スライムさんと勇者研究部(2) (スライムさんと勇者研究部 (2)) スライムさんと勇者研究部(1) (講談社コミックス)

昨今は勇者と魔王ものが色々と流行っていると思う。根底にあるのはやはり「ドラクエ」なんでしょうけど、それを下地にした作品がまあ面白いじゃないの。「スライムと勇者研究部」はその系統っちゃその系統なんだけど、別に勇者や魔王にスポットを当てたというわけではない。勇者や魔王は働かないし、政治経済を学ぶ事もない。というか魔王いねーしな!

2000年前にあった勇者と魔王の戦い。勝ったのは魔王だった!
魔物の血を引く現代の少女たちが、いつか復活するかもしれない勇者の脅威に対抗するために作った部活、それが勇者研究部!けれど、そんな勇者復活の危機もどこへやら、スライムさんこと今一仏子は、今日もゆるゆる部活ライフを満喫中♪

一巻の裏表紙より。
「スライムと勇者研究部」の世界は2000年前に勇者を倒したのが魔王であり、人類はモンスターの末裔なのであった。魔王の手により、魔物達に平和が訪れ、魔物達は徐々に魔物としての力を失っていった。でも、現代の若者の中から千人に1人の割合で魔物としての能力「魔物の宿命(モンスターサガ)」を目覚めさせる者が現れた。それは勇者の復活が近いからである。この漫画はモンスターサガに目覚めた少女達のゆるふわな日常漫画である。

主人公・仏子はモンスターサガに目覚めし少女。

6
仏子

スライムである
スライムって…。ドラクエで言えば、最初の敵モンスターでありLV1でも十分倒せてしまうあのスライムですか。LV3ぐらいになれば一撃で倒せちゃうし、経験値もお金も1~2で出てくると「ちっめんどくせぇ」と、道端に転がる石程度に邪魔と思うあのスライムですか。スライムなんてドラクエ5(唯一殺されそうになる)以外はモンスターとしての怖さもかけらもない雑魚かじゃないですか。

また名前の安直さも素晴らしいですね。
「一今仏子」の漢字を縦て組み合わせれば「スライム子」になるじゃありませんか。とはいえ、スライムさんと思ってあなどるなかれ。これが実に能力としても優れてるし、何より可愛い(これ重要)。

水と混ざるとスライムになってしまう仏子と、壁と混ざってゴーレムになれる日生先輩と、動物と混ざってキメラになる梅ちゃん。勇者研究部は基本この3人のマタッリ日常生活がメインであります。

7
梅ちゃん / 日生先輩

ふむ梅ちゃんも日生先輩も可愛いですね。
まさに女の子の可愛さは僕の心の琴線を鷲掴みにするレベルで良いです。またほのかなエロスというかフェチズムも素晴らしく、見えそうで見えないところをズバリと付いてきやがります。北斗神拳の如く、僕の秘孔をついてくるじゃありませんか!ムチムチな太ももが特にいいね。

また、各キャラが非常に立っている。
お世話焼きの日生先輩のお母さんっぷり、素直になれない(笑顔がトラウマな)梅ちゃん、そして天真爛漫で日生先輩ラブの仏子とキャラは立ってるし、見ていて楽しそうな日常である。2巻からはドラゴンの木龍栞も加わってさらに賑やかに煌びやかになるってもの。

8
さらに華やかになりました

可愛い女の子同士のキャキャウフフはいいね。リリンが生み出した文化の極みだよ。もうね「スライムと勇者研究部」のモンスター娘たちの可愛さに頬が緩んでヨダレ垂れ流すってもの。とはいえ「ゆる可愛さ」の一点突破というわけでもない。キャラ同士の掛け合いの妙や関係がなかなかどうして。

ゆる可愛らしい日常の中でも本質のシナリオ(?)は動いており、目覚める勇者や賢者(ていうか人類モンスターの末裔だよね?)など闘いは近いのかもしれません。なにより、勇者・山田勇作はスライムである仏子に恋をしているんですが、順調に日生先輩とフラグが立っているのも見逃せません。

9
勇者と日生先輩

これがなかなかどうして。
勘違い&思い違いでフラグを立てる。これ至高なり。
勇者は仏子に恋しているのに、気付けば日生先輩とフラグが立っているっているのは読んでて非常にニヤニヤできます。というか、そのうち日生先輩は勇者に恋しちゃうよねコレ。そうなると凄いキャラの関係が完成する

日生先輩→勇者→仏子→日生先輩

流しそうめんのような一方通行な恋愛相関図になりそうな予感。
これは美味しいぞ。野球で言えば全員がピッチャーである。キャッチャーがいない。誰も気持ちを受け止めてくれない。ヤバイな!オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!

しかし日生先輩が可愛さもキャラの立ちっぷりも抜きんでている
つまり総括すれば日生先輩まじ可愛い、ペロペロという単純で普遍的な結論が導かれる。それも仕方ない。だって圧倒的に可愛いのだかた。ゆえに僕らはただ叫べばいいのだ。

10
日生先輩

ブヒィィィィィィ!!