ぬか喜びしちゃった事ありますか?

僕もぬか喜びしちゃった事は多々あります。
喜んだ分あとでがっくりした時の精神ダメージは計り知れませんよね。
「ぬか喜び」っていうのはねキツイんですよ。

最近は毎週のようにぬか喜びをしちゃうんですよね。
特に毎週月曜日にぬか喜びしちゃってますよ。これはひょっとして元天才塾モントル校ぬか喜びコースのフランス人とその通訳の仕業かと思う程のぬか喜びっぷり。なんていうの、前半に上げておいて後半に落とされる時の悲しさと虚しさはちょっと言葉に出来ませんね。

うーん、この気持ちを絵にするとこんな感じです!

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こんな感じ

これぞ「ニセコイ」のオフサイドトラップである。

前半に今回は小野寺さんのターンかと思わせて喜べば、後半になって分かる千棘回だったというオチ。なんという巧妙なオフサイドトラップだ。毎回毎回引っ掛かってしまう。もはや小野寺トラップである。

毎度のようにぬか喜びをさせられる小野寺トラップのせいで、小野寺さん派は疲弊しきっているんですよ。もうね、毎回毎回千棘の踏み台にされる小野寺さんを見るのは切なすぎます。

でも!それも過去の話です!
全国3000万人の小野寺さんファンの皆様、お待たせしました!


「10年前、オレが約束した女の子って小野寺…?」

小野寺さん
「うん…そうだよ」

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うん…そうだよ

小野寺さん大勝利!

楽と小野寺さんは両想いという関係である。
かつて告白しそうになり、勝利目前のところで野球ボール無効化が発動してしまいタイミングを逃し千棘が台頭した事は記憶に新しいところだ。ラブコメ漫画なんて「くっ付いたら試合終了だよ」と安西先生も述べるほど、告白をズルズルと先延ばしにするのが当たり前です。

しかし、それでは駄目です。
ジャンプラブコメ漫画でズルズルと告白を先延ばしにし最終回間際に告り散っていった者を僕達は知っている。東城綾である。

さらに、両想いだったのにズルズルと先延ばししてララに並ばれ、ついにはハーレム要因の1人になり、今では空気になった人物を僕達は知っている。西蓮寺春菜である。

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東城綾 / 西蓮寺春菜

あの日見た清純派ヒロインの勝利を僕達はまだ知らない

それも今日までだろう。あの日見た清純派ヒロインの勝利を僕たちは今日知る事になるはずだ。小野寺さんの手によって…多分。って、多分かよ!

楽の問いかけに「うん…そうだよ」と回答した小野寺さんはシッカリとしたものだった。核心を持って答えているのでしょう。楽も小野寺さんの回答にビックリしている。さあ、勝利は目の前だ。10年前に結婚の約束をした、約束された勝利のヒロインになるんだ小野寺さん。

「うん…そうだよ」「…多分、なんだけどね…

って、多分かよ!
どうやら小野寺さんも核心が持てないようだ。前回のおさらいになるけど、小野寺さんの記憶はやはり名前も顔も覚えておらず、楽と同じようなペンダントを持ってる事だけ。過去を語る時の小野寺さんがまた可愛いんだ…。

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小野寺さん

「その子と遊んだのは、たった一夏の間の事だったけど。当時人見知りだった私を外に連れ出してくれて、なんだかとても頼もしく見えて…」
…今思えば、あれが私の初コイだったような気がするの

そうか、天使って小野寺さんのことだったのか。
なんという可愛さなんですか。

しかし、想いでの男の子と遊んだのが一夏の出来事となると、楽の「子供の頃、親父に連れられて行った旅行先である女の子と仲良く」という発言と一致する。そして、時期的に千棘の日記(10年前の夏)とも被る…。これは10年前に千棘と小野寺さんの両方と出会って楽の記憶が混乱して覚えてる可能性が高そうですね。

そして小野寺さんの猛攻は続くのである。

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耳まで真っ赤な小野寺さん

「私は一条君が、その子だったらいいなって…」


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

小野寺さん大勝利!!
小野寺さんは最高!!
小野寺さん可愛い!!
小野寺さんは天使!!
小野寺さん結婚してくれ!!

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小野寺さん大勝利…?

ズッコー!
楽や小野寺さんだけでなく読んでるこっちがずっ転ろんだっつーの!なんとういうタイミングだ、絶妙なタイミングで携帯をかけるつぐみ恐ろしい娘。「悪い小野寺、この話はまた…」って、無効化されてしまった。

小野寺トラップ発動である。
これが発動するともうパターンは決まっている。

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黄金パターンである

小野寺さん回かと思った?
残念!千棘ちゃんでした!


千棘、来襲である。そして小野寺さんが10年前の女の子カードを切れば、千棘も同じカードを切る。「ザクシャインラブって言葉を聞いた事はある?」と問いかける。出ました、ザクシャインラブ。

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ザクシャインラブ

1話冒頭のプロローグで楽と結婚の約束をした出来事である。
楽が覚えてるかは知りませんが、千棘が唯一憶えてる言葉である。10年前に男の子と約束した言葉が「ザクシャインラブ」。うん、額の傷といい物的証拠が完璧すぎる。次回も千棘のターンになりそうだ。千棘、来週である。

今回も完全にぬか喜びである。
でもさ、「ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ。でも、その度に前に進めた気がする」ってミサトさんも言ってたし。これは前進なのかもしれません。ぬか喜びは前進!

そうだいい事思いついたぞ!
ぬか喜びも解消され、尚且つ本編も楽しめる方法を…。
小野寺さんと千棘…どっちも愛せばいいんだ!

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千棘も小野寺さんも

清純派黒髪もツンデレ金髪も大好きです。
今度は嘘じゃないっす!



ニセコイ 1 (ジャンプコミックス)
古味 直志
集英社 (2012-05-02)