実は私は 1 (少年チャンピオン・コミックス)

「実は私は」1巻が発売されました。
吸血鬼ラブコメである。週刊少年チャンピオン連載の「実は私は」というラブコメがようやく単行本化されました。これね面白いんですよ。1巻のコミック裏表紙の説明は以下の通りである。

可愛いアノ娘は吸血鬼!!
片想いの白神さんの正体は吸血鬼!彼女の秘密を守る決意をした隠しごとのできない朝陽のスリリングな恋の行方は!?楽しく、不器用、吸血鬼ラブコメ!!

主人公の朝陽はウソがつけないというかモロに顔に出る男。ウソがつけないというか隠し事が出来ない。ついたあだ名が、「穴の開いたザル」通称「アナザル」である。そんな彼はクラスメイトの白神さんに密かに片想い(周りからはモロバレだけど)していた。「殺(フ)られる前に殺(コク)れ」という友人のアドバイスを聞き、告白する事を決意。いつも教室に遅くまで残る白川さんにカミカゼ特攻をしようとしたら…?

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告白しようとしたら

!?

なんか羽とキバが生えているんですけど。
しかもコウモリ飛んでるし…。なにこれ?

ミステリアスで人とあんまり話さない白神さんは吸血鬼だったのであった。「…見た?」と顔を真っ赤にして涙目の白神さんが可愛い。しかも素は関西弁。普段のミステリアスな白神さんとのギャップが可愛すぎる。朝陽も吸血鬼だったことより、素の白神さんが強烈であったようだ。「私、その…吸血鬼で」と言われて「めちゃくちゃ可愛いです」とキッパリである。

しかし、正体がバレてしまった白神さんは学校を去らなければいけないのでした。そこで隠し事の出来ない「アナザル」朝陽は「秘密がバレたことを秘密にすればいい!」と提案し、絶対に誰にも言えない秘密を隠す事になるのであった…。

なにより特筆すべきは白神さんの可愛さでしょう。

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白神さん

笑顔も可愛い、泣き顔も可愛い、シリアスな顔も可愛い、ご飯食べてる時も可愛い…すべて可愛い。なんといっても表情の豊かさがピカイチだよね。白神さんのコロコロ変わる表情は見ていて飽きないというか元気にさせてくれる。1話の頃の無表情な白神さんはどこへやら。だがそれがいい。生き生きしてるその表情が魅力的です。

話も活力がドタバタコメディであります。
コメディ色強めですけど、もちろんラブ色もある。
この漫画の真骨頂は委員長が登場してからにある。5話「真面目に授業を受けよう!」以降は加速度的にその面白さが跳ね上がる。この委員長(宇宙人)が、実は去年朝陽が好きだった娘で「殺(コク)る前に殺(フラ)れている」相手である。しかし、当の委員長は朝陽が白神が好きな事に釈然としない。面白くない。

そんなわけで怒るわけです。
ズバリ、ヤキモチである。これぞラブコメ特有の奥義ですね。
この委員長がまたニヤニヤさせてくれるわけですよ。

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ニヤニヤ

あの時、ほっ本当に
私のことが好きだったのかと聞いているんだっ

なに言っちゃってるのこの娘!
思わず口走った台詞に冷静に「いきなり、なんてことを質問してるんだっ!?私はっ」とノンストップで畳み掛けてきやがります。否が応でも頬が緩むというものです。また委員長も白神さん同様に表情豊か…というか、ラブコメ赤面的な意味では白神さん以上の顔芸を見せてくれます。

委員長は実に素晴らしいキャラである。
そのカラ回りっぷりには見事としか言いようがありません。
可愛いと断言するのに些かの躊躇もないわ!

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委員長

「断じて浮ついた感情ではない」と言いつつどう見ても浮ついてます。というかどう見ても恋する片想いのソレなのが実に僕の心の琴線に触れてきやがります。

しかも、委員長のおかげで白神さんとのラブのコメりっぷりも進むってもんです。委員長はリアクションも花丸だね。白神さんの正体がバレた時も、うっかり自分の正体バレちゃったりアホな子を地で行く。まあ白神さんもアホな子なんだけど。というかアホな子しかいないんだけど。アホな子はアホなほど可愛いといいますが、まさにその通り。アホっぷりは最高だぜ。

笑えるコメディ色強めでラブはそれほどないんですけど、今後の展開に期待が高まるというものです。