4月の漫画を振り返ろう。

10位「アルテ(1)
アルテ 1 (ゼノンコミックス) アルテ(1)
著作:大久保圭

16世紀初頭・フィレンツェ。 芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。 そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。 女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。

貴族のお嬢様が画家を目指す。しかし、時はルネッサンス情熱時代で芸術全盛期なるも女性差別が蔓延っている。そんな中で必死に頑張るアルお嬢様が奮闘する姿に胸が熱くなるってものです。特に、衣装や小物の描き込みなど目を見張ります。「乙嫁語」「ジゼル・アラン」が好きな人なら気に入るであろう、と。あと、1巻ラストにラブがコメりそうな予感をさせるもの個人的にツボです。
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9位「女子かう生(1)
女子かう生(1) (アクションコミックス) 女子かう生(1)
著者:若井ケン

喋らなくてもカワイイ! サイレント女子高生漫画! ! 残念美人のももこを中心に、クール系メガネのしぶみ&癒し系ちびっ子まゆみの3人で過ごす楽しい高校生活を、セリフ無しの「絵」と「擬音」だけで描いちゃいました。

女子高生ももこの日常を台詞無しで綴ったサイレント漫画。最初に読んだ時は「今日のあすかショー」のオマージュかなと思いましたが、友人2人が登場して3人で話を転がしだしてからはなかなかどうして。可愛い3人の日常と、ほっこりするエピソードがなかなかどうしてよ。これも確かな青春物語であります。
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「女子かう生」可愛くて、おもしろい。そして、グッとくる。

8位「To LOVEる ダークネス(10)

To LOVEる―とらぶる― ダークネス 10 (ジャンプコミックス) To LOVEる ダークネス(10)
著者:矢吹健太朗

Kindle版1巻:To LOVEるダークネス カラー版(1)
Kindle版2巻:To LOVEるダークネス カラー版(2)
Kindle版3巻:To LOVEるダークネス カラー版(3)
Kindle版4巻:To LOVEるダークネス カラー版(4)
Kindle版5巻:To LOVEるダークネス カラー版(5)
Kindle版6巻:To LOVEるダークネス カラー版(6)
Kindle版7巻:To LOVEるダークネス カラー版(7)
Kindle版8巻:To LOVEるダークネス カラー版(8)
Kindle版9巻:To LOVEるダークネス カラー版(9)

BUHIYYYYYYYYYY!!
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7位「蟹に誘われて

蟹に誘われて (書籍扱い楽園コミックス) 蟹に誘われて

著書:panpanya

注目の新人作家が「楽園」コミックスに初登場。「楽園」本誌&web増刊で発表した作品に同人誌発表作や日記など含めたっぷりとpanpanyaワールドをご堪能下さい。

素晴らしい!実に素晴らしい世界観である。こういう着眼点で世を見ている人がいるんだなと思わせてくれる、どこか懐かしさのある少し不思議なSFワールドでクセになりますね。鉛筆で描いたような登場人物とリアルな背景のミスマッチ。それでいて、救いがあるのが最高ですね。シニカルなのにコミカルな世界。こいつは最高ですぞ。
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6位「アルスラーン戦記(1)

アルスラーン戦記(1) (少年マガジンコミックス) アルスラーン戦記(1)
アルスラーン戦記(2)
Kindle版:アルスラーン戦記(1)(2)
著書:荒川弘
強国「パルス」の王子・アルスラーンは、いまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻。激動の英雄譚、開幕!!

やばい!くっそ面白い。荒川弘先生のこういうの読みたかったんだよというのがここにある。私は原作未読なんですけど、最高に楽しめましたね。好奇心旺盛で世間知らずのアルスラーン王子の成長を描くのでしょうが、これがなかなかどうしてよ。非常に続きが気になる上に、テーマも深くて何度も読み返してしまうというものです。お勧めです。
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5位「GIANT KILLING(31)/」

GIANT KILLING(31) (モーニングKC) GIANT KILLING(31)/限定版東北人魂

著者:ツジトモ

新生ETUが臨む次なる相手は名古屋グランパレス。カマセ犬と思ってた不破率いる名古屋が追い詰められたチームの底力を見せるのである。

達海の熱い想いを胸にETUは生まれ変わった。新生ETUの次なる相手は名古屋グランパレス。この試合が、個人的には作中のベストバウトといってもいいぐらいのガッチガチの超燃え試合を展開するのである。踏み台のカマセだと思っていた不破監督を筆頭に、ベテラン川瀬など後が無い名古屋の底力が胸熱すぎる。雨の中の大死闘がはじまる。
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4位「Spotted Flower(1)

Spotted Flower 1 (楽園コミックス) Spotted Flower(1)
著作:木尾士目

「げんしけん」の作者による甘くて苦いオタクな旦那と非オタクな奥様のセキララな新婚日記。コスプレ好きな大学時代の友人も加わって大騒ぎな毎日です。カバー他描きおろし多数。

げんしけんであった「そんな未来…」がここにある。一般人で妊娠中の奥さんとオタクの旦那さんのイチャコラ作品。この夫婦がどう見ても「げんしけん」の斑目と咲ちゃんというね。「げんしけん」好きなら最高の「if」世界であります。モチのロンで「げんしけん」知らなくても楽しめます。夜の営みのアレやコレなどセキララな夫婦生活は大変素晴らしいです。
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3位「ゲート自衛隊彼の地にて、斯く戦えり(4)

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 4 (アルファポリスCOMICS) ゲート自衛隊彼の地にて、斯く戦えり(4)
ゲート自衛隊彼の地にて、斯く戦えり(3)
ゲート自衛隊彼の地にて、斯く戦えり(2)
ゲート自衛隊彼の地にて、斯く戦えり(1)
著書:柳内たくみ
漫画:竿尾 悟
20××年、夏―白昼の東京・銀座に突如、「異世界への門」が現れた。中から出てきたのは軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側である「特地」へと踏み込んだ――。

中世ヨーロッパ的なファンタジー世界VS自衛隊。こいつは最高に面白いですね。詳細な世界観と設定や政治上のあれこれなど読んでて唸るレベルで構築されています。なによりもストーリーが本当に面白い。テンポよく物語は進むし、理解しやすいのでコミック版しか読んでませんが最高と断ずるに些かの躊躇もないわ!
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2位「ib -インスタントバレット-(1)

ib -インスタントバレット- (1) 世界の終わりとボーイ・ミーツ・ガール (電撃コミックスNEXT) ib -インスタントバレット-(1)
ib -インスタントバレット-(2)
Kindle版ib -インスタントバレット-(1)
Kindle版ib -インスタントバレット-(2)
著書:赤坂アカ
やさしくなりたい、優しくない人々
「悪意」を力の根源とする、世界を壊すこともできる魔法-ib-を手に入れたクロは、同じくibを使える者たちと出会う。しかし、お互いの主張を認め合えなかったクロたちは、対立し――。

中二病的なバトルロワイヤル漫画なんですけど、そのシナリオ回しが圧巻であるといえますね。インスタントバレットという魔法のような特殊能力を持つ20人の異常者のバトルロワイヤルなのですけど、こいつが最高に続きが気になって仕方がないという上手い話の転がし方なのです。邪道のようで王道でやっぱ邪道。果たして地球を滅ぼすのは誰だ?二転三転するシナリオは芸術の域ですらあります。超おすすめです。
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1位「銀河パトロール ジャコ

銀河パトロール ジャコ 特装版 (ジャンプコミックス) 銀河パトロール ジャコ 特装版
銀河パトロール ジャコ
著者:鳥山明

銀河の平和を守るパトロール隊員が地球の小島に不時着した!彼の名はジャコ、超エリートらしい…。工学博士の大盛というお爺さんと知り合って、宇宙船の修理をしてもらうのだが、大騒動を次々と巻きお越し!?

「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の鳥山明先生が久々にジャンプで連載させたのがこの「銀河パトロールジャコ」です。まさに鳥山明先生の真髄がこれでもかと発揮していると言っていいでしょう。「ドラゴンボール」に続く前日譚でありながらも、この「ジャコ」だけで一つの世界観が完成しています。何度も読み返してしまう鳥山明ワールドがここにある。
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