皆さん!大変です!
とにかくまずは見て下さい!!

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HE IS BACK!!!!!!!! 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』連載再開決定!!!!!!

冨樫先生が帰ってくる!!

寅「誰だこいつ?」
卯「ハンターハンター作者よ、ジャンプ読者の正解率99%ォ~」
辰「he is back?連載再会決定?おいおい」
巳「詳細は22・23合併号ってまさか…」

―というわけで「ハンターハンター」は全ジャンプ読者の夢を背負い!週刊少年ジャンプへの復活を、ここに宣言しまホイ!やっぱり、冨樫先生!ジャンプ最大禁忌の絶対不可侵休載マン!!

丑「ジャンプで1人だけ手抜きや休載し放題を始めてもう何でもありとなり。アンケート人気の打ち切り不可侵漫画となったのが十数年前…!」

戌「冨樫先生は2年前『冨樫史上最も頑張った革命』と言われた30週連続掲載を機に完全冬眠へシフトした。その際、反動からしばらく帰って来ないと予想されたけど。2年眠って再出発したわけね」

午「30週連続掲載ってジャンプ作家なら普通だろ…」

辰「たしかにこれは大変なニュースだな」

集えハンター読者!
読もう!新編・暗黒大陸編を!
必ず冨樫先生が描いてくれる!!

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↑揺れるジャンプ読者の図

しかし2年か…。
待たせやがって。

私は、「ハンターハンター」は蟻編でインフレ化が激しくて終わると思ってましたもん。ジンに会ったし、「この世界はとてつもなく大きな世界のほんの一部」とか言われた時は俺達の戦いはこれからだENDになるかと思ったら、風呂敷さらに広げて続くんですもん。読者の期待も最高潮に達したところで、冨樫先生は長い眠りについちゃうんだもん。本当に待たせやがって!

やはり新大陸は期待大よね。
そんな中で、私が個人的に最も注目してるのはパリストンである。

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パリストン

ネテロ亡き後の会長選を散々引っかき回し、ジンと同じく他の十二支んとは別次元で会長選というゲームを楽しみ、会長になったら即辞任して十二支んを脱退という斜め上を行っていた男である。

どういうわけか、ネテロ会長の息子を名乗るビヨンド=ネテロのもとにいる所で休載に入っちゃったからね。なんでいるの?新大陸に興味あるの?私、気になります。

パリストンといえば、東ゴルトーから約5000個のマユを回収し、ワンピースのカイドウ海賊団もビックリな全員念能力のキメラを所有しているからね。これでどうやって遊ぶつもりなんでしょう。

パリストンの特徴は、その薄気味悪い無機質な作り笑いが印象的です。表情だけでなく、言動もあからさまに作っていました。チードルはパリストンを以下のように評していました。

「何でコイツが話すと…こんなに感情が逆立つのだろう。わかってる、わかるからだ。コイツが全く本心をさらけ出してないことが…!」

そうなのだ。
パリストンは本性をさらけ出さないのである。
具体的に戦闘能力がどれくらいなのかも今のところ分からない。
言動も表情もまったく本性をさらけ出さないのである。

だがしかーし!
そんなパリストンが作中で本性をさらけ出した(ように見えた)シーンは2つだけある。1つは会長選をほぼ筋書き通りに終えて敵としてジンを「信じますよ!決まってるじゃないですか!」と述べた時と、会長に就任するも即辞任してチードルが激おこプンプン丸になった時である。

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これは流石に本心(たぶん)

「…ボクはね、会長になりたくて副会長を引き受けたんじゃない
会長のジャマがしたかっただけ…
ネテロさんはね、ボクが面白い茶々を入れると本当に嬉しそうに困ってた…もっと会長と遊びたかったなァ

本性をさらけ出さない事に定評のあるパリストンの本音だろう。別にハンターの会長職にもまったく拘っていなかったのだ。その証拠に即辞任した。ただ会長を困らせたかっただけなのだ。もっと会長と遊びたかったのである。そして悲しみの表情(たぶん素)。

思い返せば、キメラアント編の序盤から副会長が邪魔してると語られていた。十二支んの連中は会長ですらパリストンを御し切れなかったと言っていた。見当外れもいいところである。当のネテロ会長がなぜ、パリストンを副会長に任命したのかと言えば…。

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ネテロ

「せっかく自分が使命出来るのにイエスマンじゃつまらんだろ?」
「ワシが最も苦手なタイプ」
ワシが側に置いときたいのはそんな奴じゃよ

会長の選択は間違いだったと残った人々は言う。
だがしかーし!当のネテロ会長はパリストンの茶々入れが本当に嬉しかったのである。面白かったのである。ネテロは蟻の強大さを聞き「この歳で挑戦者か」と本気で笑ったり、メルエムとの戦いで敗色濃い難敵に全霊を以て臨むことに感謝し、歯が立たずに楽しむなど、ネテロはそういう男であった

邪魔されて楽しむネテロ会長
茶々入れを楽しむパリストン副会長


思い返せば、2人は理想的な関係の会長&副会長だったよね。
そういえば、ジンは会長選挙でパリストンこそ会長の意志を継いでいると評していた。

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パリストンがネテロの意志を継いでいる

「今残ってる4人でネテロの意志を継いでるのはパリストンだけだ」

ネテロの意志?そいつの答えは簡単だ。「楽しむ」である。
パリストンはただ楽しみたかっただけなのである。それこそ前会長のネテロの意志である。というかそれがハンターって職業であろう。

ジンも欲しいものは目の前にない「何か」と言っていた。目的ではないのである。大切なモノは欲しいものより先に来た。これこそ「ハンターハンター」の真髄よ。道中を楽しむことこそである、と。そいつがハンター である。

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大切なものは欲しいものより先に手に入れた

ジンは王墓の「真実」という目的でハンターになった。
しかし、その目的を達成した事よりも嬉しかった事は一緒に王墓の真実を知りたかった10人位の仲間と握手した時だった、と。目的だった王墓の真実など「ただのおまけ」だったのである。道中を楽しんだ事こそ大切であったのである。ネテロも同じである。道中を楽しむ男で、それこそが大切なものである。

そしてパリストン。この男も紛れも無く一流の道中を楽しむハンターよ。ネテロの意志を継ぐ男なり。目的などどうでもいい大切な過程を楽しむ。ネテロのいないハンター協会など面白くないよね。闇側の人間?5000人のキメラ?新大陸?ビヨンド=ネテロのもとで何を企む?知らんがな。パリストンに何の目的があるかなど重要でない。ただ一つ分かる。パリストンは全力で道中を楽しむであろう。敵役っぽいけど、楽しい楽しい過程が道中が待っていることであろう。想像しただけで胸が熱くなるぜ!


HUNTER×HUNTER 32 (ジャンプコミックス) Kindle版(1)
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