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さて…。

ワールドエンブリオ 10 (ヤングキングコミックス) ワールドエンブリオ 11 (ヤングキングコミックス)

ネーネ!
天音姉!
有栖川!
ペロペロ(^ω^)(挨拶)

待たせやがって!
「ワールドエンブリオ」10巻&11巻が発売されました。
1年以上ぶりの新刊である。正直に告白しよう。頭の悪い僕はもう細かい設定とか背景とかについていけていない。それでも十分楽しめる。手に汗握れる。ペロペロできる。だって凄い盛り上がりっぷりですよ。

9巻ラストが衝撃的だったんですけど、10巻&11巻もたまらんぜ。
クライマックスが近いのか勢いが留まる事を知りません。もはやかっぱえびせん状態(止められない止まらない)で一気読みしてしまいました。

リクがまあ王道主人公じゃないの。
落ち込んで絶望したと思ったら、見事に立ち直ったわけですけど、その展開が熱いのなんの。燃えるじゃねーか!もはやラストに向かって駆け抜けるのみという勢いの熱さ。12巻がラストらしいので、もはや最後まで見届けるのみと思えるほどグイグイ読ませられてしまいます。

また、成長したネーネにガッカリした諸兄も多い事でしょう。
そしたらね天音姉が出てきたー!

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柩姫の天音

以前にタカオが天音姉と同じ年齢に成長すると「天音」本人になるとか言ってたけど、本当だった。ネーネが天音姉になってしまったでござるの巻き。とはいえ、ネーネの人格もあり2人が共存しているといったところか。ネーネは消えてない。そして天音姉は、人類補完計画をやり出そうとするのであった。

「これはね、私の使命なの生まれたときから持っていた大事な使命
だから私がやるしかないの。みんなを、世界中を敵に回しても…」

どういう事なんだろう。
天音姉の出生は未だに謎なんだけど、やっぱり有栖川家の者なのでしょうか。8巻でマユを管理する三家、鷲尾家と鳳家が登場したけど有栖川家は表札ボロボロで老子もビックリしてました。有栖川家の者はどうなっているのか。天音姉が有栖川家の者なら言ってる事に辻褄が合うけど。まだまだ謎が多い。

1つだけ分かる事は成長したネーネ(天音姉)の乳のデカさだ。

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乳でけー

圧倒的なボリュームである。
なんという乳なのでしょう。レナ何個分だよ!

そうそうレナがね、またクソ可愛いのなんの。
告白した時はガッツポーズものですよ。さすがレナだ。可愛すぎる。

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レナ告白する

「あなたが好きだリク」
「パートナーとしてでなく…共犯者としうてでもなく…」

言った。感動すら覚えるカミカゼアタックである。
今までレナにペロペロし続けて良かったと思ったものです。だってどう考えてもレナこそが正妻じゃないですか。ラブがコメる展開に何度もニヤニヤしてきたものです。なのにレナったら「家族として」とか言いだしちゃうわけです。

いや家族としてでも、リクが父でレナが母でネーネが娘なので愛の告白と同義のはずなのに3人でいる時が好きだったので感謝の気持ちを伝えたかっただけとか言いだすのであった。「ただそれだけだ」ってなんだそれは!ちょっと切ないレナにドキンとしてしまう。

というか2つの家族をテーマにしているのもいいね。

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家族

ネーネにとっては、リクがパーパでレナがマーマで静流さんがバーバ。
天音姉にとっては、静流さんが姉でリクは弟。

レナは「彼女は私の家族だから、だから行ってきます」とネーネを取り戻す為に行く。リクは静流さんに「必ず家族として連れて帰る」と天音姉として連れて帰ると約束する。結局、ネーネも天音も家族としての居場所がそれぞれあるんだよね。どっちも連れて帰らなきゃハッピーエンドにはならないんだけど。どうやってまとめるんだろうか。

あと引っかかる点はレナは柩姫になるらしい。
以前にあった「その御魂を殺…"解き放つ"ことで私は自動的にマユに吸収される」「そうして私は柩姫になるのだ」というのを回収するのでしょうかね。御魂は死んだら自動的にマユに吸収されて柩姫になると述べられていましたけど。

何より怒涛の伏線回収っぷりは凄い。
9巻で「間違いない…静流さんは搾失反動だ!」と静流さんが搾失反動にかかっている事が判明したんですけど、誰の記憶を失っているのか。その相手が判明した。

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その相手

老師であった。本名、有栖川雫。
しかもこれ天音姉が消える1週間前だというのだからキナ臭さは半端ないです。「会いに来たんだ。生き残った赤ん坊に」と、18年前に既に誰もいなくなっていた有栖川家の生き残りなのだろうか。

【単行本派ネタバレ有り】
今月号で謎をほとんど語らず消滅してしまった天音姉。死に際にとんでもない事言い放っていた。本当は赤ん坊の時に死んでいた。天音姉は最初から柩姫だったという。人間だと思ってた天音姉は柩姫だったって、えぇー!?どういう事だよ。老子の「生き残った赤ん坊」という台詞と矛盾する。生き残ってないじゃん!死んでたんじゃん!一体何者なんだ天音姉。

しかし言われて納得出来る事もある。
だって18年前の回想の天音姉がね、とても年齢詐欺だもん。2年前に失踪した時に高校生だった天音姉、今は18~20歳でないとおかしい。なのに、18年前の回想の天音姉は0~2歳児のはずなんだけど、どう見ても4~6歳ぐらいですしね。おすし。

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どう見ても0~2歳児に見えない天音姉

なるほど柩姫だったと言われれば納得できる。

しかし疑問も残る。
だって天音姉最初から柩姫だったとしても、髪の毛が人間じゃん。柩姫特有の髪じゃない。どういう事なんだってばよ!

今は「起承転結」でいうところの「結」でしょう。
怒涛の展開に圧倒されるばかりです。個人的に「ワールドエンブリオ」のキモは女の子の可愛さに他ならない。もうね、出てくる娘が僕のストライクすぎるんですよ。なんてことないモブキャラですらペロペロ出来るから恐ろしい。

個人的に最も僕の心の琴線を鷲掴みにしたのは姫川さんです。
総括すれば姫川さん最高という単純にして不変の結論になる。

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姫川さん

ブヒィィィィィィィィィィ!!

12巻が最終巻になるようなので、それまでに全巻読んできっちりと復習しておきたいところですね。僕自身細かいところついていけてないので、最終巻までには全巻読み返して総括できるようにしておこう。とにかくラストに向けての盛り上がりが半端ないです。12巻が最終巻である。あと1巻か…最後まで見届けよう!

ワールドエンブリオ 11巻ドラマCD付き特装版
森山大輔
少年画報社 (2013-05-30)

ワールドエンブリオ 10巻ドラマCD付き特装版
森山大輔
少年画報社 (2013-05-30)