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「働かないふたり」、ニートという勝ち組
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2014年05月24日

働きたくない!(挨拶)
「働かないふたり」(吉田覚)1巻が発売されました。どんな漫画かといえば、ニート兄妹のぐーたらな日常を描いた作品である。元々、作者の個人ブログで発表してたものが人気となり、WEBくらげバンチで連載となったもの。
作者の個人ブログで圧倒的支持を得たニート兄妹漫画が待望のコミックス化!!
秀才な兄と、対人恐怖症な妹。働く気ゼロのアホ兄妹によるぐーたら日常漫画。
秀才な兄と、対人恐怖症な妹。働く気ゼロのアホ兄妹によるぐーたら日常漫画。
兄・守(無職)と妹・春子(無職)が有り余る時間を、だらだら~っと過ごすだけです。普通に面白いです。読んでて、脳みそ空っぽにしてゆるゆるふわふわする系。まずは公式サイトで試し読みすべし。
<まずは試し読み>
・くらげバンチ「働かないふたり」
無駄に秀才の兄、対人恐怖症で精神年齢低い春子ニートエンジョイ生活である。ただただ天地自然の理のまま、ぼけーっと読むのに最適の漫画じゃないでしょうか。もうのっけから脳みそゆるゆるです。

脳みそゆるゆるになるぅ
妹がお兄ちゃんを起こすドラマ(?)に触発されて実際にやってみたの図。「お兄ちゃん朝だよぉ起きてえ」「お兄ちゃんはこれから寝るところだよ」「私も最近は寝るの朝の9時くらい」の流れが素晴らしい。開始わずか2ページで読者の心をガッチリキャッチです。
「働かないふたり」の面白いのは会話のテンポの良さなり。
基本的構成はニート兄妹がのダラダラと家で過ごす日常生活なんですけど、2人の会話のテンポの良さは素晴らしいね。まあ、殆ど話す内容が本当にクソどうでもいい話なんだけど。

クソどうでもいい話を繰り広げる兄妹
しかし、よくもまあ、クソどうでもいい話をテンポよくリズミカルに展開できるものだなぁ…と、感心するというか、呆れるというか、尊敬するというか。ゲームやドロップやテレビやら、どうでもいい事をどうでもいいネタで、だらだら話す兄妹の小気味いい会話の妙よ。
金なし、職なし、甲斐性なしのニートですから。あるのは暇な時間だけなんですけど、どうやって暇な時間を過ごすかといえば、それが凄く楽しそうなのね。充実したニート生活ですよ。あれ、この兄妹リア充じゃんとすら思えるから不思議だ。
まあ、頭を空っぽにして、ボケーッと読むには最高です。
個人的に一番笑ったのは母親と春子の会話でしょうか。

日本人とうまくしゃべれないのに…外国人と話すための勉強をするの?
ゆるゆるな中でたまに破壊力抜群のギャグが炸裂するのもあなどれません。本当に会話が素晴らしいのである。あまりにも、テンポよくリズミカルな会話をポンポン繰り広げるものですから、短歌や俳句を聞いてるような心地よさすらあります。
別にニートであることに悲壮感もなく、暗くならない。ネガティブにならないのはいいね。楽しい生活じゃないですか。ニートなのに後ろめたさもなく、充実した毎日。兄妹揃って無職だけど、堂々と上を向いて歩いてます。むしろ、働かない事を誇ってもいいレベル。
何よりも、個人的に一番のキモは妹・春子の可愛さ。
精神年齢低く、対人恐怖症で、何をやってもダメダメな、ニートの中でもヒエラルキー最底辺です。だがしかーし!春子最大の武器は「お兄ちゃん大好き」に尽きるでしょう。滲み出るお兄ちゃん大好きオーラ。人としては最低辺でも、妹としては最高頂です。

最高の妹がここにいた
春子が可愛い。
その可愛さたるやね。最も私の心の琴線を鷲掴みにしたのは語尾に「~だよぉ」とかトロい喋り方。じわじわくる。鳳凰幻魔拳のように脳の中枢がやられるというか。「働かないふたり」は会話のテンポが面白いんですけど、春子のトロい喋りはリズミカルな会話をいい感じに味付けしてくれます。これが最高なのである。
つまり、総括するとおしっこ我慢する春子が可愛かった、と。

おしっこを我慢
ブラボー!!
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働かないふたり(1))
著者:吉田覚 作者の個人ブログで圧倒的支持を得たニート兄妹漫画が待望のコミックス化!! 秀才な兄と、対人恐怖症な妹。働く気ゼロのアホ兄妹によるぐーたら日常漫画。 |