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「惡の華」それはとっても可愛いなって
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2012年07月14日
・【Amazon】さよなら絶望先生(30) (週刊少年マガジンKC)
アマゾンで「さよなら絶望先生」30集、すなわち最終巻の予約受付が開始されました。なんでもあの最終回ラストのカラーページは初版はそのままカラーで収録とか。蛇足とかあるんだろうか。楽しみすぎる。
<関連>
・「さよなら絶望先生」堂々の完結、感動的な最終回
さて、「惡の華」6巻が発売されました
「…春日くん最後の命令、明日捨てようか…これからの人生全部」
もう直視できないよ!
秘密基地を燃やされ、基地の跡地には計画書が残っており、警察がそれを携え訪れる。どんどん追い詰められ、ついに外出禁止を言い渡された春日。向こう側なんてない、ただ破滅に向かっていく。ゾクゾクして痛すぎる。
7巻のキモは仲村さんが泣いた事でしょう。
ジリジリと追い詰められた2人が
仲村さん
「ずっと叫び声をあげてた。私の下の方の変態が私には分からないコトバで叫び声をあげてた。春日くん、春日くんに跳ね返って、私その叫び声の言ってることがわかった。聞こえた。『出たい』『出せ』『出して』『出口はどこ?』『向こう側はどこ?』、でもわかった。向こう側なんて無い。こっち側も無い。何も無い。クソムシも変態も無い。もう…何も無い。」
「どこへ行っても、私は消えてくれないから」
ただただ呆然と仲村さんの弁を聞くのみ。
あの仲村さんが泣いた。僕の中での仲村さんは、ある種の「怪物」でした。底が見えないっていうの。何を考えているか分からないなにか。それが、初めて本音とか弱さを見せた。
それは、大人とか社会への反発、抵抗。
そして「ここではない、どこか」を探す若者なら誰もが持ってる己の中の「盗んだバイクで走り出す」的なアレ。で、行き場が無くなる。それはまさに、年相応の女子中学生であるともいえると思う。春日と同じように、仲村さんも世の中に葛藤し苦しんできたのか。
それがとっても可愛いなって。
仲村さん
最後に仲村さんが出した命令あバットで自分の脳みそをぶっとばしてグチョグチョのどろどろべちょべちょに跡形も無くしろいうもの。殺してくれ、と。消してくれ、と。
初めて仲村さんを可愛いと思いました。
愛しいなって思いました、ええ。だから春日が泣きながら抱きしめたのはある種の共感が持てる。
それがとってもピュアだなって。
そして、手を繋ぎ肩を寄せ合う2人の姿にグッとくるよね。
手を繋いで肩を寄せ合う
なんだろう切ないし胸が苦しいけど、ちょっとニヤニヤしそうになる。だって完全に紆余曲折あった恋人同士がようやく結ばれたように見えるんだもん。一大ラブコメの最後にくっ付いた時ぐらいに感動した。ドロドロで汚い感情や行動の先に見たとっても純粋で綺麗なもの。
今まで完全に春日が仲村さんに依存してたという印象だったんだけど、仲村さんも春日に依存しているというか寄りかかってるのがグッときますね。ずーっと1人だった仲村さんが2人になれたっていうの。孤独から救われた感じはしますね。
なによりも…
最後に見せた2人の笑顔がかつてないほど輝いていた。
最高の笑顔
なんすかこの青春を謳歌してる笑顔は。犯罪も謳歌してるけど。
とっても青春していた。「惡の華」は、溢れ出る変態性とか己の中に渦巻く尾崎豊スピリッツとかそういうのも凄く好きなんですけど、これは世界で一番ピュアな恋物語でもあるね。
この2人は純愛だなって思いました。
佐伯さんは報われな娘を通り過ぎて不憫だなって思いました。
不憫な子属性持ち大好きの僕も、さすがに佐伯さんはただ可哀相と思うだけです。もう直視できないよ!
<関連>
・「惡の華」佐伯さんマジで報われない娘すぎる件
アマゾンで「さよなら絶望先生」30集、すなわち最終巻の予約受付が開始されました。なんでもあの最終回ラストのカラーページは初版はそのままカラーで収録とか。蛇足とかあるんだろうか。楽しみすぎる。
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・「さよなら絶望先生」堂々の完結、感動的な最終回
さて、「惡の華」6巻が発売されました
もう直視できないよ!
秘密基地を燃やされ、基地の跡地には計画書が残っており、警察がそれを携え訪れる。どんどん追い詰められ、ついに外出禁止を言い渡された春日。向こう側なんてない、ただ破滅に向かっていく。ゾクゾクして痛すぎる。
7巻のキモは仲村さんが泣いた事でしょう。
ジリジリと追い詰められた2人が
仲村さん
「ずっと叫び声をあげてた。私の下の方の変態が私には分からないコトバで叫び声をあげてた。春日くん、春日くんに跳ね返って、私その叫び声の言ってることがわかった。聞こえた。『出たい』『出せ』『出して』『出口はどこ?』『向こう側はどこ?』、でもわかった。向こう側なんて無い。こっち側も無い。何も無い。クソムシも変態も無い。もう…何も無い。」
「どこへ行っても、私は消えてくれないから」
ただただ呆然と仲村さんの弁を聞くのみ。
あの仲村さんが泣いた。僕の中での仲村さんは、ある種の「怪物」でした。底が見えないっていうの。何を考えているか分からないなにか。それが、初めて本音とか弱さを見せた。
それは、大人とか社会への反発、抵抗。
そして「ここではない、どこか」を探す若者なら誰もが持ってる己の中の「盗んだバイクで走り出す」的なアレ。で、行き場が無くなる。それはまさに、年相応の女子中学生であるともいえると思う。春日と同じように、仲村さんも世の中に葛藤し苦しんできたのか。
それがとっても可愛いなって。
仲村さん
最後に仲村さんが出した命令あバットで自分の脳みそをぶっとばしてグチョグチョのどろどろべちょべちょに跡形も無くしろいうもの。殺してくれ、と。消してくれ、と。
初めて仲村さんを可愛いと思いました。
愛しいなって思いました、ええ。だから春日が泣きながら抱きしめたのはある種の共感が持てる。
それがとってもピュアだなって。
そして、手を繋ぎ肩を寄せ合う2人の姿にグッとくるよね。
手を繋いで肩を寄せ合う
なんだろう切ないし胸が苦しいけど、ちょっとニヤニヤしそうになる。だって完全に紆余曲折あった恋人同士がようやく結ばれたように見えるんだもん。一大ラブコメの最後にくっ付いた時ぐらいに感動した。ドロドロで汚い感情や行動の先に見たとっても純粋で綺麗なもの。
今まで完全に春日が仲村さんに依存してたという印象だったんだけど、仲村さんも春日に依存しているというか寄りかかってるのがグッときますね。ずーっと1人だった仲村さんが2人になれたっていうの。孤独から救われた感じはしますね。
なによりも…
最後に見せた2人の笑顔がかつてないほど輝いていた。
最高の笑顔
なんすかこの青春を謳歌してる笑顔は。犯罪も謳歌してるけど。
とっても青春していた。「惡の華」は、溢れ出る変態性とか己の中に渦巻く尾崎豊スピリッツとかそういうのも凄く好きなんですけど、これは世界で一番ピュアな恋物語でもあるね。
この2人は純愛だなって思いました。
佐伯さんは報われな娘を通り過ぎて不憫だなって思いました。
不憫な子属性持ち大好きの僕も、さすがに佐伯さんはただ可哀相と思うだけです。もう直視できないよ!
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