2月の漫画でも振り返ろう。

10位「君曜日 ─鉄道少女漫画(2)─
君曜日 ─鉄道少女漫画2─
中村明日美子
白泉社
中村明日美子先生の「鉄道少女漫画」シリーズの第二弾。でも、「君曜日」単体で完成しているので2巻という気はあまりしません。アコと小平の中学生同士のニヤニヤする直球ど真ん中の少女漫画である。少しずつ小平に惹かれていくアコの可愛さが凄い威力です。メイン2人だけでなく、脇役のキャラ立ちも素晴らしい。読後にほんわか幸せな気分になれます。
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「君曜日」やはり俺の青春はセーラー服!

9位「テラフォーマーズ(4)
熱い!4巻から火星で本格的な激闘が開始されますけど、これが熱いのなんの。進化したゴキブリに容赦なくバンバン殺される。重要人物に見えても容赦なく死ぬはドキドキ感が半端ない。ゴキブリの不快感に慣れてきたんだけど、今後もこの気持ち悪い印象を与え続けるか重要になりそうだ。つまりミッシェルさんの着替えシーンが素晴らしかった。

8位「きょうの思春期(2)
きょうの思春期(2) (KCデラックス)
こだくさん
講談社 (2013-02-22)
基本1ページで終わるショート・ショートのギャグ漫画。翔子さんと球拾い部の出番が比較的多いけど、他のキャラもそれぞれ斜めにキャラ立っていて魅力的です。ツボにハマると声出して笑いそうになる。言葉遊びと、不条理ワールドでノリノリのテンションが素晴らしい。球拾い部1年の佐藤由紀(この漫画の唯一の常識人)が可愛い。
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「きょうの思春期」この裏表紙が酷い!

7.5位「俺物語!! 3 (マーガレットコミックス)
まさに漢という武雄と大和の初々しい青春ストーリーが僕の心の琴線を鷲掴みにしますよ。読んでてニヤニヤするだけでなくほっこりさせてくれる。幼馴染の砂川もいい人すぎて、出てくるキャラみんないい人なのがいいね。大和の友人もいい人になっているし。海で2人で夕日を眺めるシーンが大好き。大和大好きだ!
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「俺物語!!」まさか、信じられません!シンクロ率が400%を超えています!

7位「ディアティア(2)マイディア
ディアティア2 マイディア
かずまこを
白泉社
桐ヶ谷が可愛すぎる!この赤面力は半端じゃありません。付き合いだした2人がいちいちお互いが赤面しまくって、読んでるこっちまで恥ずかしくなるっつーの。「マイディア」で最も破壊力があったのは桐ヶ谷のヤキモチでしょう。葉月との電話で「妬いてないよ!」と必死になってる姿の可愛さレベルがヤバイ。どう見ても妬いてます。本当にありがとうございました。
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「マイディア」桐ヶ谷の可愛さに尽きます

6位「七つの大罪(1)
七つの大罪(1) (講談社コミックス)
鈴木 央
講談社 (2013-02-15)
鈴木央先生、ジャンプ→サンデー→チャンピオン→マガジンと4大週刊少年誌を全て制覇!で、この「7つの大罪」がめがっさいい。ド直球のストレートをど真ん中に投げてきたというファンタジー漫画である。作者がこういうの描きたかったという思いが伝わってくる。1巻からしてスケールの大きさがビシビシ伝わってきます。お勧め!
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「七つの大罪」が期待大すぎる件

5位「ノ・ゾ・キ・ア・ナ(13)
「ノゾキアナ」完結である。最初はお互いの部屋を覗き合うという設定が背徳感あって惹きこまれたものですけど、終盤はストーリーに惹き込まれていました。エロ展開も大好きでしたけど、エロ無しでも十分面白いと思う。最後の大団円は胸が熱くなるってものです。
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「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」堂々の完結、ただの面白いお色気漫画…そう思ってた時期が俺にもありました

4位「それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)
11巻は恐怖それ町だ!収録されている内容がミステリーモノがほとんど。そんな中でも紺先輩の可愛さが光り輝いていると思う。もちろんエビちゃんも大好きです。紺先輩とエビちゃんの2大ヒロイン最高である。11巻も続いてるのにまったく飽きないダレない。何度も読み返してしまう魅力溢れる。しかし、なんちゃって最終回のエピソード収録されてないんだけど、あれも大人紺先輩が素晴らしかったので是非12巻で収録して欲しいものです。
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「それでも町は廻っている」心の家訓、一つ紺先輩は見た目も中身も可愛い!


3位「宇宙兄弟(20)
宇宙兄弟(20) (モーニング KC)
小山 宙哉
講談社 (2013-02-22)
おっさんがかっこいい漫画は名作である。「宇宙兄弟」に登場するおっさん達のかっこ良さは尋常ではない。震えるかっこ良さなんですよね。子供の頃からの夢を諦めずに邁進し続けてたのが20巻だ。ビンスとピコが新型月面着陸船の名前「リック」である。読んでて目頭が熱くなること。脳汁出る。少年の心を宿すおっさん、かっこいい。

2位「君は淫らな僕の女王 (ヤングジャンプコミックス)
散々話題となった「君は淫らな僕の女王」。これは面白かったですよ。1巻完結というのがすごくもったいない気もするんですが、1巻完結だからこその味わいがあります。頭おかしい(褒めてます)エロバカ漫画と見せかけて純愛をしてました。ピュアラブでしたよ。昴の一挙一動が可愛すぎるというものです。終盤の流れが秀逸で、昴視点で描かれたのが良かった。エッチな娘だった。
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「君は淫らな僕の女王」あんたのことなんてぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!

1位「無限の住人(30)
無限の住人(30) <完> (アフタヌーンKC)
沙村 広明
講談社 (2013-02-22)
「無限の住人」完結です。19年間にも及ぶ長期連載の着陸は見事という他ありません。一見すると大団円なのか?と思いますが、間違いなく大団円であると大声で主張したい。もはや終盤の第三勢力同士の闘いの熱度は鳥肌と脳汁がヤバイ。もったいないお化けが出るほどバンバン重要キャラが死んでいく。「熱い、燃える、震える」の三冠王達成ですよ。読了後に、カバーめくった表紙に胸が熱くなる。