」
「(つふみの前では千棘がオレの好みでないと)そんで気が強くて、腕っぷしが良くて、あとちょっと怖がりで…」

つぐみと完全に一致!

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完全に一致

「そそそそそそれってぇええええ!?」
「わっ…私!?私の事なのか…!?」と大赤面&顔芸である。こういう言い回しの勘違いでのニヤニヤっぷりはベタだけど素晴らしい。

そして、楽とやり取りするつぐみがまた可愛いんだ
例えば、つぐみがラブレターを楽に渡したとする。そうすると嬉しいのか嬉しくないのか。問い詰めるつぐみに楽の答えは「そりゃ多分嬉しいけど…」、と。

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嬉しいと言われ

なんだこの可愛さは!

見て下さいよこの表情。
今までの楽とのやり取りで見せた赤面とは一味も二味も違う。

ただの赤面顔じゃありません。
赤面顔に定評のあったつぐみですが、今回の赤面はただ照れた赤面じゃない。ただごとではない赤面です。ちょっと困った表情なのが今回のミソですよ。「照れ+嬉しさ+困惑」の入り混じった赤面である。思わずグッとくる。

「私があんな男を好いているなどあるものか…!」「あんな奴…好きなんかじゃ」ってどう見ても大好きです。本当にありがとうございました。まるで自分に言い聞かせるように楽なんて好きじゃない、と思うつぐみでした。

そしてラブレター貰った相手を振る。
「他に好きな人がいるんですか?」と振られたイケメンくんは聞いてくる。そんな奴はいないと言うも…。

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好きな奴はいない

なんだこの可愛さは!

こんな表情されたらイケメンくんも爽やかに納得しちゃいますよ。またもや困惑の赤面である。ただ照れた赤面以上の破壊力があるってものです。つぐみは本当に赤面で魅せてくれる。そりゃ相手がお嬢のダーリンとなっちゃ困った事になるしね。今後のつぐみVS千棘の修羅場展開に期待が高まります。

あと、小野寺さんはカマセの次は安定のモブだった


ニセコイ 1 (ジャンプコミックス)
古味 直志
集英社 (2012-05-02)