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週刊少年サンデー26号

新連載「ノゾ×キミ」

待ってたんだー!!
今週の週刊少年サンデー(26号)から「ノゾ×キミ 2年生編」(本名ワコウ)が新連載。はい、サンデー読者の約8割が待ちに待った新連載ではないかと思います。ズバリ、近年のサンデーにはラブコメ漫画が足りていませんでした。ちょっとエッチなら尚良し。軽く読めるエロ&ラブコメを切望してたんだってばよ。

いや、まあ、「ハヤテのごとく!」とか「神のみぞ知るセカイ」とかがそういう役割を担ってはいました。しかし長期連載となり大長編漫画となってしまいましたので、ライトに読めるラブコメとしては敷居が高くなったかな、と。そこで本名ワコウ先生の「ノゾ×キミ」の投入は素直に喜びたいところ。もともとサンデーS増刊で連載してたものが進級と合わせる形で週刊少年サンデー本紙での連載となりました。
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「ノゾ×キミ」が、どういう漫画なのか説明しましょう。

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「ノゾ×キミ」とは…

こういう漫画です説明終わり)。

まあ、設定としては女子更衣室のロッカーに閉じ込められてしまった主人公・須賀キミオがヒロイン・小峰ノゾミに救われたもの、それをネタに「自分見せ合いっこしましょ」と半分脅される形で、マンションの向かい部屋同士で素のままのお互いを見せ合いっこする…というもの。

はい、ぶっちゃけ「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」とほとんど同じ設定である。
「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」がお互いの私生活やあんな事やこんな事を覗き見し合うというゾクゾクするような背徳感とドキドキするスリル満載で切なさをスパイスさせ、キモはエロスにハァハァしたものですが、それを少年誌用にアレンジしたのがこの「ノゾ×キミ」である。
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「ノゾ×キミ」は背徳感やスリルやエロを無くした「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」といったところです。それらを無くしていったい何が残るんだろうと思わなくもないですけど。あ、大事なものがありました。パンツです

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大事なもの

ふむ。なかなかどうしてよ。
良いパンツではないでしょうか。柔らかさと暖かさを兼ね揃えた理想的なパンツであると思いますね。最近はサンデーでラブ&エロコメが求められたのも相まって、私の心の琴線に触れるパンツでありました。

また、ラブコメを謳うからにはラブがコメる展開にも期待したいところであります。ノゾミは今まで胸がドキドキした事がないんだけど、女子更衣室で着替え中に主人公を見てドキドキしてしまい、その原因究明の為に「自分見せ合いっこ」を始めることになったわけで、そのドキドキの原因を見つける事が出来るのでしょうか。

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ドキがムネムネ

今後のラブがコメる方向にも期待したいところ。
なんにしても、サラッと読めるお色気シーンやラブコメをサンデーでは渇望していましたので、スポンジが水を吸うごとく頬をニヤニヤと緩め、ヨダレを垂らしながら楽しめました。

この手のラブ&エロコメというのはカップラーメンのようなものですからね。お手軽で美味しいんです。質は高くないけど、気軽に楽しむというものです。それがいいのだ。つっても、サービスシーンやヒロインの可愛さが自分に合わなきゃ「内容がない」と斎藤一の悪・即・斬のように一刀両断、逆に合えば「夢と希望がある」となるのだ。

僕的には心の琴線に触れましたね。
まあ、細かい事はいいんです。叫びましょう!魂から!

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叫びましょう!

ブヒィィィィィィィィィィ!!

ノゾ×キミ(1) (少年サンデーコミックス) ノゾ×キミ(3)
kindle:ノゾ×キミ(1)
kindle:ノゾ×キミ(2)
著者:本名ワコウ
同じマンションに住み、高校で同じクラスのノゾミとキミオ。ささいなきっかけから、二人は「自分見せ合いっこ」を始めることに…!ちょっぴりマイルドだけどドキドキは健在、高校を舞台に繰り広げられる、もうひとつの覗き合いライフ─ちょっと“覗き見”しませんか…?

ノ・ゾ・キ・ア・ナ(1) (ビッグコミックス) kindle:ノ・ゾ・キ・ア・ナ(1) / (2) / (3) / (4) / (5) / (6) / (7) / (8) / (9) / (10) / (11) / (12) / (13)
著者:本名ワコウ
春から専門学校へ通うために、上京してきた城戸龍彦。新生活が始まったかと思いきや、部屋の壁に小さな穴を見つけ、しかもその穴から時々視線を感じるような気がして落ち着かない。同級生の米山と飲み明かした夜、その穴から光が漏れていることに気付き覗いてみると、向こう側からも女性が覗き返してきて…?