夏！夏といえば甲子園！
もちろん甲子園だけでなくプロ野球も夏からペナントレースは一気に面白くなってきますしね。夏はビール片手に野球観戦ですよ。それが夏のエンジョイライフ。そんなわけで野球漫画10選を紹介。

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『グラゼニ』

グラゼニ＝“グラウンドには 銭が埋まっている”!!下は240万円から、上は数億まで。格付けが、年俸によって完全に決められている超格差社会・プロ野球。凡田夏之介（ぼんだ・な つのすけ）は高卒でプロ入りした8年目の中継ぎ投手。左腕でサイドスローという一風変わった武器と、全球団の1軍選手の年俸をソラで言えるという不思議な 特技で、厳しい世界を必死でサバイバる！

プロ野球を「銭金」に焦点を当てて描いた異色の野球漫画なり。よくスポーツニュースで話題になる契約更改など、華々しいプロ野球で銭金という僕等がかなり興味あった痒いところを見事に描く。プロ野球の試合までのアングルなど、週刊プロレスのプロ野球バージョンって感じでめったくそ面白いで。今なら1巻＆2巻キンドルで無料ですので未読なら是非！
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『キャプテン』

まったく無名の墨谷二中の野球部に、野球の名門・青葉学院から一人の転校生が入部した。谷口タカオ、二年生。だが実は、谷口は青葉では二軍の補欠だったのだ。大きすぎる期待と実力とのギャップに悩む谷口は…!?

オレ内部の野球漫画のNO1にして殿堂入り作品なり。未読なら人生大損レベルです。初代キャプテンの谷口、二代目丸井、三代目イガラシ、四代目近藤…と世代が変わる度に主人公も変わるんだけど、どの世代も見どころ満載である。胸に熱いものが込み上げてくるだろう。野球漫画の最高傑作ですよ。一番好きなのは二代目の丸井の青葉戦。

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『プレイボール』

高に入学した谷口は、中学時代、全国野球大会で優勝の経験を持つ。しかし、その時の骨折が原因で、指が曲がり、ボールが投げられなくなってしまった。野球への情熱を捨て切れないまま、サッカー部の勧誘を受けるが…!?

『キャプテン』の初代キャプテン・谷口の高校編。『キャプテン』と合わせて読みたい傑作。年が進むごとに、墨谷二中の後輩が続々と入学してくる。終盤はこの面子ならば甲子園に行けるのではと思うも未完なり。とはいえ、野球漫画の面白さは折り紙つき。『キャプテン』同様に胸に響くで！

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『MAJOR』

父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎！！友達の寿也君とリトルリーグに挑戦！？

『MAJOR』は人生！
茂野吾郎の幼稚園時代にはじまり、リトル、中学、高校（海堂＆聖秀）を得て、ようやくタイトル通りメジャーへ。まあアメリカ行ってからも、マイナーやW杯と長いんだけど。野球漫画の最長連載であり、全ての年代で名試合がある。海堂時代の寺門「俺はまだ走れるぞ！」→ベンチ外は伝説！

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『MAJOR 2nd』

吾郎の息子・大吾は、才能のなさと二世の重圧から、ドルフィンズをやめていた。だが野球を諦めていた小6の大吾の元へ、一人の転校生が現れる。佐藤寿也の息子と名乗る光の登場で、大吾の野球人生が大きく変わり始め…？

初代メジャー最終回で満田先生はサンデーバックステージで「あれ？なんかこのまま吾郎ジュニアで『メジャー2』とかできなくもないんじゃね？」 とネタとして述べておられたが、それが現実になる！吾郎の息子・大吾が主人公ながら野球の才能無し。今後の展開しだいですけど、ポジションといい凄く面白くなりそう。あと、登場すればほぼ毎回パンツを見せる泉ちゃんもグッド。期待大。

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『MIX』

新連載予告発表以来、日本中で話題となったあだち充新連載「ＭＩＸ」。全あだちファン待望のコミックス第１巻がついに発売！
舞台は明青学園。同年同月同日に生まれた同い年の兄弟とひとつ違いの妹。上杉兄弟の伝説から２６年、運命の兄弟は今再び明青学園の扉を開く。そして、物語は始まる―――

『タッチ』の続編…というかタッチから26年後の明青学園が舞台。スローテンポながら読ませてくれます。タッチのキャラだけでなく、『みゆき』のキャラも登場し、さながらあだち充オールスターって感じ。野球、青春、ラブコメ、ムフ…全てある。
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『ラストイニング』

関東某県にある彩珠学院高校野球部は、甲子園初出場で初優勝を果たした過去がある。しかし現在は毎年1、2回戦での敗退続き。元野球部監督の狭山校長は13年前の部員で、現在は悪徳商法で留置所に入っている鳩ケ谷を訪ね、新監督に就くよう依頼するが…。汗と涙ぁ…そんなモンいらねぇ！かつて名門、今は弱小の私立彩珠学院高校野球部にやってきた問題児監督・鳩ケ谷圭輔が、硬直しきった高校球界の常識を変える！！

当時は珍しかった監督目線の高校野球漫画。論理的（に見える）で思わず「なるほど…」と唸ること請け合い。采配や戦略の説得力は凄いの一言。ラストはタイトル通りラストイニングであり胸が熱くなる。個人的には美里ゆり子がお気に入り。

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『ダイヤのＡ 』

中学全国大会を目標としてい た沢村栄純（さわむら・えいじゅん）。最後の大会は自らの暴投で敗退してしまう。仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門、青道高校野球部からスカウ トが来る。見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに！名キャッチャーの呼び声高い御幸一也との出会いが沢村の高校野球への情熱を目覚めさせる!!

名門野球部のリアル（と思わせる）野球部の描写。なによりも1年夏の大会の面白さは伝説級。私は『スラムダンク』に匹敵する熱さだったと思う。都大会決勝の市大三高戦はまじで手に汗握る目頭が大洪水するレベルの神試合だった。しかし、最近は丁寧に描きすぎじゃないか。スローテンポすぎる。
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『おおきく振りかぶって』

県外の高校に進学した卑屈で 弱気なピッチャー・三橋廉(みはし・れん)。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員１年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創 設まもない野球部だった！オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら！読むとためになり、しかも血沸き肉躍り涙す る。絶対に面白い本格高校野球漫画！

本格派な高校野球漫画なり。弱小＆少人数ながら勝つためのメソッドがつまってる。はやい球が投げられなくてもピッチャーが9分割して投げれれば打ち取れるとか唸るレベルの説得力がある。試合も丁寧でコミックでまとめて読むと最高に熱い。連載で読むと点差を忘れる事もある（おい）。

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『幕張』

千葉県の幕張にある高校の野球部を舞台に、３度の飯よりおっぱいが好きな塩田鉄人（しおだ・てつひと）とロリコンで変態な奈良重雄（なら・しげお）が活躍する青春下ネタギャグコメディ。幕張南高校の野球部に仕方なく入部した塩田と奈良は、生徒に手を出した野球部監督・野村（のむら）を脅迫してファミレスで飯を奢らせる。しかし、野村は財布を落としてしまい、塩田達は勘定をどうするかで奇策をめぐらす……！？

野球部です。