兄が妹で妹が兄で。(1) (KCx(ARIA))

「兄が妹で妹が兄で。」1巻が発売されました。
いやー、これは良い妹漫画であると同時に良い性転換漫画ですね。

兄・陽太と妹・光は仲の良い兄妹で、双子だと兄は思っていました。ところが、実は2人は血が繋がってない事が分かり。光は既に血が繋がっていない事を知っていて、陽太1人だけ知らなかった事にショック受けるも、驚くものの大した事がないと結論。

陽太
なにがあっても僕は光のお兄ちゃんだからな
もちろん、なにがあってもずーっとな
一生死ぬまでずっとだ

仲の良い兄妹が実は血が繋がっていなかったと知るも、何があっても一生お兄ちゃんだという陽太の台詞に、目に涙を貯めながら光は行動を起こすのでした。

9
行動を起こす

キスしたー!

血が繋がってないと知った兄からの一生お兄ちゃんだぞ宣言に、「そっか…」と者悲しそうに目に涙を貯めキスを決めるのであった。つまり、光はお兄ちゃんが異性として好きだったわけである。そしてキスをしてそのまま走って逃げる光と追いかける陽太…。

そして2人は車に引かれる事故に遭うのだった。
病院に運ばれた2人は、目が覚めたら…。

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気付いたら

兄妹が入れ替わっていた!
元に戻る方法を探そうと提案する陽太(見た目、光)ですが光(見た目、陽太)は真っ向から否定。これっぽっちも元に戻る気など更々ないと言ってのけるのである。血が繋がらなくても光は妹であると言われ、ならこの身体は返さないという。果たして2人は元の姿に戻れるのか…というもの。

いやー、盛ってきましたね
まず、血が繋がらない兄妹ってだけで僕のストライクゾーンど真ん中なんですけど、それが入れ替わって性転換っていうのも素晴らしいじゃないですか。しかも、妹・光のお兄ちゃんラヴっぷりとちょっと歪んだS気質の性格…グッドです。

そして、性転換…TSものとしても素晴らしい。
身体が入れ替わったら自分の身体の変化にとまどう様子もいいですが、僕の心の琴線を鷲掴みにしたのは一択である。尿意を催したシーンである

「この身体でトイレ行くのか…?」「いいのか、そんなことして…?」と葛藤して悩むも、尿意はどうしようもない。どうしようもないよー。結局、妹の身体でトイレに行くのであった。

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おしっこである

見て下さいよ、この表情!
男として何か大切なモノを失った瞬間であり、おしっこして気持ち良くて、居た堪れない恥ずかしさがブレンドした見事な表情である。また、我慢して股間を抑えるのも評価高かった事をここに記しておきます。

これ少女漫画だよな…と疑問に思うぐらい我々のツボを押さえています。まーた、S気質な性格の妹で「この身体(陽太)なら光になんだってできるんだ」と強引に自分に迫る攻めの姿勢、寝てる隙にキスしようと思うも「今やるのは何か卑怯」と留まる純情さ。何もかも可愛い。

また、適度なあざとさも外せません。

12
外せません

着替え中に目隠しする兄に目隠しを取って「お兄ちゃんになら見てほしいんだから」とかどうなんですか!最高じゃないですか。

そんなこんなで終始ドタバタコメディするわけである。
それがいちいちストライクだからたまりません。

また、外せないのは織田さんの存在だろう。陽太が好きな女の子だったわけですが、実は織田さんは女の子が好きな娘であり、光を狙っていたのであった。入れ替わった陽太は、好きだった娘に押し倒されるっていうね。

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好きだった女の子に押し倒されちゃいました

肉食系女子ばかりです。設定と人間関係だけで色々と盛り過ぎです。二郎で油多め、野菜増し、豚増し、全部乗せを食べるぐらいの超濃厚に盛りまくりです。だが、それがいい!

1巻ラストの展開もいいです。テンポ良く進み飽きさせません。つまり一言で述べれば最高だって事です。2巻も楽しみすぎる。お勧め。

兄が妹で妹が兄で。(1) (KCx(ARIA))
車谷 晴子
講談社 (2012-08-07)