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「はじおつ。」初々しいラブコメでニヤニヤしようじゃないか
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2012年06月25日
「はじおつ。」1巻が発売されました。
いやはやこれは素晴らしいラブコメ漫画が出たものです。
「はじめてのおつきあい」から取って「はじおつ」である。同系統のタイトルでカザマアヤミ先生の「はつきあい」という漫画も素晴らしいニヤニヤ系統でしたが、「はじおつ」もまた半端ないニヤニヤ悶絶系ラブコメ漫画である。
<関連>
・「はつきあい」はじめてのお付き合いに悶絶必至
・「はつきあい」悶絶して死んだ
簡単にストーリーを説明します。
主人公の名前は芦原向日葵(ひまりと読みます)。彼女は男性恐怖症というか、男性が苦手でよく知りません。それを克服する為の度胸試しで告白する事になる。以前に落し物を拾ってくれた甲斐悟に告白したらまさかのOKを貰う事になり付き合う事に…というもの。
付き合う事に…
はじめてのお付き合いから始まる恋である。
普通、この手の奥手のキャラだと「付き合うまで」を描くものだけど、「はじおつ」は付き合う事からスタートする。付き合う内に段々とお互いを知り惹かれあっていく様子が良いです。それが超ニヤニヤ展開の連続というのだから、まさにご褒美と呼ぶに相応しいものです。
やはりこの手の付き合い始めの見所といえば、「不器用さ」でしょう。
イチャイチャカップルの様子も大好きですけど、イチャイチャとは程遠い2人して何話していいか分からない不器用っぷりが俺の頬をニヤニヤさせてくれます。
とりあえず朝一緒に登校すれば一言も会話がない。向日葵は目も合わせられない。男子とまともに喋れないからと手紙を渡す事にするんですけど、これが可愛いんだ。向日葵が赤面しながら「これっ、メアドとか色々、その…書いたので…」と手紙を渡す時の初々しさよ。
手紙で伝えます
(ちゃんと伝える)
「…これっ、メアドとか色々と、その書いたので…っ」
なにこの可愛さ。
今まで目すら合わせられない初々しさ全開だったのに、ようやっと目を合わせられました。真っ直ぐ見つめて手紙を渡す向日葵が可愛いんだ。勇気を振り絞る様の可愛さは僕の心の琴線を鷲掴みにしまくる。持てる勇気を振り絞っただけに、手紙を渡して逃走するのもお約束。
そして始まる、はじめてのメール。
携帯メールが不慣れで四苦八苦する向日葵が可愛すぎる!
メール打とうとして
見よ、この小動物のような可愛さを!
シニア用の携帯を使えでも、まるで使いこなせていない。
故に、携帯操作でいちいち四苦八苦している様子が可愛すぎるというもの。向日葵の言動がいちいち僕の心の琴線を鷲掴みにしやがります。初々しいラブコメといえば、「初めてのメール」は一大イベントでありニヤニヤさせてくれるぜ。
ニヤニヤしっぱなしですが、可愛さだけじゃない。
ちゃんとラブがコメっているんですよ。付き合い始め、ちょっとずつですけど前進してるのが素晴らしい。恋のステップアップやで。向日葵サイド(仲良し女子3人組)と甲斐サイド(仲良し男子3人組)で、世界を構築させているのもグッド。2人のラブコメパート以外に、それぞれ友達同士の絡みも見所の一つ。向日葵の友人2人も可愛いんだ。キャラも立ってるし。
友達同士
出ましたね!
妄想によってキャラを動かすというのはラブコメ漫画伝家の宝刀である。
これが発動すると、またニヤニヤ成分が跳ね上がる。友人2人は向日葵を応援したりイジッたり、相談を受けたりイジッたり、アイデア出したりイジッたり、イジッたりイジッたりイジッたりイジッたりイジッたり…イジッたり!
そう、向日葵はイジラレ可愛い!
特に友人・柊子ちゃんにイジられた時の可愛さは半端ない。
また、5話では視点が向日葵でなく甲斐くんになり、サラッと凄い事を述べた時の向日葵のリアクションが僕の心の琴線を鷲掴みにしやがる。
向日葵のリアクション
「――え」(ぶわっ)
「~っ~っ」(よろ…、ぱくぱく)
「ば、ばいばい」(向日葵は逃げ出した)
悶絶。
テンパると逃げ出してしまう向日葵の可愛いこと。
「はじおつ」はまさに、初々しいラブのコメりっぷりを堪能し、ニヤニヤして頬が緩むのを抑えられません。たまに悶絶する破壊力を秘めております。ラブコメ好きにはたまらんですたい。2巻は7月12日に発売予定で楽しみすぎる。
はじおつ。 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
posted with amazlet at 12.06.23
卯花 つかさ
芳文社 (2012-06-12)
芳文社 (2012-06-12)